はい、おっさんずヌイ活動#01で概要は見てね。朧月院です。#05と#12に出て来た単衣の解きがまたまた登場です。これ洋風にも見えるよなと思って。パートナーさんが自宅で視ていた衛星放送かなにかでケットシーやら色々知ってしまった弟ぬい、サンレモンさんのキトン黒猫ですが、「ねえねえ!僕も黒猫なら魔猫になれるんじゃない!猫の魔王になりたい!」と云ったとか云わないとか、ってことで「ちび魔猫フルコーデ」作りました。今回は服だけじゃなくて小物も多いです。隠したところで出来ない人は出来ないと思うので全体公開でどーんといきます。

先ず、仕上がり。

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アイテム別にいきますね。

眼帯は秘密の型紙に隻眼屋さんのテクで穴を開けて紐を通したもので、確かこれはパンクスセットの時に作ったんじゃなかったかな。

帽子は同じ生地を適当な大きさに適当に切って適当に革ボンドで固める。ドレスハットなのでクラウン部は閉じてます。この辺はキャリアとしか云い様がないのでセツメーしない。

ステッキと服ですね。あと。

まず服。

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今回の型紙は襟がポイントです。魔王襟。付け方はこうなります。

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このしつけで綴じてるところを、さかさま同士に合わせて更にしつけをかけてからステッチします。さかさま同士って分からない?分かるよね。襟が立つようにするわけですから、裁縫経験があれば猶更分かるよね。

こうなる。魔王カラーの立ち方。襟以外は普通に二枚仕立ての中表をひっくり返してステッチを当てただけの本体です。芯は貼ってません。そしていつもの鍵ホック留めですね。

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きれーに魔王襟です。

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あ、付け方の分かる写真出てきました。まあさかさまに付けるんだよ普通の襟とは。

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なにやら手持ち無沙汰そうですが小物を待っている様です。しかし小物は一週間程掛かったのでその間一旦帰っていてもらいました。

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さて小物です。

大物はステッキですね。っとその前に帽子のメイキング在ったので載せておきます。

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見たまんまです。

ではステッキ。なのですが、実は写真が少ないかも知れない。取敢えず、菜箸を鋸で切って棒部分を作ってるところ。この作業台ふと思いついて作ったのですが最後のレジン乾燥までできて便利でした。当時まだレジンのUVライト持ってなかったのだっけな。まあ、菜箸を切断して右上に見えている塗料でムラ風に塗っていきます。

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っと、いきなり仕上がりになってしまいました。途中写真がなかった。確かこれを固めたくてUVライト導入した気がする。

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手順で説明すると。あ、写真あったので上げていきます。

樹脂粘土にシルバーのアクリルを混ぜたもので大まかな上下のパーツを棒に盛る。あとはひたすら乾かすのとやするので形を整える。整ったら再度シルバーのアクリルでコートする。これくら盛っちゃってOK。やするからOK。

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アクリルが混ざっている樹脂粘土は柔らかいので形が崩れない様固定して乾かします。下色をつけるだけでなく、その分乾燥時間も長くなるので、盛ったり削ったり整えたりフレキシブルになります。前々から使ってるちょっとした裏技。

そしてこうなる。

そーです、レジンコーティングです。棒の部分も全部だよ。シルバーの部分は塗装済みかな、この時点で。

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ここからは結局途中からは導入したUVライトを使ったと思うので、それで写真がないんかも。

再度仕上げを見てみましょー。

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ブレてますね。結構しゅっとした形なんですけど。で、何が云いたいかってと樹脂粘土にレジンかけて固めたらどうなるかって話。見た目はつやつや硬質、でも樹脂粘土にもよりますが弾力のあるものを使ったので、もちっとして、ぬいの手にも優しい。はずです。

因みに大きさこのくらい。

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そんなわけで後日ステッキと帽子をあげて、無事にちび魔猫になれた弟ぬい君でした。小魔物感すごい。絶対に本人の希望する猫魔王じゃないよこれ。でもご満悦のようなので良かったです。

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良い子だからせいぜいえへんえへんと威張ってなさい、弟ぬいよ。パートナーさんの家の他の生物型のものには、この子は偉そうらしいです。しかし末っ子だから許されていることに本猫は気付いていないのでありました。よかったね弟ぬいの猫春くん。ちび魔猫になりました。おしまい。

20191217

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