「デザイン思考でボードゲームをつくるワークショップ」イベントレポート

一度でも飲食店でアルバイトした経験があると、その後は自分が客として入った飲食店で店員さんに丁寧に接しよう…となると思います。

というかもはや、ピークタイムでもキビキビと動くホールの方々や、オーダーを次々とこなすキッチンの方々に、尊敬の念すら覚えるのではないでしょうか。

だいたいの仕事やモノゴトにはきっと、そういう側面があります。何かに一度でも取り組んだ人はその後、取り組んだことのない人よりも高い解像度、かつ高い関心度で、それを観ることができるようになります。

ボードゲームもそういうところから、楽しさを知ってもらうのはどうだろうかと考えました。「作り手になれば、その後もボードゲームに関心を払わずにはいられなくなるに違いない…」というわけです。

そして先輩のホソヤさんや友達の荒井くんを巻き込んで、誰でもボードゲームを作れるようなプログラムをうんうん唸って考えた結果、1/27(土)に「デザイン思考でボードゲームをつくるワークショップ」を渋谷のマンガサロントリガーで開催する運びになったのでした。

募集はfacebookページで行ったのですが、大変好評いただき、即満員御礼。急遽、トリガーを運営している荒井くんに依頼して、増席してもらっての実施となりました。

まずはゲームづくりの全体の流れを把握

当日は僕からボードゲームの作り方をお話する講義編と、UXデザイナーのホソヤさんが進行役を務めるワークショップの2本立てというプログラムでした。

・ボードゲームってどうやって作るの? ゼロから販売まで、全部解説。(ミヤザキ)

・デザイン思考って何? 実際に企画書を作ってみよう!(ホソヤ)

このワークショップでは「ゲームの企画書をつくること」を最終目標にしました。

最初に講義の時間を入れたのは、企画書作りに取り組むにあたって、それがボードゲーム作り全体のなかで、どのステップにあたるのかを知ってもらってからのほうがいいと考えたからです。


内容は以前に書いたnoteとほぼ同じですが、当日は以前に僕が作成したゲームの「切り裂きジャックは誰?」をお持ちして、具体的なゲームの構成要素を分解するかたちでお話ししました。

デザイン思考とマンガでゲームを企画する

ご参加いただいた方々にお話を聞いてみたところ、半数ほどがご存じだった「デザイン思考」。イノベーションを起こすためのこの手法を応用して、ボードゲームを企画しよう、というのが第二部にあたるワークショップの時間です。ここからはホソヤさんにバトンタッチ。


まずは「企画は感情からつくる」という、ボードゲームの作り方講義でお伝えした内容を出発点に。自身の体験から感情を探し出し、分類します。


そうして見つけ出した印象深い感情を起点にして、ゲームのテーマと体験を決めていきます。

ここでは、4000タイトル以上(!)ものマンガを取り揃えているというマンガサロントリガーの特長を生かして、みなさんにそれらのヒントをマンガからを探してもらうことにしました。

棚の間を歩き回って、自分の感情を再現してくれている作品を発掘するのです…!


最後に、そうしてつくってもらった企画を一人ひとり発表。

このワークショップではゲームのテーマ(題材)と体験(何ができるか)まで考えることをゴールにしていたのですが、蓋をあけてみるとルールまでしっかり考えてらっしゃる方もいてスゴイ。(考える時間、10分だけだったのに)


ワークショップは全部で約2時間と短い時間でしたが、発散と収束を繰り返してアイデアをどんどん磨いていき、全員、発表まで至ることができました。

「それをゲームにするか…!」という驚きの企画から、「たしかにそんな設定のゲームあったら絶対に買うわ…」といったものまで、実際に遊んでみたいなと思うようなものばかりでした。テストプレイをやる際はぜひ呼んでいただきたいです…!

デザイン思考・ボードゲームにもともとご興味をもっている方が多く、積極的に取り組んでいただけたこと、マンガサロントリガーという、クリエイティブな思考にgoodな環境で実施できたことがよかったのかなと思います。

参加いただけた方々には、ボードゲームを違った角度から見るきっかけをご提供できたかな、と思います。初めての開催で至らないところもありましたが、主催者である僕たちも楽しい時間を過ごすことができました。

また、こうした機会をつくれればと思います。ありがとうございました!

★こちらのワークショップをサークルやグループで受けてみたい、という方は zakimiyayu@gmail.com までご連絡ください。

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