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映画『それいけ!アンパンマン 勇気の花がひらくとき』感想メモ

あらすじ(というかもはや本編メモ)
キラキラ星の姫であるキララ姫は、自由が全くない生活に嫌気がさしていた。ある日彼女は、キラキラ星の姫だけが使える、一振りすれば星を作り出すことができるという”スタースティック”を渡される。しかし、彼女が使っても何も起こらない。教育係に「スタースティックは”本当の勇気を持つ者”しか持ち主として認めない」と言われた姫は、騒動にまぎれて「本当の勇気」を探す旅に出る。
宇宙を旅している最中、隕石にぶつかったキララ姫は、パトロール中のアンパンマンに助けられる。彼に招待されてパン工場にやってきたキララ姫は、子どもたちと遊んだり自由を満喫するが、お姫様として生きてきたためにうまく馴染めない。皆のもとを去り、突然の雷雨に驚いて洞窟でひとり泣きながらうずくまる彼女のもとへ、雨で顔以外びしょびしょになったアンパンマンがやってくる。
自分を常に助けてくれるアンパンマンのことを好きになったキララ姫は、彼に恋をし、告白をする。アンパンマンは「皆のことが好き」という意味で「ぼくも好きだよ!」と応えるが、キララ姫は両思いだと勘違いし、その後「アンパンマンはみんなのもの」と知ってショックを受け、アンパンマンの顔をつくる大事な元となる”勇気の花”のジュースを腹いせに割ってしまう。
そこへ、鉄の星の人々を騙して作らせたロボットに乗ったバイキンマンが襲来。鉄に変えられてしまったアンパンマンのためにジャムおじさんたちは新しい顔を作るが、勇気の花のジュースがないためにアンパンマンはいつもの調子がでず、気弱な状態になってしまう。
自分の犯した間違いに気づいたキララ姫は、ピンチになったアンパンマンのもとに駆け付け、バイキンマンに捕まってしまう。「炎の中に飛び込めば、命は助けてやる」とキララ姫をかかげるバイキンマン。「私がジュースを割ったのよ、助ける価値なんてないわ!」と叫ぶキララ姫に、アンパンマンは毅然として言う。「ぼくが飛び込めば、キララちゃんは助かるんだね。」
本当の勇気を知ったキララ姫は、果たしてアンパンマンを救えるのか・・・

・テーマは「本当の勇気とは何か」
・珍しく(?)アンパンマンが女性、というかキララ姫に照れる描写が多い
・キララ姫に対するアンパンマンがすっっごくかっこいい そら惚れるわ
・ずっとお城でスケジュール通り、言いつけ通りに生きてきたキララ姫の
 「私は何のために生まれてきたの?」というセリフが重い
・雷雨のなかでうずくまって泣いているキララ姫のもとにやってきて
 「大丈夫?」と優しい声をかけるアンパンマン 惚れてまうやろ


・キララ姫の失恋の悲しみ、嫉妬を表現するSEがメッチャ怖い
 (勇気の花のジュースを割るくだりのシーン トラウマになるレベル)
・ロールパンナ様マジメロンパンナちゃんの王子様
・妹のために全力で戦うロールパンナが本当にかっこいい
・食パンマンとカレーパンマンはいいコンビだな
・キララ姫が本当に「お姫様」にふさわしい勇気を身につけて、
 用意された言葉ではなく自分で最後に挨拶をする素敵な終わり方
・雛形あきこさんの声いいなあ

★★★★☆

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