〈子供の夢と大人の真実〉

どうも！じきどらむです！

今日はおやすみだったので公開前から楽しみにしていた『ドラゴンクエスト ユアストーリー』を観に行きました！

原作のゲームも昔からプレイしていたので楽しみだったのですが、公開から数日しか経っていないのにSNSの感想が酷評だらけでした。

『MIB』の新作や『トイストーリー4』も公開して数日批判的なコメントが多かったのですが、私は楽しめたので今回も大丈夫だと思っていました。

映画を観終わり、「まさかここまで裏切られるとは…」という想いでいっぱいです。

というわけで今回は『ドラゴンクエスト ユアストーリー』について想う所を書いていきます！

予告はこちらです⤵︎

分かりやすいあらすじ

少年リュカは父パパスと旅を続けていた。 その目的は、ゲマ率いる魔物たちに連れ去られた母を取り戻すこと。

 旅の道中、遂にゲマと遭遇し、魔物たちと激しい戦いを繰り広げるパパス。 しかし一瞬のスキをつかれ、リュカが人質にとられてしまい、手出しができなくなったパパスは、リュカの目の前で無念の死を遂げる。

それから10年。故郷に戻ったリュカは「天空のつるぎと勇者を探し出せば、母を救うことができる」というパパスの日記を発見する。

 父の遺志を受け継ぎ、リュカは再び冒険の旅にでることに。 立ちはだかるいくつもの試練、そしてビアンカとフローラ、２人の女性をめぐる究極の選択。 果たして冒険の先に待ち受けるものとは…！

映像は凄い綺麗

映像は流石の山崎監督です。CGのクオリティーで言えばハリウッドに負けないくらい良作で日本の映像作品の中でもトップの映像美でした！

昔のゲームではドットで表現していた映像を3DCGで蘇らすとクオリティーの高さにびっくりします！

2人の美女 

本作は『ドラクエ5』を原作にしているのでお嬢様のフローラと幼馴染のビアンカがメインに登場します！

フローラの声優は波瑠さんで

ビアンカを演じるのは有村架純さんでした！

2人ともキャラクターの特徴を上手く捉えて心を揺さぶられる演技を見せてくれました！

このように映像や声優に文句は一切ありません。

劇場の反応

全150席くらいでお客さんは50人ほど居ました。

観客の年齢層は私以外は50代の男性、20代の女性、20代の男性2人組み、ファミリー多数でした。

50代の男性は本編鑑賞中に席を外し帰ってきませんでした。20代の女性はひたすら無で終わった後に普通に帰っていきました。20代の男性2人組みは映画中感想をひたすら語り最終的に唖然していました。ファミリーの子供はキャッキャと楽しんでいましたが親御さんはため息をついていました。

それぞれの想いはあると思いますが、私が見た限り、観客の反応は落胆している印象を強く受けました。

映画を観た人と共有したい想い

〈ネタバレは無し〉ですが映画を観た上での私の解釈を下に書いていきます。

今回の作品が酷評されているポイントは１つしか無いと思います。

それは「“ドラクエ”という作品と“ドラクエ”の思い出をぶっ壊しにくる結末」です。

沢山の人が大好きな“存在（ドラクエ）”を原作を全く知らない人間が上部だけの軽いあらすじなどの情報だけを見て作り上げ、存在自体を否定し、作品粉々に砕いた後に「それでもたまにはドラクエやれば？」とファンを嘲笑う映画でした。

「君たちは“ドラクエ”が大好きだよね〜だから綺麗な映像と壮大な音楽で映画を作ってあげるよ！え？楽しい？？そりゃ良かったねwでも君たちが好きな“ドラクエ”なんか所詮“作り物”なんだよ！ほら！ほら！真実を見ろってwいい加減大人になりなよwww」

と山崎貴監督に言われてる様な映画でした…。

“ドラクエ”というタイトルを消して欲しいです。『僕の夏休み』とかならまだ許せたかも知れません。

ドラクエ以外でいいので何か好きな“原作”がある方は絶対に共感出来ると思います。この映画は観るべき作品ではありません。傷つきますので…。

まとめ

『ドラゴンクエストユアストーリー』

★★☆☆☆☆

この評価にしたのはどんなに内容が悪くてもドット絵で表現してきた内容を3DCGで映像で表現してくれた感謝の評価です。

キャラクターの表情や声優など素晴らしい箇所は数多くあります。“結末”さえ見なければ良い映画です。

もし、もう一回映画を見る機会があるなら“結末”直前までは観ようと思います（笑）

最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした！

『ドラゴンクエストユアストーリー』公式サイト

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