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カンヌ映画祭はじまる。       The 67th Festival de Cannes is open!

 カンヌ映画祭なんて、遠いフランスのどっかの地方で華々しく開かれている、一般ピープルには縁のない映画祭・・・と思っていたけど。

 実は、誰でも参加するチャンスはあるんです。

 長編映画を監督するのはちょっと・・・だけど、15分以内の短編なら、頑張って撮れなくもないでしょ、そして、撮ったら、もう少し頑張って、英語の字幕を入れて、DVDにして、カンヌに送ってしまえばいいんです。

 参加料なんてナシ。ゆうばり映画祭でも、PFFでも3000円ほどの参加料(審査料?)が必要だけど、カンヌは無料・・・。(応募用紙とかは映画祭のホームページに・・・)

 人生で一度ぐらい、そんな華やかな場所に作品を送るのも悪く無い。

 いったい、世界中から、どれだけの作品が送られて来るんだろう、きっと、スタッフはうんざりして、ワインなんか飲みながらやってるんだろうと思う。

 僕の監督した短編も、今年は、そんな中にまぜてもらって、送ったDVDはフランスのゴミ箱に叩き込まれて、色んな国から来たDVDと仲良く、慰め合いながら、焼かれていったと思う。

 そして、カンヌからはやさしいメールが届きます。

カンヌの審査委員会によってあなたのフィルムが選ばれていないとあなたに通知することが残念です。  

 そうだね、僕も残念だよ。

Meguru ISHIDA,

We regret to inform you that your film has not been selected by the Selection 
Committee of the Festival de Cannes for its Official Selection 
(Competition, Out of Competition, Un Certain Regard).

We hope that you will do us the honour of presenting us your next film.

Yours faithfully,

Christian Jeune
Festival de Cannes
Deputy General Delegate
Film Department Director


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