キムチを自宅で作るのは、朝鮮族の住む地域では当たり前の事で、冬には白菜が山積みされる。

でもウチは、ふたり暮らしでそんなに食べない。季節を問わず、白菜ひと玉をキムチにして、無くなったら又作る、当然キムチが無い時期もある、タマにしか作らないので、味も一定ではない。

そんな白菜ひと玉......　大きな白菜をキムチにしたものの、失敗したら悲惨である、悲惨。

白菜ひと玉と言っても、キムチにするため、ダイコン、にんじん、ニンニク、長ネギ、梨......　他にも様々なものが入っている、唐辛子だけでもお茶碗1杯分ぐらい使う。

つまり、大量に美味しくないキムチが出来上がる。

キムチ作りは僕の仕事で、失敗の責任も僕にある、失敗の原因は、一番最初、白菜を塩漬けにする際、塩を入れすぎた事。

まあ、言い訳は色々あるけど、出来たキムチは塩辛過ぎるという判定が下り、作り直しが命じられた。

作り直しと言っても、捨てて作り直せと言う訳ではない。

この塩辛いキムチと新鮮な白菜を混ぜて、揉みこんで、味を薄めさせる、ただそれだけ。

で。

作った事は無いけどオススメする料理

の話。

日本で売ってるキムチは高い、少量。豚キムチをお腹いっぱい食べようと思っても、1パックのキムチではそんなに沢山出来ない。

そこで、新鮮な白菜を手ごろな大きさに切って、買ってきたキムチと揉み合わせ、さらに唐辛子と塩を足して、1日ぐらい置けば、3倍ぐらいの量になるので、これで豚キムチがお腹いっぱい食べられる......

すいません、豚キムチが大好きなので。

でも、日本にはキムチの素とか売ってるから、こんな事する必要ないか......　と、書いている途中で気づいた。

まあ、売ってるキムチはそのまま食べた方が美味しいでしょう。