ハイランダー5Cのすゝめ

目次

  • ハイランダー5Cの歴史

  • デッキリスト、採用カードの紹介

  • 基本的な動かし方

  • 採用候補カード

  • ハイランダー構築と向き合って

  • 最後に


今回はハイランダー5Cの魅力について話していこうと思います。

ハイランダー5Cの歴史


ハイランダー5Cの歴史は浅いため、まずはハイランダー5Cの歴史について話していこうと思います。
ハイタンダー構築は昔から存在していましたが、基本的には4色までというのが今までのハイランダー構築の鉄板でしたが、2021年4月革命が起きました!
これはハイランダー界のフランス革命といっても過言ではありません。
そう、3色カードプッシュです。
それによりハイランダー5Cが誕生しました。
これまで、レインボーカードは2色というのが基本でした。
中には3色や5色のカードもあるのですが、十王編までに登場したカードでお世辞にも強いといえるカードはそこまでありませんでした。
なので、ハイランダー5C自体は組むことは可能だったのですが、色配分がシビアで、デッキとして回すことは厳しかったと思います。
また、カードパワーの底上げ、5Cコントロールデッキの環境入りによりハイランダー5Cデッキも水面下で開拓が進んできました。


デッキリスト

前置きはこれくらいにしてさっそくデッキリストを紹介していきます。
2022年7月時点でのリストです。
"理論上すべてのデッキに勝てる"をコンセプトに組んでます。

特に色配分に気を使って組みました。
火 13枚、水 16枚、光 16枚、闇 18枚、自然 21枚とバランスよく構成されており、色が足りなくて困ったことはほとんどないです。

次に各カードの採用理由を解説していきます。

採用カードの紹介



このデッキの初動カードです。
5Cコントロールの基本となるマナブーストカードです。
合計10枚採用してます。
デドダムを引いたときは最強です。
あとは、ステゴロカイザーやACE YAMATAはクリーチャーとして使っても優秀なカードです。

次に紹介するのは、「シルト 解体事変」です。
このカードは非常に優秀で、上面は速攻デッキやビートダウンデッキに対してS・トリガーを仕込むことができ、下面はコントロールデッキに対してピーピングハンデスをすることで相手のテンポを崩したりできます。
1枚で2つの役割があるカードはとても強いです。

通称「絶望のジョー星」こと「希望のジョー星」です。
殿堂カードになり、対策されることがほとんどなくなったため、不意に出てくるジョー星で相手の歪む顔を見ることができます(笑)
今回の構築はジョー星によるデメリットが獅子王の遺跡とフェアリーミラクルが確定1ブーストになるだけでそこまで被害がないので普通に使って問題ないです。
ドルファディロムと組み合わせて使うことで、ドルファディロムを場に出した時、相手クリーチャーを全て破壊するうえに相手の呪文ロックができます。

このカードのためにハイランダーという構築が存在しているといっても過言ではないカードです。
相手のマナゾーンを見て同じカードがあれば迷わず撃ってわからせてやりましょう!

ドローソースになり、受け札にもなるカードになります。
とても優秀なカードです。


サイバーダイスベガスのDスイッチで撃ちたいカードたちです。
S・S・Sやテック団の波壊goはS・トリガーとしても優秀なカードです

リソースを確保しながら相手の盤面を処理することのできるカードです。
S・トリガーから発動しても強いし、5マナ払って使っても強いし、いつ使っても強いカードです。

このカードはかなりやりおるやつです。
優秀な火水光のカラーリング、パーフェクトダークネスなどを封じるコスト5以下の呪文封じ、コスト8以下のクリーチャー破壊と弱いところが一つもないです。
2ドロー1捨てして、コスト8以下のクリーチャー落として次のターンに鬼札王国やへブニアッシュサインで蘇生するという動きも強力です。
ニコルボーラスを落として、次のターンに蘇生すると気持ちいいです。

ディスペクター軸で組んでいて、デッキがゴリゴリに削れるので採用しています。序盤で使ってリソースを確保するのも強いです。
明らかにループするためのカードをなんで作ったんですかね…

このデッキの蘇生カードたちです。
墓地もリソースになる優秀なカードです。

書いてあることがすべて強い神カードです。
ロマノグリラやACE YAMATA、VAN ベートーベンのコスト軽減にも使えます。
親が金持ち、顔イケメン、スポーツ万能の東大生みたいなスペックです。
そんな人生に生まれたかった…

グレイトフルベンの相方で踏み倒して使うカードだと思われがちのカードですが、実は6マナ払って使っても普通に強いです。
ハイランダー構築に狂ってから気づけました!
蒼龍の大地、S・S・Sなど強いS・トリガーを踏み倒せます。

ディスペクター軸の構築なので、とても相性がいいカードです。
こいつも実際ヤッてる寄りのカードだと思います。
マナブースト、ハンデス、コスト軽減、S・トリガーと結構何でも持ってます。
顔イケメンの京大生みたいなハイスペックカードです。

やばいと思った時の奥の手。
デッキの消費が激しいので普通に出すこともたまにあります。

書いてあることが最強のスーパーカードです。
最近の5Cデッキのコンセプトになるくらいの神カードです。
帰国次女、イケメン、運動神経抜群、金持ち、ハーバード大学卒業クラスの宇宙スペック系のカードです。

個人的にすごく評価の高いカードです。
書いてあることは強いけど、なんだかんだ使われてないカードランキング1位。
基本的に打点ごり押しのフィッシャーとして使ってます。
マナ色も優秀。

「ロストreソウルじゃないの?」と思った方が多くいるかと思います。
これは理由があってこのカードを採用しています。
ドンドンシャワーナウで回収できる、ドンドンボルカニックナウの対応範囲が7→8になる、神の試練のコストを散らすことができる。とGストライクを超えるメリットがたくさんあるので採用しています!
これは一番語りたかったカードです。

色が弱い以外はめちゃくちゃ強いカードです。
序盤で使った呪文を回収できるのはとても強いです。
パワーラインが高いのもいいですよね。

第2のロストソウル。かっこええ…
色も優秀だし、アタック時に相手のクリーチャーを破壊できるのも強いですよね。
昔は1万円してたって最近復帰した人には信じられない事実ですよね。

ロングゲームになると強いカードです。
マナにアクセスできるとてもいいカードです。
disアイチョイスからも使えるし、バウMロマイオンのEXライフシールドが離れた時、アタック時にも使えます。

ザーディクリカとともに誕生しためちゃ強カード。
単色の呪文が使えないのは結構ストレスですよね。
先ほども述べましたが、ジョー星と組み合わせて使うことで、相手の呪文を完全にロックできます。
色も優秀だし、入れない理由がないですね。

王来編が生み出した化け物です。
ブロッカー、ドラゴン、光闇自然の優秀なカラーリングとなんでもござれの性能です。8コストで、鬼札王国やへブニアッシュサインで出すこともできるし、出しやすい高コストクリーチャーランキングtop3に入ります。
ディスタスを踏み倒してもいいし、マナに眠る大型クリーチャーを出してもよしと第2の蒼龍の大地として活躍してくれます。
サイゾウミストやガイアッシュカイザーを相手のターンにマナから出せることを忘れずに!

このデッキの切り札といっても過言ではないカードです。
アタックしながら、横に大型の強力なクリーチャーが並ぶのはほんとに強いです。
タップしていれば、プレイヤーにアタックできないという能力も強力で、このカードを突破できなければビートダウンデッキを詰ませることができます。

このカードを出すだけでドラゴンデッキを終わらせることができます。
ゼロ文明で5Cデッキには足枷になりますが、それを超える性能をもっているので採用しています。ガイアッシュカイザーが絡めば7マナで出せます。


バラモルド3点セットです。
アンタップインできる多色マナとしてとても重宝します。
思っている以上に結構揃います。
終盤のフィニッシャーとしても強いです。
Gストライクも優秀で、デッキを円滑に動かすうえで絶対入れたほうがいいです。

このデッキの動かし方

ハイランダー構築ということで、安定した挙動がなく、動かすのは難しいですが、使えば使うほど味が出てとても楽しい構築になってます。
動かし方としては5Cコントロールと同じで、マナをためて高コストの優秀なクリーチャーをぶん投げるというのが基本的な使い方です。
このデッキを使う上での注意点として、基本的に手札やマナ、墓地の公開されてるカード情報でどう動くか方針を立てながらプレイングすることを心がけましょう。
トップから何が出てくるかほんとに分からないので、デッキから何かを期待してプレイングするのはやめましょう(笑)

採用候補カード

マナからコスト7以下の好きな呪文を使うことのできる優秀なカードです。
マナ色が弱いのでガイアッシュカイザーと選択になります。
このカードを採用するならナウオアネバーも同時に採用したいと思いました。

フィニッシャーとして相手の呪文をロックしながら殴れる優秀なカードです。こちらはガイアトムシックスとの選択になります。
基本的に、トリガー踏んでも返せない状況にして殴ることが多いのでガイアトムシックスのほうを優先しました。
ドギラゴンバスターやミラダンテⅫと組み合わせて使いたいと思いました。

5マナで使って普通に優秀なカード。
2ブーストできるので、5→7とマナを伸ばすことができるのでサイゾウミストが間に合うのも強いです。
色も優秀なのですが、S・トリガーをもつドンドンボルカニックナウやドンドンシャワーナウを優先的に採用しました。

赤単やJO退化、青魔導具に強く出ることのできるカードです。
環境みて採用するのはありかなと思います。
マナ色が少し弱いので、そこがネックですね。

まつもと大先生から生まれた令和の化け物。
個人的な意見として、5Cコンに勝太&カツキングを入れるのは否定派で採用していないです。
このカードを採用するならドギラゴンバスターやミラダンテⅫを同時に採用しないと強みを最大限活かせないと思ったので、「んー…」という感じでした。
トリガーにもなって、デッキをほることができるのは強いと思うので採用する価値はあると思っています。

登場してから、ずっと悪さをしている鬼強カード。
毎回殿堂候補に名前が挙がるが、なぜかうまく回避していますよね。
このカードを採用するなら、ダークマスターズやスペルサイクリカなど採用したいカードが増えてデッキの枠が足りなくて採用を見送りました。

優秀なトリガーカード。
マナ色が弱いのと汎用性の低さから採用を見送りました。
赤単我我我に故郷を焼かれてる人は採用してもいいかなと思います。

ブーストとドローと、5Cデッキに欠かせない要素を備えた優秀なカード。
3→5のマナカーブを意識しているため。ミクルの部分をそこまで使わないのと、神の試練やサイバーダイスベガスのようにドロー+αの性能があるカードが登場したので、ミラクルブレインの優先度が下がったのが不採用の理由になります。

優秀なトリガーカード。
マナブーストに自然の単色カードの枠を多めに割いているので、他のトリガーで穴埋めをする形で採用を見送りました。
ガイアハザード退化がめちゃくちゃ増えれば採用してもいいかもしれません。

ビート系のデッキに故郷を焼かれた開発の人が作ったと思われるカード。
メヂカラコバルトカイザーがいるだけで、相手に相当な圧をかけることができますが、マナ色が弱く、他に強いカードがあったので採用を見送りました。

ハイランダー構築と向き合って

ハイランダー構築と長い時間向き合って、色んなカードの新たな可能性に気づけたと思います。カードの知識は増えたし、こんな運用法があるんだみたいなコンボを見つけることができてとても楽しいです。これからもハイランダー構築に狂いながら新たな可能性をたくさん見つけていきたいと思います!(笑)
ハイランダー5Cは雑に組んでもそれなりに強いので、家のストレージで眠ってるカードを見つけて自分なりのハイランダーデッキを組んでみてください!

最後に

ここまで読んでくれてありがとうございます。
この記事を読んでハイランダーの沼にハマる人が一人でも増えてくれると僕自身も幸いです!(笑)
ハイランダーデッキは一度組むと一生遊べるので1つは持っておいて損はないかと思います。
45枚ハイランダーや60枚ハイランダーも開拓済なのでいつか紹介したいと思います。

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