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苦しみの種別

 こんばんわ、ZIONです。

 毎週日曜日はお台場のRADIO365スタジオで、この時間までラジオ生放送のお仕事だったりします。で、先程まで生放送が終わったあとに、ナビゲーターの真田さんと少し人生について色々と話しあっていました。

 一口に人生と言っても色んな切り口がありますが、今夜のテーマは「苦しい時の乗り越え方」でした。それは例えばお金だったり、病気のことだったり、生き方だったりと、色んな話をしましたが。

 実は僕自身が約三週間前に左目を手術したこともあり、それに関しての苦悩や、物理的な問題が山積みだったり。特に症状が急激に進行し始めた昨年の秋頃から、手術直前にはもう左目はほぼ99%見えない状況だったりと。この半年間は僕にとって、とても試練の時期でした。(ちなみに手術は無事成功し、今はほぼ半年前の視力に回復しています)

 で、そんな僕の苦悩とは全く関係なく、人それぞれ色んな苦悩があるんだなぁ……と、彼女の話を聞いて思いました。彼女は数年前に長野から都内に上京して、今ラジオパーソナリティーを目指している一人ですが。都会で一人で生きる事の大変さや、その苦労体験など、同じ苦しみという言葉でも、その種別は様々なんだなあと再認識させられます。

 僕は常日頃から「生・老・病・死」の四苦は生命である以上、逃れられないものだ。と自分に言い聞かせているつもりです。ですが、実際に目の当たりにすると、頭では分かっているつもりでも、なかなか体はついて行かないのが現実だったりします。とはいえ、その負の連鎖に負けてばかりもいられないので、みんなそれぞれどうやってその「苦悩」と向き合ったり、乗り越えているのかなど。なんだかんだ一時間近くも彼女と話し込んでいました。

 とりあえず僕自身の向き合い方として、「孤独や、持て余した時間は芸術で消化する」というのが、ここ数年のモットーです。

 今は昔とは違い、パソコンやインターネットの普及のおかげで、例えばDTMなどは部屋にいながらでも、楽曲を販売レベルにまで作り込めるようになったり、メモ帳一つあれば小説だって書けるわけです。

 ”自分の残り時間はいったいあとどれくらいなのか。”

 残念ながら誰にもわかりません。でも生命である限り、「いつか必ず終りを迎える日が来る」のは事実なので、そこそこの歳になってくると、その事実から目を逸らすことが出来なくなってきます。

 僕の好きなスティーブ・ジョブズの有名なセリフの中にこういう言葉があります。

「明日死ぬとしたら、今日自分はどう生きるか。それを毎日考える」 
「墓場で一番の金持ちになることに何の意味がある。毎晩寝る前に”今日は素晴らしいことをした”と思えること、それにこそ価値がある。」

 実はここ数年こっそり「名言メモ」を取っていて、気になったセリフや、名言などは、すぐメモるようにしています。なぜなら人間その瞬間は度の高い何か」に触れると感化されるけれど、熱が冷めると残念ながら、またすぐに忘れてしまうものだったりするからです。

 もう一つ、ここ最近のお気に入りの名言があります。

"完璧より前進" by 映画 イコライザー

 これは「イコライザー」という映画の中で、主人公が「何度もダイエットを志しては、挫折を繰り返している巨漢の友人」に向けて言ったセリフですが、実際映画の中でこの言葉を見た時に、非常に「ハッ」とさせられました。

"完璧より前進"

とても素敵な言葉だと思います。

というわけで、そろそろ寝ます。
by ZION

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