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ゲーム作りで気をつけている、プレイヤーの意思決定のデザイン

僕がゲームをつくるときに気を付けている点のひとつに、「プレイヤーが意思決定シーンを多くすること」があります。

たとえばカードゲームなら、プレイヤーがA・B・Cという手札を持ったときに、 ”Aを出すべきか…Bを出すべきか…いや、もしかしてCかも…” と迷ってから自分でどうにか決断して、カードを出すようにするということです。

また逆に、 “この場面なら、考えるまでもなくA出すよね” や “何がいいのか全然分からないから、適当に出しちゃえ” というパターンをできるだけ減らします。

そうなってしまうと、プレイヤーが意思決定する余地、あるいは価値がなくなります。するとゲームは、つまらなくなるからです。

意思決定が自分ででき、それが結果に影響を及ぼしているという感覚がもてるからこそ、プレイヤーはゲームについて真剣に考え、入り込むことができるからです。現実でも、そうじゃないでしょうか?

ゲームで遊ぶことで、そういう感覚を身近に持って、価値を感じてほしい。だから僕は、プレイヤーの意思決定シーンが多いゲームを作ることにしています。

そして最後に宣伝ですが…そんな気持ちで作ったゲームを、5/5(土)にビッグサイトで開催するゲームマーケット2018に出展します。D66のブースの、東京ゲームメイカーズというサークルです。

『カルテカ』(トップ画像のゲームです)というチームで戦うポーカーと、『切り裂きジャックは誰?』という人狼にちょっと似ているゲームです。ご興味あればぜひ。

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