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第4節 vs北海道コンサドーレ札幌 雑レビュー

【止まらない蒼き戦士たち】

🟥19位 北海道コンサドーレ札幌⬛️
vs
🟦2位 FC町田ゼルビア⬛️

今節も頑張って書かせていただきます。
最後までお付き合いください。

旅の道のり

横浜線町田駅→京急東神奈川駅→羽田空港
→新千歳空港→JRエアポート札幌駅→東豊線さっぽろ
→福住駅→札幌ドーム

まず初めに衝撃だったのが、仲木戸駅という駅名ではなくなっていることです。京急線を利用しないものですから、全然知りませんでしたがやっと東神奈川駅に統一されたんですね笑。
新千歳空港から約40分ほど、空港と市内を結ぶエアポート特急に乗り札幌へ。そこから少し歩いて、さっぽろ駅まで行き東豊線に乗車し福住駅へ。福住駅からは徒歩で10分ほどで札幌ドームに到着できました。

札幌ドーム

日本唯一の完全屋内天然芝サッカースタジアムである札幌ドーム。サッカー場と野球場の2スポーツが楽しめるスタジアムであり、コンサートも開催できるドーム型施設となっている。サッカー開催時の収容人数は41484席。体感は野球用の設計かな?と感じるくらい席の位置は高かった。しかしコート全体が見渡すことができ、ピッチが遠いと感じることはありませんでした。なんならとても見やすかったです。

選手評価

システム1-4-4-2

谷晃生 6.0 流れから初めて失点を喫した。しかしキャッチなどの安定感◯
鈴木準弥 6.0 軽率に前に食いつくシーンが見られた。今節も後ろ重心。
ドレシェヴィッチ 6.5 日本での初ゴールを決めた。今節も抜群の安定感。
ミンギュ 6.5 球際やボール保持J1仕様のセンターバックになった。
林幸多郎 6.5 失点は2-1を作られてしまったものの、今節も左サイドを制圧。
仙頭啓矢 6.5 球際もしっかりボールに行き、つなぐ意識もかなり良かった。
柴戸海 7.0 数的不利な中盤を同数、ましてや有利にする活躍をした。
藤本一輝 6.0 シュートは相変わらずないものの、才能の片鱗を見せた。
平河悠 7.0 いつまで走るの?言うことなし。早く世界へ。
藤尾翔太 6.5 見せ場は少なかったが、有言実行のゴールを決めた。
オセフン 5.5 アシストがあったものの、物足りなさ前半のミス連発が印象強い。

デューク --- ねぇ。デューキー元気出して。
下田北斗 --- クローザーとしての役割を全うした。
安井拓也 --- 今年は攻撃だけではない姿を披露。
昌子源 --- 圧倒的貫禄。コーナーキープいいね。
奥山政幸 --- おかえりなさい。俺たちのマサ。
黒田監督 7.0 前半のミスマッチを後半に修正し、勝利に導いた。

前半

噂通り最悪に近い状態でのピッチで、ホームチームですら苦戦していたように見えた。すぐめくれるし、すぐ滑る、札幌からしてみればパスサッカーはできない上に、怪我人も増加しアウェイ同然とも言える状態であった。ちなみにドーム内の気温は、22℃でウォーミングアップ時は恐らく25℃くらいあったように感じた。ゼルビアのサポーターも羽織っていたものを一枚ずつ脱ぎながら、最終的には半袖で汗をかくそんな感じの温度でした。まじで暑かったです笑。

システム1-3-4-2-1

札幌のスタメンは上記の通り。予想通り中村桐耶がスタメンに復帰した。青木は負傷により欠場。右には田中宏武が初スタメンになり、浅野雄也が一列前でのプレーになった。
現地観戦の身としては序盤はかなり札幌ペースに感じた。映像で見返してみるとかなりとは言えずとも、まあ札幌ペースかなというところ。
前半はサイドのスペースを利用され、相手の思う通りに攻撃されていたと感じた。特にスパチョークが降りて鈴木準弥が潰しに行ったスペースを利用されるシーンが多く、相手シャドーが落ちた時には町田の守備が壊されているように感じた。前からプレッシングに行く町田からしたらとても嫌な戦い方だった。これまでボールを持たれながらも、自分たちのペースでやってきたからか、とても嫌な時間が続いたり、足元でのセフンのパスミスが多く、思うように攻撃のリズムが作れない状況が続いた。試合前の予想通り、相手シャドーを捕まえきれずサイドバックが連れ出され、サイドバックの裏を使われることがあった。正直準弥がペナルティエリア内で、菅大輝?と接触したシーンはPKかなと思ったがノーファールだった。町田は徐々にピッチ状況や、相手のやりたいサッカーを理解し自分たちのペースを取り戻していった。前半唯一のビッグチャンスは、右からのクロス中央で藤本が潰れて、オセフンのハーフボレー。枠入れてぇ〜!

荒木友輔審判員

前半はジャッジの基準にも苦しめられた印象で、それファールかよ!と思うシーンが多く、町田の強度だと全部ファールになってしまう感じだった。個人的に荒木主審を他の審判より信頼しているので、前半のジャッジには少しガッカリした。荒木主審は、ジャッジの基準や後半のアディショナルタイム8分だったことも含め、去年の天皇杯マリノス戦のように審判団が遅延行為やファールの基準を、町田で実験し検証しているように感じる試合だった。後半は極めて公平なジャッジで良かったと思う。

後半

調子を取り戻してきた藤本一輝

前半に出た課題を修正し、後半頭早くに先制出来たことにより自分たちのペースで試合を進められた印象。今シーズン初めて前半の得点が0得点で折り返して、不安要素があったものの待望の先制点が決まる。仙頭のループパスに、平河が肩で相手の前に入りクロス。中でセフンが折り返して藤尾がトラップからのボレー。トラップからシュートまで技術に溢れたこのプレーには震えた。やっと自分たちの前でゴールを決めてくれた嬉しさも同時にあり、札幌で最高の歓声が上がった。その流れで、デザインされたコーナーキックから追加点を奪う。ミンギュのファーへの逸らしにドレシェヴィッチのヘディングで完璧とも言えるゴールを決めた。これも40分くらい練習してたんじゃ?後半の中盤には、左右に振られ小林祐希にシュートを打たれるも幸運にも枠外。80分すぎに左サイドで2対1の状況を作られ失点。失点の発端にもなった藤尾の自陣側への軽率なボールロストは減らしていきたいところ。試合終盤に疲労なのか、藤尾のこのような形のロストが多いため、修正していきたいところ。

J1デビューを飾った奥山政幸

交代枠を5枚ふんだんに使い、昌子と奥山政を投入し守りに入る。奥山政幸はJ1デビューを果たし、町田サポは彼が出てくるのをここまで待っていたと思うし、個人的にはとても嬉しかった。その後は安定感のある谷晃生のキャッチングや、堅守を見せ8分のアディショナルタイムが経過しホイッスル。3連勝に記録を伸ばした。

試合総括

ゴール後の歓喜

前半序盤は相手ペースだったものの、だんだんとリズムを掴み、今シーズンから見れている後ろでボールを保持する形に。札幌が3バックだったこともあり、あまり噛み合わず、相手シャドーがライン間落ちてボールを受けられると、サイドを利用され町田守備陣を攻略。そのような危ないシーンもありながらも前半は0で耐え、分析通りに相手の足が止まった後半に強く圧力をかけて先制し、今季初の複数得点を挙げる。その後は均衡するもの徐々に相手ペースに。その流れで今季初のセットプレー以外から失点し、不穏な空気が流れるも守備陣が奮闘し3連勝を掴んだ。個人的に期待していた藤本一輝も試合感に慣れてくると、ヌルヌルと内側に相手DFを切り裂いていき、ゴールに迫るシーンも増えた。守備の意識が高くボールを奪えるが、やはり期待通り攻撃能力が高くここから伸びてくるなと感じた。あとはデュークがとても心配で、代表戦後にオーストラリア国内でバッシングを受けたことなのか、味方とあまり合わないことなのか、出場機会が減っていることなのか、あの笑顔が全然見られない上に、コンディションが上がっていないようにみえる。デュークは代表活動によって、オフがなくここまで来ているため疲労の蓄積があるのかもしれない。みんながデュークのゴール。そしてあの笑顔を待っているに違いない。Get Goal Super Duke!
町田のサッカーは研究されて後半には落ちてくると書いてる人がいますが、町田は特殊なポゼッションサッカーをしているわけではないのでその可能性は低いかと思います。夏場で走れなくなって勝ち点を落とすならあり得そうですが。妥協を許さず、球際や戦う部分で徹底しているだけなので。町田に勝利するためには、走力や徹底度で町田を上回るか、それ以上の技術で圧倒されるか二択かなと思います。町田を見ている身としては、センターバックの前のスペース使われたらかなりキツいとは言っておく。

マンオブザマッチ (MOM)

攻撃の起点にもなる柴戸海

№.45 MF 柴戸海
試合を重ねるごとに進化する町田の狩人。ボール奪取に定評があるものの、ついにボールを前進させて攻撃のスイッチを入れるプレーが増えた。カウンターとなれば、スプリントでゴール前まで侵入していく姿には驚いた。センターラインは数的不利なのにも関わらず互角に戦い、なんなら優勢な状況までに中盤を制圧した。本当に浦和に帰らないで欲しい。浦和から借りると藤原優大もしかり返したくなくなる。

暫定順位表(G大阪.横浜一試合未消化)

今節の戯言

【えぇ。俺ら首位なん?夢じゃないよね?】

代表ウィークで1週間空きますが気長に待ちましょう。
それでは次はホームの鳥栖戦でお会いしましょう!


現在 1位 10pts 3勝1分  3連勝中

※話題の別件について

いま少し話題になっているものはこちらに記載しておりますので、興味があれば読んでください。



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