秋生 字連

名前の読み方は「アキミ ジレン」です。 主に小説・シナリオ・ノベルゲーム制作をしており…

秋生 字連

名前の読み方は「アキミ ジレン」です。 主に小説・シナリオ・ノベルゲーム制作をしております。

最近の記事

『もしもし かみさま』連載中

こないだ先行公開した異世界モノですが、愛着がわかないという理由でボツにしました。 かわりに現代ファンタジー(SFかな?)モノを連載しております。 これ実は昔pixiv小説で連載してて途中でやめちゃった作品です。 リブートしてほぼ完全別物として今仕上げてます。 完全に見切り発車してしまいましたが、ある程度の内容は決めているのでまぁなんとか・・・・・・なればいいな! こちらで読むことができます。是非どうぞ https://novelup.plus/story/926656

    • 先行公開・異世界転生モノ

      ノベルアップ+に初の異世界転生モノを連載しようと試みています。 とりあえずある程度書き溜めてから投稿しようと思っていますが、とりあえずプロローグが完成したのでnoteで先行公開をしてみようと思います。 ノベルアップ+に公開したらまたnoteで報告いたします。 タイトルも仮なので後に変える可能性大です。 ではでわ。 『俺は異世界が嫌いだ』 勇者が帰ってきた。たった一人で世界の平和を土産に。 国民達は歓喜していた。魔王に脅かされて過ごす日常とさよならできるからだ。 しかし民は

      • ノベルゲーム『魔女は空を飛べない』公開中

        4月ごろから制作していたノベルゲームが完成・公開されました。 これを作る前はもう創作自体を辞めようかと考えていました。 今年中になにかを完成させなければ本当に書くのも描くのも、 そして創るのを辞めようと思っていました。 しかし今回こちらが完成しました。 文字数も5万を超えるものが創れました。 さらには自分にとって未知の世界だったノベルゲーム制作も、 折れることなくやり遂げることができました。 今、本当に感慨無量です。 作りは荒いですし、ゲームと呼ぶには程遠いもの

        • ライカ(小説・過去作)

           一九五七年、私達は宇宙に対して躍起になっていた。我が国ソビエト連邦が、スプートニク一号という弾道ミサイルの打ち上げに成功し、アメリカの先をいった瞬間にも、我々は遥か彼方にある、宇宙を見ていた。  誰もが見上げれば、平等に存在するあの宇宙に、まだ人類は誰一人として行ったことがない。  私は、開発指導者のセルゲイ氏の下で宇宙開発班に所属し、ロケットに関する研究を進めていた。スプートニク一号に関しては大成功を収めたが、ソビエト連邦の我々はそれだけでは満足しない。一号が打ち上

        『もしもし かみさま』連載中

          ニッパー(小説・過去作)

           ニッパーという犬を、御存知でしょうか。いえ、知っていなければならないという事ではありません。  もしこの話を読んでから、あなたがその犬に興味を御示しになれば、調べていただく程度で結構です。  二橋が東京に出てきて、既に六年が経っていた。仕事も順調で、都会の暮らしにすっかり染まっていた。田舎から出てきた当初の戸惑いなど、今では鼻で笑って思い出すぐらいに。  彼は中学生の頃、田舎から都会に出る決心をつけていた。その為勉強も人一倍励んだ。元々頭の良かった彼はその結果、東京の

          ニッパー(小説・過去作)

          物語らないモノ語る

          『実力不足と夢』 窓を閉め切った四畳半。 薄暗い部屋でふとした語りが始まる。 眠い目をこすりながら青年は黙々と作業を続けていた。 何度も意識を睡眠に委ねそうになるのを我慢することで、彼の体力と精神は削られていく。 「まだ無駄なことをしているな」 目が覚めそうなことを耳元で囁かれる。青年は平静を装いながら手を止めない。 「無駄になるとは限らない」 「お前が一番知ってるくせに」 的確に痛いところをついてくる。たった一言で青年の心は闇の中へと放り込まれるようにして閉ざしてしまう

          物語らないモノ語る

          物語らないモノ語る『劣等感と評価』

          窓を閉め切った四畳半。 薄暗い部屋でふとした語りが始まる。 「雨が降ってる」 窓にぶつかる水滴の音が聞こえた。 外も暗くなりパソコンの光が青年を照らす。 「うっとうしい天気」 気が滅入り作業も進まない。座った状態から寝転がり、完全に手を止めてしまう。 「理由をつくったな」 青年の耳元でささやかられる。彼の気分に合わせたかのような低くねっとりとした絡みつく声だった。 「つくったんじゃない、できたんだよ。ボクのせいじゃない」 「でも手を止めたのはお前だろ」 確かにそうだが彼にそ

          物語らないモノ語る『劣等感と評価』

          無駄になる記憶、無駄ではない時間(小説・過去作)

          どこまでも続く日々にも必ず終わりがあると悟ったのは、子どものころに飼っていたハムスターが死んだときだった。 ずっと世話をしていたのに死んだ次の日からは、一つの習慣がなくなった。冷たい身体を触ったときや、墓を作ったときより、餌を与えなくていいんだって気づいたことで、初めて涙がこぼれた。 もういないんだ、ってことに実感が押し寄せてきて、感情も悲しみだけじゃなくて、いろんなものが混じり合って涙となって出てきた。分かってしまったのだ、終わりというものが。 白い部屋のなかにいる。窓は

          無駄になる記憶、無駄ではない時間(小説・過去作)

          noteに登録してみました。 ここでは作品置き場として活用していこうかと思ってます。

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