【悪魔と助産婦】「タルムード」金言集(10話/37話) 解説
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『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』(集英社 著者:石角完爾氏)に載っている37の説話について、1つのnoteで1話ずつ紹介していくで。
その際に、「説話の解説」と「教訓」、「現代の日本での活かし方」を書いたで。俺は、説話を聞いて、現実生活で活かしてこそ意味があると思うねんな。良ければ、参考にしてな。
それでは早速説話の解説から行くで。
【悪魔と助産婦】説話の解説
教訓
人のためにお金を使えば、長く幸せになれる
「不相応な大金は、人がくれると言っても手にしてはいけない」
「不相応に贅沢で豪華な食事を振る舞われても、決して口にはしてはいけない」
「貧しい人のために寄付をしなければ、悪いことに引き込まれて幸せにはなれない」
これがこの話の教訓やねん。
今回の説話においても、助産婦は、袋いっぱいの金貨を辞退し、銅貨1枚だけを受け取った。ここで受け取らなければ、その助産婦自身が悪魔(不幸)になっていた。
また村のラバイが、葬式で豪華な食事を食べていたならば、悪魔になってしまっていただろう。
さらには、モヘル(手術をする人)が割札手術をした際には、悪魔から助言があり、その後はチェダカ(寄付)をするようになり、悪魔(不幸)になることはなかった。
多くの人は、仕事で報酬をもらう際に、同じことをした時、1万円か1千円だと1万円を選ぶことが多いと思うねん。もちろんコンサル業など、その対価が相手にとって満足しているのなら、それでもいいかもしれんな。
ただ多くの人にとって、1万円をもらう方がありがたいとそう感じるからついついもらってしまうやろな。
また贅沢なご飯に関してもそうやと思うで。特に女性が男性に奢られる時は、高めの場所を要求したりすることもあるやろうな。ただ、男性の懐具合もしっかりと観察できる女性の方がより一緒にいたいと思われると思うで。
また寄付の習慣は、続けていくと「相手に自分が価値提供できている」という自尊心が育つから、どんどん相手に与えていくようになるんや。それはお金だけじゃなくて、知識や経験などがそうやねん。
そうするとそれを受け取った相手は、価値を感じてさらにお金を報酬として分け与えるもんやと思うねん。
結果的に、「人のためにお金を使えば、長く幸せになれる」ということや。これがユダヤ人が肝に銘じている、お金に関する原則やねん。
現代の日本での活かし方
ここからは、この話を「現代の日本で活かすとしたらどうするべきか」を話して行くで。
この「悪魔と助産師」の話を現代の日本で活かすのであれば「お金の奴隷にならずに、人々にお金を分け与えるように生活しなさい」ということや。
なぜなら、人生の目的はお金を稼ぐことではなくて、幸せになることやからや。
もちろん幸せになるために、お金も大事やで。お金がなかったら、衣食住もままならんし、自分の子供を健康的に育てていくことも難しいやろ。
ただ、「お金のために何でもする」という生き方が本当に幸せになれるんやろか。
今までの自分の身の回りを見ても、お金を稼ぐことだけを必死にやってきた人は幸せには見えなかった。(ネットワークビジネスの人など)
現代の日本での活かし方の具体例を出すと、
をするべきやと思うねん。1に関して言うとな、実際人が商品を買って喜ぶ時は、その商品の価値が自分の期待を超えていた時やねん。
だからこそ、常に顧客目線で商品のことを考え、相手の期待を超えることを目指さなあかん。相手の期待を超えると、満足感も上がって、リピートしてもらえる。結果的に、その人が生涯で自分に払ってくれる報酬も多くなるからな。
また2に関して言うとな、今自分も収入の1%を寄付に回しておる。自分だけじゃなくて、有名なところで言うと、石油王のジョン・ロックフェラーなんかも貧しい頃から収入の10分の1を寄付に回しておったそうや。
自分の感想として、寄付に回すと、心が穏やかになると思うねん。そして人に分け与えるのが楽しい、幸せだと自然と感じるようになってきてる。自分はそんなことはないと思うかもしれんけど、実際3ヶ月も続けてみたら、何かしら幸福感を感じられると思うで。
結果的に、ビジネスでも人間関係でも、人に何かを価値提供できる人が一番、多くの物を報酬として受け取れる傾向にあるんや。
だからこそ「人のためにお金を使えば、長く幸せになれる」というのは真なりやねん。
まとめ
今回は、『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』(集英社 著者:石角完爾)に載っている37の説話の1つとして、
【悪魔と助産師】
を紹介したで。
今回の教訓は、【人のためにお金を使えば、長く幸せになれる】やったな。
「不相応な大金は、人がくれると言っても手にしてはいけない」
「不相応に贅沢で豪華な食事を振る舞われても、決して口にはしてはいけない」
「貧しい人のために寄付をしなければ、悪いことに引き込まれて幸せにはなれない」
これがこの話の教訓やねん。
また説話を聞いて、それで終わってしまっていてはもったいないと思うで。説話を活かすためにも、是非「現代の日本での活かし方」を参考にして、行動してみてな。
もし不明な点があれば、コメント欄での質問も待ってるで。
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最後まで見てもろて本当にありがとうな。
また次の記事で会おな。
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