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〈ネタバレ無し〉ポノック短編作品!現代社会に通ずるモノあり!『透明人間』感想🎬

〈ぼくが見えるのですか〉

どうも!じきどらむです!

皆さまは去年公開されたスタジオポノックの短編集映画『ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間』をご存知でしょうか?

スタジオポノックとはスタジオジブリの『ハウルの動く城』を手がけた西村義明がジブリを退社した際新作映画を作るため2015年設立した制作会社です!

今回は3つの短編集の中でも特に面白かった『透明人間』という短編映画について書いていきます!

予告はこちらです⤵︎


分かりやすいあらすじ

ぼくのことが、見えるんですか。
古ぼけたアパートに暮らす、ひとりの青年。ワイシャツを着て、歯をみがき、いつものとおりに家を出る。しかし、何かが違った。彼は透明人間だった!

だれも彼のことが見えない。コンビニの自動ドアも、ATMすら彼を認識しない。 透明人間がついに重力からも見放され、次第に空高く舞い上がっていく。このままだと消えてしまう、いのちも。

 都会の隅に生きる見えない男のたった一人の闘いを、スペクタクルアクションで魅せる究極の野心作…!


透明人間

本作は3本の短編集を1つにまとめた映画でしたが全体で54分しか無く映画館で観るととても短く子供向けの印象を受けます。

その中の短編集で1番作品として面白く、色々と考えさせられる作品は『透明人間』という作品だけでした。

これは一見ファンタジーでありながら現代社会に潜む闇を描いた作品なのです…!


認知での変化

『透明人間』とは現代社会を生きながらも何者にもなれない、いくらでも代わりのいる人間を「透明人間」という形で表現していました。

彼は重たいものを背負っておかないと重力を失って空へと飛ばされてしまうので日頃から「重り」を持って生活しています。「透明」な彼は常にふわふわしている存在で地に足をつける事が出来ません。

他人に認知される事によって自分が「透明」という事に気付き次なるステップ(地に足をつける為)に進む事が出来ます!


成し遂げる意味

自分の存在を認める為に「重り」無しで生活をする必要があります。その為彼は人に認められ“何かを成し遂げる”必要があります。

それは大きな事でも小さな事でも構いません。そのような経験を積み重ねていき自分の代わりなんていないんだと自覚することが大切だと感じました。

彼の元にもチャンスは突然訪れます。我々も如何なる時も油断せずチャンスを待っていると次なるステップに進む事ができるかも知れませんね。


まとめ

『透明人間』

短編集の中でも面白かった本作は世間的にも認められていて昨晩地上波で『千と千尋の神隠し』の放送の後に『透明人間』が放送されていました。

地上波で見るとまた印象が変わり透明人間の声を担当したオダギリジョーの吐息が良かったです(笑)

子供向けに公開されていましたが大人が見ても何か得られる映画だと思うので是非ご覧ください!

最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!


『透明人間』を観たくなった方はこちらからどうぞ!


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