どうも、おっさんずヌイ活動については#01で読んで欲しい臘月院ですこんにちは。今回はついに、家具です。弟ぬいのソファを作った時の記事です。今や弟ぬいの、他のぬいやフィギュアの上に君臨する玉座として鎮座しているらしいです。

これなあ、初めに云ってしまうけど、椅子の座面にするような柔らかくて粗い芯材を買ってしまったから大変だったんです。近くのユザワヤの中で一番理想に近かったんだけど試し張りとかしてみたら、やわやわで。断面がたがたで。なので。一面一面、ボンドを染み込ませて張り固めながら造りました。乾燥に時間掛かりましたね。

表地は黒のオックスフォード生地で、カバーなんかをゆくゆく作っても合うようにシンプルにしました。

弟ぬいの各ポーズをすべて採寸してあるので寝転ぶこともできます。こちらが完成品に載った弟ぬい。サンレモンさんのキトン「猫春」です。帽子や服は今迄の記事で書いてるから見てね。

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制作過程順にいきますと。切り出すとこまでは良かったんですが、切ったら断面ががたがたになるほど柔らかくて。タッカー打ちで簡単に済ませようと思ってたのが大仕事になっちゃいました。

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で、ボンドで固めてゆく方向にしたらこれが大変で大変で。見ての通り、これ各パーツの底面を一日やって、固まったところで、側面やってるとこですね。地道な作業です。これを根気よくやりました。

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折り返し部分など綺麗にぴんと貼るにはやや引っ張り気味に待ち針を刺して固定。

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ここまでで、底面一回、側面長辺一回、短辺の折り返し一回、とやってるので、一日乾かす日を置いたとしても一週間近く掛かっています。毎日やってるわけでもないしなあ。因みにカドの折り込みも本格的に、アイロンで折り目つけて角度を揃えてます。

そして裏張りをする部分もアイロンで作ってボンドで固めつつ貼り付けます。オックスフォード生地なので細い待ち針くらい刺しても平気です。

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これで各パーツができました。

はいはいはい、家にある適当な重しをして張り合わせて圧着しますよ。なんで全部コーヒー豆乳1リットルパックやねんて。はい、当時大量に通販で箱買いしてたんです。まあ、1キロありますから重しとしては程よかったです。うっかり崩さないようにいつもの和裁ボードを立てて囲いにしてますね。

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ね。

こういうふうに書くと簡単そうで賞。実は手間暇かかった作品で賞ですよ。

前回の「寝具!寝具!寝具!」に続き、ついに家具にまで手を出してしまいましたね。初めは帽子だけだったのに、服を作り出し、小物を作り、家具まで造った。さてさて、どこまでゆくのやら、おっさんずヌイ活動。

これが仕上がりそのもの。

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ソファだけ見てもかわいくないので、ではもう一度弟ぬいと。

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すっかりくつろいでますね。

大変だったけど造って良かった。

相変わらず我々に愛されてるね、弟ぬい。これはでも、弟ぬいのごしゅじんに持ち帰らせるのが大変でした。因みに兄ぬいも座れるんですが、ネタ写真しかないので、このへんで。

真似してみたい人がいたら参考にしてね。採寸とか裁断とか張り固めの方法は自分で考えてね。説明しようがないしする気もないから。では!

20191108

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