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愛知CL51位 ミライドンのすゝめ

はじめまして、ぱわーどぜっとんと申します。

2/25、2/26に開催されたポケモンカード、愛知CLのスタンダードレギュレーションに参加してきました。

当たり運にもデッキにも助けられ、14戦11勝3敗で最終結果51位という成績で終えることができ、今までの大会で最も好成績を残すことができました。

実際のカード群
画像版


戦績はこちら。
DAY1は7-2で予選上がり。
DAY2は4-1で最終51位でした。

そこで今回は私がミライドンというデッキの構築理由、回す時の考え方や、環境デッキとの戦い方をnoteの記事にしました。

頭の中の考えを文字にするのが不慣れなため、読みにくいかもしれませんが、ミライドンを使いたい・ミライドンに興味がある方に読んでいただければ幸いです。


ミライドンの強み

ミライドンの強力な点から。
ミライドンは特性のタンデムユニットで、デッキの雷ポケモンを2体もベンチに展開できます。ミライドンでまたミライドン+1体を呼んで…とベンチが一瞬で埋まります。また、雷ポケモン前提ではありますが、対戦相手のデッキに合わせて必要なポケモンを準備できるというのが非常に優秀です。さらにデッキをすぐに確認できるため、サイド落ちしているカードの把握をして展開も考えやすいです。

あとはエレキジェネレーターというぶっ壊れグッズ。このカードの存在により、重い3エネルギーの技も1ターンで打つことも可能です。

さらにはレジエレキVMAXの特性、トランジスタによりミライドンのパワーも上げることが可能で、レジエレキVMAX2体でフォトンブラスターは280まで上がり、Vstarもワンパンできます。

ロスト相手のキュワワーやウッウなど、大きなダメージを出さなくても良い相手ならレジエレキVのスイッチボルトや、レントラーVのスナイプファングで倒しながら妨害も可能です。


まとめると、アタッカー自身が盤面を作り上げることができ、火力を上げることも可能で、妨害も備えている強力なデッキ、それがミライドンexです。

ミライドンの弱み


では次に弱い点です。

盤面形成能力は全デッキトップレベルです。ですが、エネルギー供給手段はどうしてもエレキジェネレーター頼りになります。エレキジェネレーターでエネルギーを一気に付けたいがためにエネルギーが多めのデッキになってしまいます。となると勿論手札事故が起きやすいデッキでもあるわけで、ミライドンで盤面展開ができたはいいが、手札に基本エネルギーしかない…という事もわりとあります。自分がジャッジマンを使い自分が大事故を起こすなんて試合も。

また、上手く展開をしても最終的にはエレキジェネレーターの運頼りになる事が多いため、そこが好きになれないという人も一定数いるのではないでし
ょうか。私はガチャが大好きです


そして、ミライドンは器用に動けるデッキではありません。
少し説明が難しいため、ミライドン使いなら確実に1度は起きるパターンを見てみましょう。



手札二枚。前にはミライドン。ライコウVが前に立ち、攻撃をしたい盤面です。手札二枚で博士の研究は打つとして、ここで手張りどっちにするんや問題が発生します。

①ミライドンに手張りした場合
裏目:エレキジェネレーターが引けないと、ライコウが確実に攻撃できなくなる。

②ライコウに手張りした場合
裏目:ビーチコート、あなぬけのヒモが引けないとライコウが前に出れない。

③どちらにも手張りせず、博士を使う
裏目:エレキジェネレーター+ビーチコート、エレキジェネレーター+基本エネルギー、ビーチコート+基本エネルギーのどれかのパターンを引けなかった場合

と、いう3パターンがあります。
仮に前に出ているポケモンがレジエレキの場合、レジエレキVMAXに進化すれば逃げ0で逃げられるため、②のパターンの確率が高めなどなど…デッキの枚数と今どのパターンが一番確率が高いのかということを常に考えていかないといけません。


簡単にまとめましたがこんなところです。ポケモンカードにはどうしても裏目というものがありますが、ミライドンは、それがより多いデッキだと感じます。


採用カードの説明

ここからは採用カードの説明です。

ミライドンex 4
最初は3枚で回してました。しかし、ネストボールが2枚入れていることがとても弱く感じたため、ミライドン3ネストボール2だったのをミライドン4ネストボール1に変更しました。不意のセイボリーもある程度ケアできます。ネストボールが弱いという点で1枚の理由については後述。

レジエレキV 4
最大枚数。多ければ多いほど強いです。CL14回戦中10回ぐらいコイツスタートじゃなかったかなと思えるぐらいスタートしました。上でも述べたように、このデッキのレジエレキVスタートは2ターン目に進化し、逃げ0で動きやすいのでエレキスタートは普通に嬉しいです。


レジエレキVMAX 4
こちらも最大枚数。進化ポケモンに触れるカードが少なかったり、博士を多用したりするこのデッキでは4入れたほうが動きやすいです。余談ですが、ベルト+レジエレキ4+フォトンブラスターでアイアンローリングしたヌメルゴンまで破壊可能です。

レントラーV 2
DAY2のMVP。対ロスト戦において非常に重要なポケモンです。スナイプファングは勿論、下の技のラジエートパルスで相手のギラティナをマヒさせて勝利した試合もありました。ありがとうレントラー。

ライコウV 1
後手を捲るのに超重要ポケモン。レジエレキ、ミライドンが3エネからしか殴れないため、2エネで打てるライトニングロンドの軽さは非常に助かり、ミライドンのタンデムユニットとの相性も抜群です。また、事故が多いこのデッキにおいて特性の1ドローも非常に優秀。2枚にしていいレベル。

ドラピオンV 1
説明不要のミュウキラー。このデッキではミュウVMAXをミライドンでもワンパンが可能なので3-3で取りにいくプランもしっかりと見据えて使いましょう。スタートはするんじゃない

エレキジェネレーター 4
脱法ピーピーマックス。ただの博打といえばそれまでですが、タンデムユニットやハイパーボールで先にポケモンを抱えて山を圧縮し、2ヒットの確率を上げるプレイングは当たり前のことながら非常に大事です。ポケモンやられたらまずはタンデムユニットを意識していきましょう。それで山見たらデッキトップ5枚にエネ2枚ってことはよくあります

ハイパーボール 4 
ミライドン、レジエレキVMAX、ミュウ戦にドラピオンを持ってこれる万能グッズ。手札にエネルギーや展開済のポケモンが余ることは多いのであまり切るカードに困ることは無いです。最大枚数にしました。

ネストボール 1
ミライドン、ドラピオンを呼び寄せるカード。スタートがミライドンではなく、ペパーでミライドンに触るカードがハイパーボールだとさすがに手札消費が厳しい場面もあるかなと感じ、保険として1枚の採用です。
正直このデッキのネストボールはあまり強くないので最低限の枚数にしたかったです。クレッフィ0枚の説明部分に詳しく書いてあります。

あなぬけのひも 2
相手のクレッフィを退かしたり、前のポケモン無視して後ろを取る場合に。ミライドンもレジエレキVMAXも連続で技が使えないポケモンのため逃がす手段としても重要です。
逃げは0になりますがルール上2回逃げができないため入れ替えグッズはもう少し欲しい気もしました。

森の封印石 1
Vstarパワーは使わないため万能サーチの封印石を。対一撃ルギアの切り札として空の封印石を採用すべきだったと途中で感じました。
2枚欲しかったですが枠の都合で1枚。

こだわりベルト 1
Vstarの280ラインをレジエレキVMAX1体でもワンパンできるように採用しました。特にレジエレキVMAXをワンパンしてくるギラティナ戦で重要なカードです。

おはらいグローブ 1
レントラーに付けてキュワワーをレジエレキVMAX1体+スナイプファングでわからせるパターンと、ミライドンに付けてレジエレキVMAX2体+フォトンブラスターでミュウVMAXをわからせるパターンを想定して採用。当たることはなかったですが、上位に上がっていたサーナイトにも役割持ててました。

博士の研究 4
このデッキは事故も多いため最大枚数。シンプルに強い。タンデムユニット後に博士の研究を使えれば山札の質は良くなってる状態で引けるのが強み。

ボスの指令 2
こちらもシンプルに強いカード。1試合に1度打てればいいかなの精神で2枚にしました。初手に博士と一緒に来ると困る。

セレナ 2
最初はセイボリーでしたが、引き出し兼事故った時の保険でセレナにしました。今思い返すと1度しか使わなかったので他のカードでも良かったかもしれません。好みでどうぞ。

ペパー 2
令和のデンジ。エレキジェネレーター+森の封印石で実質ジェネレーター2枚サーチや、おはらいグローブ・ベルトなど必要な物を確定で触れる万能サポート。4は多すぎ、1は少なすぎる。2か3で悩み2枚に。これから登場する新しいどうぐで強いのが出れば出るほど評価が高くなりますね。

ジャッジマン 3
マリィ無き今、相手の手札干渉ができる数少ないカード。ジャッジマン+スナイプファングは相手の事故を引き起こせる無限の勝ち筋です。ロストと戦う場合はどの状況でも意識していきましょう。貴重な1ターンを貰えることもあります。
しかし自分が事故を引き起こすこともよーーくあるので、序盤に盤面が作れていない状況で、博士とジャッジマンを持っていたら迷わず博士を使いましょう。自分のジャッジマンで手札が雷エネ4枚になり死にかけた試合がありました


ビーチコート 3
雪道ミュウが流行りだし、スタジアムを2枚以下にするのは非常に厳しいため3枚に。1枚をシンオウ神殿や崩れたスタジアムにしても良かったですが、このデッキがピン刺しのスタジアムを良いタイミングで引けるとは思えず、素直にビーチコート3にしました。

雷エネルギー 14
ここは完全に好みです。13でもいいし15でもいい。13だったらジェネレーターヒット率は下がりますが枠ができ、15はヒット率は上がるが事故率、枠も増加します。


ではここからは不採用のカード、特にクレッフィについて私の考えを書きます。

ミライドンのクレッフィについて

今のミライドンにはクレッフィが1、2枚ほど入っている構築が多いかと思いますが、今回私の構築には0にしています。
クレッフィには様々なメリットがありますが、それ以上にデメリットの方が多いと考えています。そのことを書いていきたいと思います。今回のnoteで一番見てほしい部分でもあります。

・クレッフィ入のメリット

強力な特性により、クレッフィが入っているとロスト関連のデッキやミュウに対してメタを張れます。特にレジエレキVの「スイッチボルト」で攻撃しながらクレッフィに変われるという動きが強力です。
ロスト戦ではレジエレキVMAXの特性「トランジスタ」でスイッチボルトのダメージを60・90と上げることができるのでキュワワー・ウッウ・ヤミラミを倒しながらクレッフィを押し付けることができます。


・クレッフィ入のデメリット


①デッキに不純物が多く混ざる

ミライドンexのもっとも優れている所は、ベンチ展開が本人で完結している点です。しかしクレッフィは超タイプなので勿論特性「タンデムユニット」で呼ぶことができません。となるとクレッフィを呼ぶにはハイパーボール、ネストボールが必要になります。そこで問題になるのがネストボールです。

ミライドンが特性で盤面を形成できた状態でのネストボールは中盤、終盤で非常に邪魔なカードになってしまいます。クレッフィがあまり効かないデッキと当たった場合は、クレッフィを置かずタンデムユニットでベンチ5体を埋めることになるので、その瞬間デッキに入れてあるネストボールは全て邪魔なカードになります。
上でも述べたように、ミライドンは器用なデッキではありません。自分のジャッジマンで自分が事故を起こす事があるデッキです。その為にも、できる限り不純物を入れるべきではないと考えています。

②サイドレースが非常に不利になる

デッキの構築をV、VMAX,exだけにしているミライドンの優れている点はサイドレースの組み立て方です。前に出て攻撃するポケモンのミライドンex、ライコウV、レントラーV、レジエレキVは倒されるとサイド2枚取られるポケモンで、レジエレキVMAXのみ3枚取られるポケモンです。
最初にアタッカーになったV、exポケモンが倒されて相手残りサイドが4にさせると、2-2-2、2-3-2、2-2-3の取り方しかできず、レジエレキVMAXを倒した場合の3枚取りのメリットが1つもありません。そのため、3枚サイドを取られるHP310のレジエレキVMAXを状況によって壁にすることも問題ないことになります。
ところがクレッフィを1枚入れてしまってると、この優位性が消えることになってしまいます。
対ギラティナ戦が1番わかりやすいのですが、
1.アタッカーが倒される(残りサイド4)
2.レジエレキVMAXをスターレクイエム、もしくはベルト+ロストインパクトで倒される(残りサイド1)
3.ヤミラミのロストマインに対してクレッフィの逃げ場がなく負け確定

もしくは
1.アタッカーが倒される(残りサイド4)
2.クレッフィが倒される(残りサイド3)
3.残りサイド3なのでどの状況でもレジエレキVMAXが引き出されスターレクイエムという負け筋が永遠に付きまとう

という展開になりがちです。
クレッフィがいるんだからロストゾーン増加を止めている…と思いきやアクロマの実験やアビスシークで思ったよりロストゾーンが伸びていくのがギラティナの恐ろしいところ。


以上の点を踏まえても、ミライドンにクレッフィを入れるのはメリット以上にデメリットが多いと感じ、枚数を0にしました。

最後に個人の感覚による考えなのですが、ミライドンは相手にメタを張るのではなく、強ムーヴを相手に押し付けるデッキだと思っています



そらをとぶピカチュウVについて


クレッフィはデッキに入れるべきではないと判断しましたが、難しかったのはピカチュウの方でした。ロストに強いというのは勿論、ピカチュウはタンデムユニットで持ってこれますし、何よりピカチュウが最も優れている所は弱点が闘ではない点です。一撃ルギア戦のイシヘンジンをケアできる数少ないポケモンです。
しかし、愛知CLは予選9回戦、本戦5回戦で勝ち上がればトーナメントにもなる試合の中で、ピカチュウライン1-1を入れるというのは絶対に必要な試合でサイド落ちをすると考えました。(ちなみに1-1ラインのどちらかがサイド落ちする確率は20%ほどです。)
単純に3試合以上はサイド落ちしてもおかしくないため採用するのを恐れました。

しかし、その結果予選の一撃ルギアには、最高の動きをしてなお敗北したため、サイド落ちの事を考えずにピカチュウラインを入れていればトーナメントにまで上がれたのかもしれません。

ルギアを重くみるならピカチュウは採用。ただクレッフィはどの場合でもやはり採用すべきではない。

というのが試合を終え、振り返ってみての感想でした。


レントラーVについて


とはいえ対ロスト戦に強いカードを0枚にするのはさすがに厳しいと感じ、様々なカードを考えた結果、白羽の矢が立ったのがレントラーVでした。
スナイプファングで相手の手札を見てトレーナーズを落とすというのは単純明快に強く、ウッウが110点を刻んできたら、レジエレキVMAX1体+スナイプファングで弱点込でワンパン、キュワワー・ヤミラミにはジャッジマン+レジエレキVMAX2体(おはらいグローブ)+スナイプファングを当てに行くのがロストに対しての解答でした。

更にレントラーを後押ししたのが、空の封印石の存在でした。
自分が使うのではなく、ロストバレットに入っている空の封印石に対しての回答です。

ミュウにおける「森」の封印石は、引いたらとりあえずゲノセクトに貼ってその後の展開ができますが、ロストバレットは空の封印石をとりあえずその辺のポケモンに付けて…という動きができません。ロストバレットがVを置くタイミングというのは、必ずそのVで殴りにいくターンのみです。そのため、そのタイミングが来るまでは、空の封印石は手札にキープして置かないといけません。
と、いうことは結果、スナイプファングで狩り取る事が可能です。ガラルサンダー入りのロストバレットはどうしても不利な対面にはなってしまいますが、不意のサイド4枚を阻止するのをレントラーに託しました。

結果、DAY2では全てロスト戦でしたが4勝1敗で勝つことができていますので、レントラーVを信じて正解だったと感じました。


環境デッキに対する戦い方と盤面

では、最後に対環境デッキにおける戦い方と目指す理想盤面です。

・ロスト

・先攻
先攻だと多くの場合、ロストギラティナかロストバレットかの判断ができないため
ミライドン2
レジエレキ3
レントラー1←手張り

先攻で相手のスタートポケモンでロストバレット(ザマゼンタ等)と判断できるポケモンだった場合や、マリガン等でロストバレットと判断できた場合、
先攻1ターン目
ミライドン1
レジエレキ2
レントラー1←手張り


先攻2ターン目
レジエレキ2追加

が最終盤面です。ただ、ミライドンのタンデムユニットが1度しか使えないため、もし上に書いた先攻1ターン目の盤面を作れない手札だった場合、素直にミライドン2、エレキ2、レントラー1の盤面を作りましょう。

2ターン目からレジエレキ2体を進化させるか、おはらいグローブを付けながら1体でスナイプファングで詰めていきます。仮に相手がウッウを前にしてくれているならレジエレキVMAX1体でも大丈夫。先攻2ターン目にジャッジマンを急ぐ必要はなく、博士でしっかり回していきましょう。勿論サポート兼を使わず理想盤面を築けているならジャッジマンぶつけて非常にユウリ。

レントラーが倒されたあとは、レジエレキVは1体か2体を進化させず、スイッチボルトで前のポケモンを倒しながらレジエレキVMAXを壁にして戦いましょう。

・後攻
ギラティナの場合

ミライドン2
レジエレキ2
レントラー1
ライコウ1←相手ポケモンを攻撃にしにいく



ロストバレット戦の場合

後攻1ターン目
ミライドン1
レジエレキ2
ライコウ1←相手ポケモンを攻撃にしにいく

後攻2ターン目
レジエレキ1とレントラー1を追加

で構えます。

どちらにも共通して言えることは、後攻を取った場合、できる限り後攻1ターン目にライコウで相手を1体取りにいくという点です。

先手でも後手でもあまりやることはかわりませんが、後手の場合1枚サイドを早めに取りにいき、ライコウにウッウを当てにきた所をジャッジマン+スナイプファングでテンポを取っていきましょう。


・ミライドン

・先攻
先攻1ターン目
ミライドン1
レジエレキ1
ライコウ1←手張り
で止める。


先攻2ターン目
ミライドン1
レジエレキ2追加

1ターン目は、相手の後手ライコウVのライトニングロンドでベルト込みでも190までしか出ないように調整します。相手もライコウの火力上昇を嫌がり、ベンチ2枚展開にしても、こちらはレジエレキが進化可能なためワンパン圏内に押し上げることが可能です。
仮に相手が後手1ターン目にミライドンが3エネ付いて殴ってきた場合は、死ぬ気で返しにそのミライドンを倒しにいきましょう。相手が無理をしてミライドンに3枚付けた場合、他のポケモンにはエネ供給が間に合っていないことが多いため、倒して次のターン相手が攻撃できない事を狙います。 
後攻1ターン目に相手がスイッチボルト+クレッフィの構えをしてきた場合でも、ライコウに2回目の手張りで前のクレッフィを倒せば、上で言ったような1-3-2、もしくは1-2-3のサイドの取り方が可能になるので有利になります。

・後攻

ミライドン2
レジエレキ3
ライコウ1


相手がベンチを3体以上並べた場合は、後攻1ターン目にライコウVで相手のポケモンを1体持っていくのが最優先です。相手がベンチを2体以下に絞ってきた場合は、スイッチボルトで相手のレジエレキVに30ダメージを乗せながらミライドンに引くのを狙います。

ミラー戦は勿論先攻有利なため、ライコウが後攻で1体持っていけなかった場合、こちらの取りたいプランはレジエレキVMAXを2体倒して3-3で終わらせることです。

そのプランが狙えない場合、レジエレキVMAXをアタッカーにして、相手のミライドンやレジエレキVをダイライデンで倒しながら、フォトンブラスターを1発耐えることを願うプランになります。

レジエレキV、VMAXを上手く使うのがミライドンミラーでの重要なポイントです。

・雪道ミュウ

先手でも後手でも
ミライドン2
レジエレキ3
ライコウ1

正直、雪道ミュウ戦は相手の雪道ジャッジマンで自分が事故を起こさないことを祈る戦いになります。
後攻メロエッタで殴ってくる型とは違い、先手でも後手でもサイドレースは間違いなく有利に運べるのですが、どうしても事故るか事故らないかの勝負になりがちです。自分の運を信じて戦いましょう。後攻でライコウが相手を1体持っていけなくても、ドラピオンとミライドンでミュウVMAXを2体取る3-3プランは取りやすいデッキです。1ターン目渡してしまったとしても諦めずに頑張りましょう。

・一撃ルギア


先手でも後手でも
ミライドン2
レジエレキ3
ライコウ1
です。

上でも述べたように、私の構築だと非常に一撃ルギアは厳しい相手です。そらとぶピカチュウを入れている場合はレジエレキ1枚をピカチュウにします。

ルギア戦は、ルギア+ルギア+ネオラントの2-2-2で取りにいくのが最重要プランです。といいますかこの構築だとこのパターンか、相手の事故しか勝ち目がないので非常に厳しいです。イシヘンジンがこちらのレジエレキVMAXすらワンパンしてくるのに、そのイシヘンジンを倒してもサイドのうま味が1ミリもないです。

そのため、対一撃ルギアは相手の事故を引き起こすジャッジマンや、ネオラントを置いてくれることを祈りながら戦います。
また、レジエレキVMAXが最初に倒されないようにします。イシヘンジンもそうですが、バンギラスも一撃エネ4枚の下の技で320出せるため3-3プランが狙われます。もし最初にレジエレキVMAXが倒された場合、絶対にレジエレキVMAXを置かないようにしましょう。

構築の話では、空の封印石を採用していればルギア+イシヘンジン+空の封印石ルギアで2-1-3が可能になるため、勝ち目が見えてきます。

そらをとぶピカチュウ、もしくは空の封印石は必ず採用しなければいけなかったと構築段階の反省でした。


・アルセウス系統

先手でも後手でも
ミライドン2
レジエレキ4

アルセウス系統のデッキは相手のベンチに多くポケモンが並ぶことがそこまでないため、ライコウで攻撃することはあまりありません。(仮にめちゃくちゃ展開され、ライコウで前のポケモンをワンパンできる状態ならレジエレキをライコウにします)

アルセウス系統のデッキに対し、一番知っておくべきことは相手のアルセウスが攻撃してくる前のターンはミライドンを前にすることです。
アルセウス系統のデッキは、どうやってもまずはアルセウスが攻撃してきます。そのため、ミライドンexならトリニティノヴァの200ダメージを耐えることができます。こだわりベルトもexには反応しません。
あとはミライドンのフォトンブラスターの威力を280になるまでレジエレキVMAXを用意できれば、かなり優位に立ち回れるでしょう。

事故を起こさない限りはどのアルセウスにも有利対面です。(ルガルガンだけ少し怪しい)落ち着いてしっかりと戦いましょう。





とても長文になってしまいましたが、以上です。

ミライドンに助けられ、エレキジェネレーターに助けられ、このような結果を残すことができました。改めて対戦相手の方々、運営の方々ありがとうございました。

またご質問などあればTwitterでご気軽にコメントくだされば返信していきます。ではでは~。

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