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ONEクリーチャー最高の特典。

おはこんばんちは皆さん。元お洒落とファンタジーを創るクリエイター、現ゆっるいクリーチャー作家のジコマンキングです。前はTシャツを売りにしてましたが、今ではクリーチャーイラストを NFTとして販売するのをメイン活動としています。こうやって記事を書くことはかなり久しぶりです。今回の記事はNFTの知識がある方向けに描いた記事ですのでご了承ください。

さて、昔からの視聴者様は今の私をどう思っているでしょうか。「新しい事を始められた!」「とても楽しそう。」「小説やTシャツを作ってくれなくなった。」「少し裏切られた感、、、。」などなど色々な感情があることでしょう。無理もありません。クリーチャー作家を始める前の作品はこんな感じでしたから。


そして今↓

そりゃ心配されますよねw

でもこれには深い訳がありますし、誰も考えつかなかったであろうONEクリーチャーの「特典」にも関わってくる部分です。まずは私の過去をお話しさせてください。

2020年、某感染症により街が活気を忘れた時代。この年私は同時に内定先倒産を経験しております。とても荒れ、人生に絶望していた事を覚えています。人との繋がりもなければ、改めて入った会社でも流行病により仕事がなく、持ち金も無くなり借金までしました。今も返済中なんですよ。せめてわずかなお金を得ようと私はSUZURI、いわゆるグッズ制作サイトでグッズを売り少しでもお金を増やしていました。「やりたい!」「やってみたかった!」というより「やらざるを得なかった。」に近かったです。つまり私にとって作家としてのスタートはかなりマイナス感情からのスタートでした。しかし手を抜いていた訳ではありません。限られた環境の中で私は常に本気でTシャツデザインに向き合っていました。シンプルなものをはじめ、コラージュ、絵画など様々な分野に手を出しては視聴者からは多くの支持を得ました。しかし私の中にはマイナスからのスタートという事もあってか、作家としての自分の在り方に疑問を持っていました。

転機があったのは2022年の10月。私は仕事の都合で平日にデザイン着手する事が困難になりました。もちろん多少の無理はすれば出来たのでしょうが、私の中では「そこまで頑張らなければいけない事なのか。」と疑問を持ちはじめました。なぜなら絵画もコラージュも、私の中では好きでも2番手3番手のジャンルだったからです。ですが「自分にとっての1番」はまだ見つかっていませんでした。あくまで「出来るからやってる。」という気持ちが強かったのでしょう。

そして10月の後半、私はあるジャンルに出会いました。それがNFTです。昔から仲の良いクリエイターさんにやり方を教えてもらい、私は作品を出して見ることにしました。しかし何をだそうか。Tシャツ用の絵画をポンポン出す訳にもいかないし、かといって意味のない作品を出したくない。迷っている私の背中を押したのは小学生の頃の思い出。誰の意見も気にしなかったあの頃、私がはじめて創作していたものは「クリーチャー」でした。そして、私の初となる NFTが市場に出ました。

私は思いました。なぜ最初からこれで作家を始めなかったのかと。なんならたまに出していたほどなのにメインにしなかったのか。答えは簡単で、私には自分がなかったからです。そもそも子供の頃クリーチャーを描かなくなったのも、他の絵の上手い子が似たものを描き始めて皆んなそっちに行ってしまったのがきっかけ。その後は描き続けても「変なの。」と言われるばかり。やがて成長し大学でデザインを学び多くの人から評価を得る一方で、下手なものは作れないとプレッシャーに押し潰される毎日。人の視線を常に気にして、人に喜んでもらう事を重んじ、自分を捨てた。だから色んなジャンルに手を出していたのでしょう。そうする事で自分はどんな場面でも人を喜ばせられると信じていたから。

私は以前、とある作家さんから「あなたは何をしても楽しくなさそう。」と言われた事があり、当時は理解が出来ませんでしたが、多分こういう節々が見える人にはわかっていたのだと思います。確かに、心からは楽しくなかった。何度も言いますが作品に手を抜いたことは一切ありません。ただ、クリーチャーを描いている時と、絵画やコラージュを作っている時とどちらが精神的に楽かと言われればすぐクリーチャーと答える、それだけの事なのです。

その後はどうでしょう。技術よりも個性を重んじて日夜クリーチャーに全力を注いでいます。作家をやっててはじめてなんですよ、同じジャンルを半年も続けられてるのは。すげえ楽しいし。そして描き続けるうちにこういう感情が芽生えました。

「自分と同じ人間が今何人いて、何人いただろうか。」

それこそ人の目をどうしてこんなにも気にしなければいけなかったのか。意外と現代がその答えを出してくれました。日本は個性よりも「上手さ」を重視すると。裏を返せばそれは「個性は二の次。」と聞こえなくもないです。近年はAIアート論争が凄まじいじゃないですか、「上手いものが短時間で作れてずるい!」みたいな。私はそういう意見とかを見て、「個性で売る気は誰もないんだ、へぇ。」って思ってました。あ、AIアートは全然OKだと思ってるんでそこは勘違いしないでくださいね。ただ「個性的なものって上手いものに比べたら評価されないんだろなー。」と。そしてその結果こう考えました。

「じゃあ俺の存在も正しくなればいいか。」

言葉に出せば簡単なんですよ。上手さよりも個性に全振りしたクリエイターが日本で台頭すれば後を追ってくる人が増える。そうすれば上手さだけに怯える世界は緩和されるのではないだろうかと。だから私は技術よりも個性を重視した「ONEクリーチャー」シリーズを日々生み出しているのです。

そんな事できんの?って聞かれたら答えは「知らねぇ。」です。人間100%保証なんてありませんから。ただ私の願いとしてはお絵描きとか作るのが好きなちびっ子達が成長していくに連れて「上手くないから。」とか「変だから。」という理由で好きな事を捨ててほしくないんです。技術だけで苦しんできた私だからそう願えるし、技術だけの人間だったのがこうも変われたからそう考えられるんだと思います。多分最初から個性でやってる人はこの発想にならないはずなんです、だって悩んでないから。後から悩むことはあるかもですが。


さて、 NFTをやっている方って結構特典なんか付けるじゃないですか。でも私は大した特典は今のところ用意してないんですよね。25歳個人クリエイターの財力じゃこの辺は限界があります。ファンの皆様、あまりご用意できず申し訳ございません!ただもし、皆さんが私を応援して押し上げて NFTトップクリエイターにしてくれたあかつきには、

皆さんのお子さんやお孫さん、いや全ての人が人の目を気にすることなく自由に作品を作れる世の中にすると保証します。

これが私にご用意出来る、最高の特典でございます。


ここまで長い文章を読んでいただきありがとうございます。

それでは本日も、元気に営業中でございます。

「同じ命はない。」がコンセプト。

「皆んな自由でいい。」もコンセプト。

それがONEクリーチャーシリーズ。

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