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被爆ピアノコンサートーー命の大切さを奏でる音色、戦争・震災を忘れないで

2024年3月9日(土)、近江八幡の「近江八幡文化会館」にて、被爆ピアノコンサートが開催されます。

被爆ピアノって?

 被爆ピアノ(ひばくピアノ)は、1945年8月の日本への原子爆弾投下によって被爆したピアノです。現在、日本国内には広島に9台、長崎に1台、仙台に1台が確認されています。
 このピアノは原爆投下の時に民家などで被爆したのを修復し、現在に原爆の恐ろしさや命の大切さを伝えるため大切に保管・利用されています。
 その中の一つ、「宇品ピアノ」と呼ばれる被爆ピアノは、爆心地から約3kmの宇品の民家で被爆し、その後1998年に被爆者団体からピアノ調律師の矢川さんへ託され、のちに2017年ノーベル平和賞コンサートで用いられました。

被爆ピアノコンサートへぜひお越しください!

会場はこちら

近江八幡駅北口より徒歩で約10分

 原爆の爆風で傷つきながらも、永い年月を乗り越えた「被爆ピアノ」。
 傷を負ったピアノだから、奏でることのできる音楽や伝えられるメッセージがあります。
 今なお世界で続く戦争、そして自然災害に苦しむ人達のことを忘れず、平和やいのちのたいせつさ、尊さについて今一度考えるきっかけとなるでしょう。


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