47本目 机上のルーチン

デビステのてんぷら 47本目 (週刊PONTE vol.48, 2019.10.14)

このメルマガが配信予定の10/14の8時、何事も起きていなければJJF2019最終日の朝である。この原稿は10/11時点のものだ。昨晩帰宅する電車の中で、チャンピオンシップの中止を知ったところである。皆様は、ひいては自分は、果たしてこのメルマガをどこでどんな気持ちで読んでいるのだろうか。

学生の頃、すなわち人生で一番ジャグリングをやっていた頃ですらJJFには参加したことがなかった。ジャグリングをやらなくなって5年以上経つ今、参加してみようと思ったのは、文章を書くという方法でジャグリング付近に居場所を見つけたからに他ならない。自分はルーチンというアウトプットが不得手だったんだなと今は思う。それってジャグラーとしては致命傷じゃんと思うが、今みたいなこういう関わり方の方が好きだということがわかっているので、かすり傷にもならない。

さて、内緒にしていたわけでなないのだが、こないだのジャグマの影響もあり、デビステのてんぷら冊子版の計画が水面下で着々と進んでいる。進んでいるのだが、まあいわゆるウサギとカメのウサギ的なことになりJJFには間に合っていない。ハギビスのスピードと勢力の維持っぷりを見習う必要がある。
しかし、文章を形ある本にするということの難しさはなかなかに心地良い。そしてPONTEやアトチの作成者には改めて頭が下がる。

日頃の週刊PONTEでの連載が単発の技だとすれば、冊子版はそれこそ文章のシーケンスあるいはルーチン。記念すべきVol.1は連載5回分くらいの分量で、こちらの寄稿と違って、かなりジャグリーな内容である。概要を簡単に言うと、ジャグリングの歴史をデータで紐解く涙あり笑いありの宇宙スケール大スペクタクルである(スペクタクルの意味はよくわからないので追って調べることにする)。

演技でも動画でもないジャグリングのアウトプット、今しばらくお待ちいただきたい。

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きんまめ:ジャグリングサークルジャグてっく元部長。くらいしか経歴がない。デビルスティックをやっていました。【スペクタクル】光景、壮観、みもの、みせもの。じゃあスペクタクルではないです。好きなジャグラーは特にいません。

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