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夢への第一歩

今シーズンホーム、アウェイ問わず参戦できた試合は観戦記というか戦評というか、何というか、つけていこうと思います。不慣れなことが多いですが、よろしくお願いします。

J1開幕戦 vsガンバ大阪

ゼルビア公式より

スタグルの出店数、人の量、青いユニの人の量、JFLから見ていた身としては何もかも規格外。Twitterでたくさん流れてきたツイート、ガンバサポさんからしたら「ゴミみたいなスタジアム」かもしれない。でも我々からしたら、この野津田陸上競技場にJ1のクラブが来る。これほど嬉しいものはないし、スタジアムの変化は十二分に進化したと思う。立地は悪い、バスは来ない、電波はつながらない、陸上競技場、なのに勝ち点3はくれない。まあそりゃむかつく理由もわかります。そんなのんびりとした空気で、自然豊かなスタジアムを私は誇りに思います。一生野津田で戦い続けたい。そう思える一日になりました。(アウェイサポさんからしたら迷惑極まりないと思いますが)
そして本日は最多入城者数を更新、13506人が来城し感慨深い瞬間となりました。多々の課題が出た中で我々は変われるチャンスがある、改善のできるクラブとポジティブに捉えてより良い環境を目指していければと思います。

日曜日に試合がある京都サポさんにお声掛けいただきました。バックスタンドが完成してから初めてきたらしく、褒めていただきました。(京都のスタジアムもっと凄いやん...) 激励の言葉をいただいたので、嬉しくなりました。京都戦も野津田にお越しいただけるようで、またお会いできたら嬉しいです。という暖かいこともありましたよと。

選手評価等

少し試合について触れていこうと思います。
スタメンを確認。恐らく皆さん同じ反応をしたでしょう。「うんうん、、う、んんん!!?」こんな感じでしょうか。昌子のベンチ外、柴戸の意外性、オセフン起用が多かったでしょうか。
※昌子→軽症により欠場。ナサンホ→3週間以内の軽症。

スタメン&前半のシステム

個人的評価

谷晃生 7.0
ビックセーブを連発。気持ちはわかるが、不用意なイエロー。正確なパントキックも披露した。
ドレシェヴィッチ 7.0 本物の怪物現る。高い守備能力に加え、正確無比なキック。J1の№1センターバックになる予感。
ミンギュ 6.5 今年も健在。目立つことはなかったが、地味なタスクを完璧にこなし、相手FWを封じた。
林幸多郎 6.0 投げれて攻守にわたり存在感を見せた。背後の対応とアフターチャージには不安が残る。
鈴木準弥 6.5 今年も悪魔の右足。記念すべきJ1初ゴール。競争を経てかなりの進化を感じた。
柴戸海 6.0 静かなファイター。速攻へのスピードは、物足りない感はあったが、難しい試合状況の中よくやった。
仙頭啓矢 7.0(5.5) 今年の船長。彼がフィールドを支配していたといっても過言ではない。開始早々のカードが悔やまれる。
平河悠 7.0 J1でも躍動。とにかく走るし、とにかくチャンスを作る。今年も彼がキーマン。
バイロン 7.0 遂にアジャスト。守備に攻撃に満点。欲を言えば得点を。彼の進化は止まらない。
ナサンホ 6.0 韓国からの刺客はスペ? 短い時間でPKを獲得した。まだ未知数。恐らく1ヶ月以内には帰ってくる。
オセフン 6.5 衝撃のデビュー。まさにポテンシャルの塊。競れる収まる散らせる。知ってるセフンじゃない。

後半&退場後のシステム

途中出場
藤尾翔太 6.0 未完の大器。難しい状況でIN、セフンとタイプが被り思うような動きができなかった印象。
下田北斗 --- 与えられたタスクは全うした。次節はスタートから?
望月ヘンリー --- 課題が出たデビュー戦。今後に期待。
藤本一輝 --- 良さを出せる場面がなかった。次節が楽しみ。

黒田監督 6.5 幾多のアクシデントも的確な采配を行った。

試合の振り返り

ゼルビア公式より

前半

試合をざっと振り返ります。序盤は、開幕戦らしい硬さがあるゲームに。左サイドでボールを奪い一気に前線へ、ナサンホから中で待つオセフンへのクロスはハンドの判定。直前のダワンへのチャージは、ファール気味ではあったがVARが介入できないのか、審判としての力量不足なのか見逃されPKに。このプレーを含めカードがなかったので良かったものの、林幸多郎は少し遅れてのチャージが目立った。奪ったPKを鈴木準弥が確実に決め、待望の先制点とクラブとしてのJ1初ゴールを挙げた。その後は終始町田がペースを握る。圧倒的にゴールに向かっているとは言えないが、持たされてる感のない前半だった。PKのみの得点だけではあったが、初戦にしては上出来と言える前半になった。黒田さんはプラン通りと発言。前半の印象は、シンプルだけではなくボールを持って戦えるスタイルに進化したなという印象。ドレシェヴィッチからシンプルにセフンの頭に蹴り込み、セフンが前にこぼしたボールを平河や、ナサンホが拾いゴールに向かうという形がベースになりそう。ドレシェヴィッチが異常にもボールを保持できるので、ビルドアップの起点としてかなり重要な役割を果たしているように見えた。

ゼルビア公式より

後半

後半は前半ほどではないが、安定した試合運びができていた最中、仙頭が2枚目のイエローカードを提示され退場に。まあ妥当なジャッジでしょう。例年より球際のタスクを与えられ、まだ慣れないながらも守備意識を持ってファイトした結果と捉えよう。そのため守備面でも及第点を与えたい。しかし開始早々からカードをもらっていたのは痛かった。完璧とも言えるプレーをしたがために、ほろ苦いゼルビアデビュー戦となった。10人になった町田は、苦しい30分間になった。30分間はガンバペース。押し込まれる展開のなか去年からのゴール前で体を張るプレーが随所で見られ、今年も失点へのアレルギーが植えつけられてると感じた。宇佐美選手のフリーキックは美しい軌道を描いてゴール左隅に決まり同点に。J1はゴール前でファールすると確実に決めてくる。これがJ1だと実感したし、不用意なファールは減らしていくべきだと思った。その後は注目のヘンリーが登場。まだまだプロのスピードにはついていけてなかった印象で、裏に抜けられたり失点後にもゴール近くでファールするなど、課題の残るデビュー戦となった。しかしJ1初戦に大卒ルーキーとして戦う姿はサポを奮い立たせた。今後の成長に期待したい。そんなこんなあってタイムアップ。

MOM(マンオブザマッチ)

№39 バスケスバイロン
町田のサッカーを理解したとシーズン前に語っていたように、攻撃に加え守備にも献身的に動いていた。昨年に比べ何倍もキレが増していて、今年は何かをやってのけそうと感じた。欲を言うならば悪魔の左足をゴールに解き放ってほしい。とにかく昨年比という点もあるが、今年の彼は違う。

最後に

去年よりボール保持率が上がり、シンプルな攻撃だけではなくなりそうな印象。後ろで保持してる時に、ボランチ2枚と前線4枚との分離が少し気になった。ゴール前の命懸けっぷりは今年も健在で安心した。最後のプレーとか特に。新加入選手を中心に球際へのアプローチを徹底しているが、ワンテンポ遅れてチャージしてファールになってるシーンが見受けられた。今回は少し荒いと言われても仕方ないかなと。しかしどんどん実践を積んで良い強度で、そしてクリーンで強い町田を体現できると思うし、そんなガンバ相手でも劣ってる感はあまりなかったと思う。退場するまでは90点くらいの出来だったと思いますし。豊富な選手層ですし、色々なサッカーが見られそうだと2024シーズンがより楽しみになりました。次は勝ちたいっ!

※追記(応援について)

Xに先に投稿した応援について。こちらは私が投稿した文章です。
「移動して初なので難しいところもありそう。コルリはあの方。賛否両論あるが、応援席に鼓舞をくれたり、長すぎないチャントで体力ない私的には嫌いじゃない。状況に応じた応援は感じだが、順番はいいとして全員コールしてほしいなと思う」「あとチャント中も時々、トラメガを使って歌って欲しいなとは思った。理由は本当に歌ってるの合ってるかなとか、合わせやすさがあるので。彼としても初戦だしこっから伸びしろあると思う。我々は彼についていくことしかできないし、彼を信じるしかないけど、僕はもっと良くなっていくと思うよ」
賛否両論あると思いますが、決起集会の後も一般のサポさんと話しているのを見たので、話したらちゃんと意見とか聞いてくれそう。分からんけども笑。ゴール裏はみんなで作っていくものだと思うので、ネットでこうしたらなぁとか言わず、彼らに言ってみるのもありかと思います!私は一旦は見守って様子をみようと思います。心地よく熱く、そして全員が楽しかったと思えるゴール裏を作っていきましょう!夢の続きはまだ始まったばかりです!

今節の戯言

J1ってすげぇな。色々言われっけど楽しいよ。

では次は豊田スタジアムでお会いしましょう。





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