テレビのネタがバズるのは、テレビが「みんなの今」をつくるから

テレビって、いつが「みんなの今」なのかが分かりやすい。

1/1の夜7時『風雲児たち』のドラマを観ていた。
杉田玄白、前野良沢らによる『解体新書』の出版までのエピソードを描いた内容だった。

そのなかの田沼意次のあるセリフに大層感動したものだから、その気持をTwitterに呟いたら、珍しくたくさんリツイートされた。さっき見たら500回くらいだったか。

初めての経験なのでおどろいた。
理由はいくつかあるだろう。正月で多くの人がテレビを観ていたことだったり、ハッシュタグをちゃんとつけたことだったり、わりとみんなの共感を生める内容を呟けたということだったり。

しかし、一番大きかったのはきっと、『風雲児たち』が「今」、「みんな」の目の前で放送されていたことだ。これは当たり前だけど、すごいことだ。

基本的に、Twitterのタイムラインを眺めている他の人が何をしているかはわからない。

特に引用コメントなどがなければリツイートという行為は、「これを”自分の考え”として他人に見せてもいい」という意思表示だと思う。それをしてもらうためには共感を得ることが不可欠だ。
そして最近思うけど、共感にはシチュエーションが不可欠だ。騒がしい居酒屋で、悲しい話をされても共感しにくい感じ。どうせならしっとりしたバーとかにしてほしい。

だからリツイートをしてもらうっていうのは、不明なシチュエーションにいる不特定多数に共感してもらう、という非常にハードルの高い行為なんじゃないかと思う。

しかしテレビは、シチュエーションを「みんな」の目の前に作る装置だ。だからタイムラインを眺めている人たちの「今」が統一される。その人たちに向けて共感できる言葉を提供できたから、リツイートしてもらえたのだ。

テレビはこういうことが起きるからスゴい。新年からいい経験をさせてもらえた。

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