幕末爆音伝_表紙デザイン_印刷書籍_

『幕末爆音伝』 ロックの日(六月九日)よりAmazonにて出版します!

 皆さんこんにちは、ZIONです。

 さて表題の通り、実は近々小説を出版します。作品名は「幕末爆音伝 〜The Legend Of Bakumatsu Loud Rock〜 」という作品です。出版と言えど、実際にはムゲンブックスというPOD出版サービスを使った、限りなく自費出版な形です。POD出版に関してはまた後ほど後述しますが、今回初の小説家デビューであり、そもそもなんで小説なの……? 的な部分をお伝えしたいと思います。

 世の中には「色々な欲の形」というものがありますが、わかりやすい部分では金(物欲)、女(色欲)、出世(自己顕示)などから始まり、その他にも様々な欲の形があります。

 僕にとっての欲とは「創作欲」であり、最近は生きていることの意味さえ、まるで「何かを作り、後世に伝える」ことだけが使命のごとく、取り憑かれるように色々なものを作り続けています。

 ――その最たる例がまず「音楽」です。
 これは前回のnoteでも少しだけ触れましたが。約十年ほど前から再始動したバンド活動に火が点きだして、気づけば二〇一五年にはアメリカ西海岸ツアーまでも実現してしまうという……まあ、要はのめりこみやすい太刀なんだろうな、とは自分でも自覚はしていますが……。

 ――次に「ラジオドラマ制作
 二〇〇九年に初めて第一作目である「ひと夏のまぼろし~僕らのネッシー大作戦!~」という作品を、当時のRADIO365関係者で作り上げています。この作品は今もサイトで公開されているので、ご興味のある方は是非。

 そしていよいよ今年二〇一九年の七夕に第二作目「Wish Upon A Star〜星に願いを〜」を公開します。七夕がテーマの純愛物ですが、実はこの作品から私自身で脚本を手がけるようになりました。(とはいえ、脚本も初めての経験であり、今作が第一作目になります)

 ――そしていよいよ「小説」の着手。
 もちろん今作もラジオドラマ化することを前提にスタートしたのですが、最初に脚本を書き上げた後、関係者にその評価や、感想をもらう中……自分の中でこの「芸術の鬼」と「」が芽を出してきたことを実感しました。

本当にこのままラジオドラマとして発表するだけで良いのか……

 この自問自答の末に導き出した答え。それが「映画化への道」でした。

 無論、色々な人からも「そんなの無茶だよ」「経験もなけりゃ金もない」「失敗するだけ」などなど、様々な意見をもらいました。がしかし、

 人生は一度きり

 この歳まで出来ないことや、実現しないことが、じゃあ数年後、十年後に叶っているかと言うと……何も行動を起こさないことには、叶うわけなど無い。という心の奥からの声が、何度も聞こえたわけです。

 同じ苦労ならば、芸術を昇華させるための「ものづくりの苦悩」の方が良いだろうと、そんな無駄な苦悩の日々を終わらせようと、映画化への道のりを一歩踏み出しました。その答えが今回の小説化への道でした。

 具体的な施策として、先ずは脚本を小説化して販売することでした。別に単なる話題作りのために〜というわけではなく、著作物として確立するということと、やはりそれを読んだ人からの意見や、感想などがダイレクトに分かるという点から、果たして映画化するに値するのかどうかの、原作が持つ力というものを試してみたかったからです。

 そんな甲斐もあってか、二〇一九年五月二十二日の朝の時点(本記事を執筆時点では四位に下がってますが……)で、Amazonの新着ランキングにて、なんとまさかの一位でした!

 発売日はロックの日(六月九日)だというのに、まさかの予約販売で一位を取れるとは思っておらず、これには本当にビックリしました。購入者の皆様、本当にありがとうございます。

 さておき、今日のテーマは「人間の欲の形」です。
 今の自分を客観的に、かつアンチ側の視点で見るとすれば……

音楽も、映画も、小説も全て中途半端じゃん

 に見えるかもしれません。

 ですが僕自身、これで終わるつもりもなく、ようやく先月眼の手術も無事終えて、左右元通りに見えるようになったので、これからより一層の燃料を注ぎ込んで、フルスロットルで物づくりに励みたいと思っています。

 というわけで、今日は早めに仕事が終わったので、これから新橋某所に軽く飲みに行って参ります……。汗

 by ZION

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