突然思い出しました。
高校生の私、ちょっといかれていたのでは？って。

高校生って結構大人になったなって自分では思ってた。
大学生は本当に大人だから仲良くなった教授や講師の方とごはん行ったり飲みにいったり先生との距離がちかかった。

高校生ってすごい中途半端なたちいち。
子どもじゃないんだからと言われたと思うと、急に｢高校生らしく｣と背伸びをすることを咎められたり。

高校二年生の時の担任がちょっと変わってて話しやすかった。
数学の先生だったんだけれどなんかにやにやしてて、くねくねしてて、でも怒るとちゃんと｢先生｣みたいな。

私の｢このひと突っ込んでも大丈夫センサー｣がめちゃくちゃ点灯した。

先生は猫を飼っていて、授業中も休み時間も一緒に暮らしている猫の話をうれしそうにしてた。幸せそうだった。

｢先生は猫しか愛せないんですよね！！！｣
｢ヤバい！先生変態！！！｣

……こういうの、言って大丈夫なやつだったのか……
休み時間先生が席の近くにくるとつかまえて話した。笑
私はこの先生に対して失礼な生徒だったと思う。でも怒られたことなかった。

先生も
｢○○(私のなまえ)は変態｣
って良く言ってきたから痛み分けなんだと思う。(違う)

私は数学の良さがわからなくて本当に数学だけ勉強しなかった。授業だけでカバーしようとしてたけど、そのうち授業さえ白昼夢をみるようになってぜーんぜん内容を聞いてなかった。数学のテストの点数だけおかしいくらい低くて赤点をとった。

極めつけは8点をとった。笑 

｢先生！！絶対留年したくない。親に怒られちゃう。ダメなの数学だけだからどうにかしてくださいお願いします。｣
こんなときだけ敬語をつかう。笑

｢先生！！○ちゃんと三年生でも同じクラスにしてほしい。絶対同じクラスにしてほしい。｣
○ちゃんと私は社会の選択が別だから同じクラスになることはほぼなかった。

そんな話を笑って聞いてくれた。

私は三年生になれた。
数学がとても良い評価になってた。

○ちゃんとも同じクラスになれた。ミラクルがおこった。

この二つを叶えてくれた先生。
やってやったぞ！
とか押し付けがましく言うこともなく。
三年生になったら数学が違う先生になって先生とは話さなくなった。

その後大学生になってから先生とみんなで
飲みに行ったり。ゆるく不思議な先生だった。

私、大学受験で数学使わなきゃいけなかったので、三年生になってから３ヶ月だけ塾に通って、そこの塾の数学の先生が一緒に授業終わっても残ってくれて、アイスも毎回くれて、笑、なんと90点まで取れるようになった。
やればできるこ。笑

高校時代は二人の数学の先生に助けてもらった。数学嫌いだったのに。

高校二年の時の担任の先生元気かな……
もう、緊急車両の車庫の前にバイクで停車してる所を、出動した緊急車両に巻き込まれてひかれるとかそんなこと二度とならないで長生きしてほしい。

猫と楽しく暮らしていてほしい。

今、保護者になって考えると、子どもと先生の距離感って離れてる。
これが普通なのかな。
自分の子どもがわたしみたいに振る舞ってたら怒るわ。笑