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#40.おにぎりをラップなしで握る

プラスチックフリーを目指して、我が家では炊いたごはんの冷凍保存に晒を使っています。

どうも晒で包んだだけで長期間冷凍庫に入れると、冷凍焼けして一部固くなるようで、結局包んだのを4つくらいまとめてリユースのチャック袋に入れることにしています。
プラスチック袋で悔しいのですが、直接食品に触れなければまだましかと思って。

ひと月に一回以上購入する、ミックスナッツ1㎏の空き袋。
これを二つ折りに畳んで冷凍庫に入れると、取り出した時にはけっこう霜がついています。ご飯は熱いうちに冷凍したほうがおいしいという情報に素直に従っていますが、実際どうなのか。

完全プラスチックフリーにするには、いくつかまとめて入れられる大きさの蓋つき缶があればいいと思うので、いつか手元にやってくるまでじっと待つことにします。

先日は夫が冷凍たい焼きをレンジで温めるのに、濡らした晒を使っていて感動。そんな工夫ができる人だったなんて。ゼロウェイストに関してはクールなので、些細なこともうれしくなります。

そして今度はおにぎりを握ってみました。
こちらも晒で包んだ冷凍ご飯をチンして、その晒を使って握ります。

熱々ご飯ですが、手で持ってもぜんぜん熱くない。
脱ラップにより、手で直接おにぎりを握っていた時は、熱いし手を濡らしたり塩をつけたり煩雑だしそれなのに手のひらにご飯粒がくっつくしで早々におにぎりを諦めました。
が、これは快適。ふにゃふにゃのラップより握りやすいです。
もともと冷凍に使っていた晒なので洗濯物が増えないのもまたよし。

手で直接握る時よりまとめやすいので、ぎゅうぎゅう力を入れなくても大丈夫。ふんわりした握り加減がかないます。

握った後の晒にもご飯粒はまったくくっつきません。
晒がなにかと使い心地がよくて、とても重宝しています。

昔は晒が基本で、洗濯や取り回しなどの不便を補うためにラップフィルムが生まれ、そのラップフィルムが環境や身体に悪いことが分かって原点回帰…
基本を知らないわたしがただ再発見をして喜んでいるだけなのですが。

わたしは洗濯乾燥機(電気)を使って洗濯を楽している分、使い捨てラップより晒を使うことで、便利とエコをいいとこ取り。どうしても洗濯を自分ではできないので、これがわたしのバランスだという気がしています。

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