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直ドラ楽天陣営指名結果

こんにちは。znoです。
10/17(土)に開かれました仮想ドラフト「直ドラ」に参加してきましたので、その指名総評まとめ記事になります。
直ドラの詳細については下記の記事をご確認ください。

今回は野球好き40さん(@ygz_D40)、aceさん(@ace_eagles16)の2人の強力なサポーターと共に指名戦略を練っていくことになりました。
お二人ともありがとうございます!

指名にあたって現在の楽天を分析しますと、30前後に主力が多く補強戦略次第では来年の優勝も狙える位置にいる一方で、30代前後の主力が次第に衰えていくのが予想されるにもかかわらず次世代のプロスペクト(特に先発投手)が足りておらず生え抜きの育成が伸び悩んでいるという微妙な状況に立たされています。
すなわち、主力が完全に衰えてしまう前に即戦力で手堅く固めて直近2〜3年以内での優勝を狙いにいきたいにもかかわらず、次世代を担う若手もとりにいかないとFAやトレードの補強依存から抜け出せず将来のチームが先細りしてしまうという相反する課題に直面しています。
相反する課題を抱えている以上はどちらを重視すべきか選択する必要がありますので、今回の仮想では来年再来年の優勝を目指すということを重視して指名を進める方針としました。

補強ポイントとしてあがったのは下記の通りとなります。
☆は指名必須、○は選択必須、▲は任意

☆大社の即戦力先発投手
☆プロスペクトショート
☆大学生社会人の右の長距離砲
☆打力のある即戦力の外野手(できればセンター守れると可)
○左および変則のリリーフ
○速球派リリーフ
▲大社の先発投手
▲高校生投手
▲高校生外野手

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それでは実際の指名選手を振り返っていきます。
まずは本指名の選手です。

1位 伊藤大海 苫小牧駒澤大

北海道の誇る豪腕で今年のドラフトの目玉の一人です。

指名の背景
大学生投手では早稲田大学の早川投手の人気が高まっておりますが、陣営では早川投手と同等以上の評価をしており全員一致で入札が決まりました。
直近では東京六大学野球の試合が多く早川投手への人気がさらに高まり指名が集中することが予想されたため、早い段階で指名明言をした戦略が活きて大学屈指の好投手を一本釣りに成功することができました。

昨年の全日本代表では抑えを務めてメジャーリーグのプロスペクトを相手に空振りを取りまくる圧巻の投球をしておりましたが、大学のリーグでは先発として投げており今回の仮想ドラフトでも先発投手としての評価です。
今年の大学生社会人投手は豊作といわれておりますが、1年目から先発ローテ入りできる投手は限られていると思っており、加えて則本涌井と主力投手が30代であることを考えるといずれは表ローテにも入れる可能性がある投手の必要性が高まってます。

今年の仮想の楽天陣営は即戦力投手の入札が相次いでおり、今回は野手指名も含めて思考停止せずに様々な可能性を検討しましたが、即ローテ入りかつ将来的な表ローテ入りも検討できる投手となれば2位以降で指名することは難しいということで伊藤投手の入札にいたりました。

自分が感じた選手としての特徴
・今年のドラフト候補トップタイのMAX156km/hの速球を誇るのに加えて、常時140km/h後半を投げ込めるほど安定的に出力を維持できること
・キレが鋭く空振りの奪える縦横2種類のスライダーを有し、かつ、それをコースに投げ分けることができること
・カットボール、スプリットと右左それぞれに通用する速い変化球があること
・チェンジアップ、ツーシーム、ナックルカーブなど次々に新しい変化球を使えるようになりスプリットもその日の調子により複数種の握りを使い分けるなど非常に器用であること
があげられ、上記にあげた条件を満たせる先発投手として考えられます。

制圧力がある面が誇張されますが制球力も非常に良い投手で、特に先日の星槎道都大戦で見せたインスラは見事なものがありました。

多彩な攻め方ができる伊藤投手はプロでも1年目から活躍してくれることでしょう。

またSNSやyoutubeで自分の野球技術を発信しており、非常に言語化に優れた投手であると感じます。将来的には指導者としても優秀なのではないかとその点にも期待に胸が膨らみます。

2位 今川優馬 外野手 JFE東日本

独特なメカニクスから本塁打を量産する社会人のスラッガーです。

指名の背景
今川選手の指名にあたっては同い年の楽天の外野手に辰己、小郷がいること、さらには1つ下には役割も比較的似ているオコエがいることから賛否がわかれる指名だったのではないかと思います。
にもかかわらず今川選手の指名にいたった理由としては、前述した通り早い段階で出てこれる選手を重視した指名を行おうとしたことに加えて、今回の仮想ドラフトでは今オフ島内がFA流出するという仮定をおき、すぐにでも外野のレギュラー争いに割って入ってくれる外野手が不可欠であると考えたためです。
現状の楽天では怪我や不調で固定できている外野手が不在で、一角を外野手で埋めるにしても、辰己・田中和基・オコエ・小郷・岡島・下水流・和田恋・内田・山崎幹史といった面々でもう2枠を埋める必要があります。ポテンシャルは高い選手もいますが現状計算するには不安な選手が多く、翌年以降の優勝を目指す上で高いレベルでの競争ができるようもう1人外野手の獲得を目指しました。

自分が感じた選手としての特徴
昨年の都市対抗で現西武の宮川から東京ドームの右翼席中段にまで運ぶ、今年の巨人との練習試合で田原から本塁打を放つなど、社会人通算で20本塁打以上記録した長打力はゆびおり付きで、浅村を除く日本人の本塁打不足が懸念されてる楽天にはうってつけの存在です。
昨年はインコースへの懸念がよく指摘されましたが、最近ご本人がtwitterであげてくださった動画ではご本人の言葉通りバットのヘッドが頭から近い位置を通って巻きつけるようにしてインコースを打つことができるようになっており、プロの速いストレートへの対応もできそうです。
長打の反面で空振りも多いという面もありますが、自らバッティングを作り上げてきた今川選手にはインコースを自分で修正して壁を乗り越えていったようなスマートさがあり、もしプロ入り後に思わぬ課題に直面しても自力で克服してくれるに違いないと判断しました。

両翼だけでなくセンターを守れることも魅力の一つです。
楽天のセンターはオコエや田中和基のように怪我がちな選手が多く1軍に本職のセンターが辰己しかいない状況となることがこの2年で度々あります。
今川選手は社会人でセンターとして出場しているもののウエイトもあるのでプロで通年センターとして計算すると故障や疲労が心配ですが、球際の強さは高く打球判断にも良さを感じるため単なる代役にとどまらないプレーを見せてくれるでしょう。

また、今川選手がプロに入って活躍できると感じたエピソードがあるのでここでご紹介します。

 「当時の監督からずっと『その打ち方では全国の舞台では打てない』といわれたんですよね。それでも自分は打撃スタイルは変えたくないと思っていたんですが、試合にも出してもらえなかったですよね。一軍に上がるには二軍戦で打てば使ってもらう機会がありますが、二軍戦で打っても一軍に上がれなかった」
 そういう扱いをされても、打撃スタイルを変えるつもりはなかった。最終目標がプロ入りだったからだ。

 「自分の信念を曲げて、打撃スタイルも変えて試合に出たいかといわれれば、僕もプロを目指していたので、先はないなと思っていました。絶対に貫きたいと思って監督のところに直談判しにいったんです」
 両親には「野球部をやめるかも」と話し、両親からは「そうだよな、納得しないよな。自分の言いたいことを言ってこい」と後押しされて、監督に話をした。
 
「そこからいろいろ話すようになりました。僕は監督に『今の打撃スタイルで結果を残す自信があります。試合に出させてください』と話しをして、出してもらうようになり、リーグ戦でも結果を残していきました」
 だからこそドラフト候補として注目された東洋大の飯田から打った本塁打は格別だった。さらに4強入りし、全国4試合で12打数4安打2打点と結果を残したのだった。

 「全国で打てないといわれたので、ホームランを打った時は『どうだ!みたか!』という気持ちでしたね」

(引用元:https://www.hb-nippon.com/interview/2099-intvw2020/7848-20191221no1094?page=2)

プロで活躍することを最優先にしたがゆえに自分のスタイルを曲げず結果を出してきた今川選手には、なんでもいうことを取り入れてしまうことはせず、目的から逆算して行動を決めるという意思の強さとプロ意識の高さを感じます。

3位 渡部健人 内野手 桐蔭横浜大

今秋の神奈川リーグで三冠王を走りリーグ記録となる8本塁打を放っている巨漢スラッガーです。

指名の背景
野球好き40さん推し枠です。
現在の楽天の右のパワー型内野手には、内田・和田恋・岩見がいます。一軍で活躍した時期もありましたが、今シーズンでブレイクしたといえるほどの成績はあげられていない状況です。彼らにもまだまだ期待するところですがプロ野球選手としては若手とは言えない年齢にさしかかっており、万が一共倒れとなった場合に備えとして二の矢三の矢を打たねばならず、時間的猶予を考えると大学生の候補が理想的でした。
またここ2年のドラフトで獲得した野手は捕手2人を除きみな左打者(18年①辰己⑥渡辺佳明⑦小郷19年①小深田②黒川④武藤)のため有力な右打者確保に動きたかったところとなります。
今までの仮想では下位指名となることが多かった選手ですが、この秋の覚醒ぶりから上位でなければ指名ができないと判断しました。

自分が感じた選手としての特徴
2位で指名した今川選手が体をめいいっぱい使ったフルスイングをするのに対して、渡部選手の場合は良い意味で無駄な動作がなくシンプルにバットが振れておりウエイトでボールを飛ばすことができるタイプです。
今シーズンの岩見を見ていて痛感したことですが、ウエイトがありながらも動ける選手は大きな反動を使わずしても長打が打てるため一つプロで戦う上での武器だと思いました。
現楽天の渡邊佑樹や今年プロ注目の横浜商大藤村投手との対戦での変化球への対応や逆方向への長打を見る限り率としても悪くない数字を残せることが期待できます。

また従来は打撃よりも守備についての評価が高かった選手で、サードとしての動きもよく低い捕球体制から柔らかいグラブ捌きでボールを処理していきます。外国人選手のホットコーナーへの強いあたりにもしっかり対応できる素養を感じます。
高校時代はショートを守っていたほどで体重100kg超という見かけに反して敏捷性に優れた選手です。

4位 森浦大輔 投手 天理大

キレのある直球・スライダー・チェンジアップのコンビネーションで攻める左投手です。

指名の背景
先発投手として伊藤投手を取ったもののまだまだ若手は候補不足であることから将来的な先発候補になる大学生投手がもう一人欲しいです。
楽天では今年21〜23歳になる投手が軒並み右投手ばかりであり、左投手が不在のためここで確保に至りました。

先発を見込んでの獲得ですが結果としてリリーフに回るとしてもそれはそれで良いと思います。
なぜなら今年高梨をトレードに出したことでチームには左のリリーバーが不足しており、今年は一軍のリリーフに左投手が不在という事態も発生していたためです。石井GMは左のワンポイントは時代遅れという発言も残しましたが、現場視点で考えるとワンポイントでなくとも左にある程度強みを持ったリリーバーは重宝される存在かと思います。

自分が感じた選手としての特徴
今年の秋のリーグ戦では防御率0.58被安打率3.19奪三振率11.61四死球率1.45と地方リーグながら驚異的なスタッツを残していますが、中でも四死球率の低さが目を引きます。
着地までの粘りに加えてトップを作る早さを感じますが、それが制球力の安定につながってきているものと考えます。一連の動作は球持ちの良さと出どころの見にくさにつながっており、特に左打者は攻略が難しいタイプでしょう。

右打者相手にも空振りの取れるスライダーとそれの対となるチェンジアップを持っておりブレーキの効いたカーブもあるため、あとは球威がついてくるか高速で変化して打たせて取れるようなボールを身につけられればプロで先発をやれる可能性は十分あるのではないかと思います。

5位 内山壮真 内野手 星稜高

小柄な体格ながら力強いスイングを見せる遊撃手兼捕手です。

指名の背景
1軍のショートは茂木と小深田が回している状況ですが、ルーキーの小深田も大卒社会人のため今年で25歳と若くはないため次世代への備えが必要です。
ファームに目を向けるとショートは今年23歳の村林がメインで守っていますがそのほかは本職ショートの支配下選手が不在です。
村林のファーム卒業もそろそろ考えなくてはならないためファームでの打席数を無駄にしないようプロスペクトショートの指名は不可欠と考えました。

高校生ショートを指名する際に心がけているのが「他ポジションへコンバートしても問題ないような打撃型」か「1軍の守備固めとして通用しうる守備型」どちらかの指名をするということで、どちらにも1軍クラスの強みがないようなバランス型はプロでの居場所がなくなる可能性が高いので避けるということです。
ショートの中で一番若い村林が守備型のため今回の指名では打撃型の獲得を目指しました。上位でも指名を検討していた内山選手が残ってくれたのは非常に幸運でした。

自分が考える選手としての特徴
中学時代はキャッチャーでしたが下級生のころはショートを守り最終学年でキャッチャー復帰するという重要ポジション2つに適正を見せる選手です。ただしプロ入り後はそのようなポリバレント性よりも打撃を売りにしていく選手だと思います。
小柄な体格ですがインコースを呼び込んで打った時のスイングの速さと打球角度が目を引き、体ができてこればプロでも強打者として成長していけるのではないかと考えています。
また足をあげる打撃フォームでありながら頭の位置がぶれずこれが選球眼の良さに繋がってきているものと考えます。

守備についてはキャッチャー転向を再度経たことで力強いスローイングができるようになったと感じます。ずっとショートをやってきた選手でないだけに状況判断や動きなど覚えることも多いと思いますが、焦らずにファームで取り組んでいけば打撃型ショートとして強力なアドを取りに行ける選手にもなれると思います。

6位 松本隆之介 投手 横浜高

Max152km/hを投げたとも言われる大型サウスポーです。

指名の背景
この時点で大学生の先発候補を2名獲得しましたが、この数年で野手重視の指名が続いたことでそれでもプロスペクト候補は足りていないと考えます。
昨年は高校生投手を支配下で取っていないことから世代が開いてしまうため誰かしら一人はとったほうが良いのではないかということで高校生投手の指名を検討しました。
今年は大学生投手が粒揃いな一方であまり高校生投手に目が向けられていないため、下位でも良い投手が残ってきてくれるんじゃないかと見込んでおりましたが、期待通りに良い投手を確保できました。

自分が考える選手としての特徴
Max150超はブルペン記録のため参考記録ですが、それでも148〜149程度のスピードは最速はマークしており常時球速でも140以上のボールが投げられております。冬にかけて体重を増やしてきたということで力感なくこれだけ速いボールを投げられる高校生左腕は今年に限らずなかなかいないでしょう。先発としてやっていくだけの高いポテンシャルを感じます。

課題であった制球面も一冬越えて良化してきており、今年のチーム成績次第では1位候補となっていた可能性もあります。
現在でもチェンジアップ系のボールで空振りがとれますが、肩の可動域が広くしなるような腕の振りで投げられていることから将来的に他の球種を覚えてもプロで通用していくようなボールを投げることができるのではないかと思います。

7位 川瀬航作 投手 日本製鐵広畑

沈み込むようなフォームからMax148kmの速球で押せる右のサイドスローです。

指名の背景
リリーフ投手というのは消耗が激しく前年計算できたリリーフが計算できなくなるということも多く、毎年即戦力タイプの獲得を進める必要があると思います。
近年の楽天は森原・高梨・寺岡など24歳以上の下位指名リリーバーを高確率でモノにできており、この流れを踏襲することにしました。
残っていた投手の中から左腕や右の速球派とも迷いましたが、チームの支配下にいる変則リリーバーが高齢の牧田のみであることから変則投手を優先しました。

自分が感じる選手としての特徴
一見アンダースローを思わせるような重心の低さから、しっかりと横の球筋が使えるフォームが特徴的です。

一見パワー型のサイドスローと思わされますが、サイドスローながらスライダーだけでなくスプリットも使いこなし豊富な球種で先発も務めることが多いです。
プロでリリーフで成功する社会人投手の場合、社会人時代は先発でも活躍できるような球の威力や球種を持っていることが多い一方で、サイドスローでその特徴を持つ選手はなかなかいないので非常に稀有な存在と言えるかと思います。

最高球速は先発で叩き出した数字で、プロでリリーフ専念すればさらに速く威力のあるボールも投げられるのではないかと思います。

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育成選手の指名についても簡単にまとめていきたいと思います。

育成1位 高橋康二 投手 福井ワイルドラプターズ

野球好き40さん推薦枠です。
この1年で球速を10km以上も伸ばしてきた独立リーグの高身長リリーバーです。
年齢は今年26歳になるためドラフト候補としては高齢ですが、190cmの角度から投げる154km/hのストレートは暴力的で、同じく高い角度から放たれるフォークも武器になります。
育成指名ではありますが早い段階での支配下および一軍のリリーバー入りを期待しての指名です。

育成2位 常田唯斗 投手 飯山高

夏の独自大会で16奪三振の圧巻のピッチングを見せた長野県屈指の好投手です。
フォームに変な癖がなく柔らかい腕の振りができてるからこそスライダーで三振の山が築けるものと思います。
もっと体重が乗ってくるようになり体もできてこればさらに力強いボールも投げられるようになるのではないでしょうか。
今年の楽天のファーム投手は館山コーチや永井コーチらのもとで球速upや鋭いカット・ツーシーム・スプリットの習得に成功しており、彼らに追随してもらいたいです。

育成3位 小牟田龍宝 外野手 青森山田高

投手として最速150km/hをマークした選手ですが、今回は外野手としての指名です。
打者として場外弾を含む高校通算19本塁打をマークするなど打撃でも高いポテンシャルを垣間見せていますが、それ以上に目を引くのは身体能力の高さです。
最速150km/h遠投120mを投げる肩、50m5.8秒と言われる足の速さを持ったアスリートタイプの外野手は今年のドラフト候補の中で貴重な存在であるといえます。
楽天のファームではセンター候補の離脱が多く大型タイプや本職外の選手がセンターを守ることも多く、昨年指名した武藤くんとともに投手出身の外野手として次世代を賑わせていってほしいです。

育成4位 小原大樹 投手 徳島インディゴソックス

aceさん枠
打者に背中を向けるようなセットからトルネードのように投げる超変則左腕です。
高校時代は大谷翔平の同級生で、昨年は社会人からメジャーリーグ挑戦を目指したことで一時期話題になりましたが、コロナの影響もあり挑戦叶わず現在は独立の四国ILで投げています。
打者を眩惑する投球フォームで楽天の投手陣に新たな風を巻き起こしてほしいです。

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総評

伊藤投手の一本釣りを皮切りに今川選手・渡部選手といった大社のスラッガーを上位で確保できたことで一気に流れをものにできたように思います。
早い段階での戦力定着できる即効性の高いドラフトを目指す中で、内山選手や松本投手といった大きな期待ができるプロスペクト確保ができたのも大きいです。
欲をいえば両翼でもいいので長打が魅力の外野手も確保したかったところですが、そこは今回の方針と指名枠を何人も割けない都合上仕方のないところかと思います。ドラフトでは一年ですべての課題を解決することはできずどこに優先度をおくかが重要となります。また怪我などで期待した通りの働きができないことも多く、今回の指名で解決できなかったところはその後の成績を踏まえて翌年以降の指名で解決することとします(まあ仮想ドラフトなので翌年以降の指名はないのですけれど笑)

余談

今回は伊藤大海投手の単独指名にいたりましたが、仮想ドラフトの本番が近づくにつれて同じく目玉候補である佐藤輝明選手のスタッツ、特に三振率についての不安がTLで広がり佐藤選手への入札が減ることを予感させました。

佐藤選手への入札が減るということは伊藤投手への競合の可能性が高まるということで、なんとか他陣営に対して安心して佐藤選手に入札させるべく下記のような形でTwitter上でアピールをしておりました。

こういう口プをするときに気をつけなくてはいけないと思ってるのが、嘘はついちゃいけないということで、なぜかというと自分が思ってもいないようなことはすぐにバレるからです。都合の悪い方は強調しないことや意図的に語らないことが大事です。

果たしてどれくらいの効果があったのかはわかりませんが、結果的には一本釣りに成功することができました。
えらひょーさんやsolaさんなど巻き込んでしまった方々はごめんなさい笑

また今回は上に加えてもう一つ盤外戦術も考えてはいたのですが、残念ながら仕掛ける機会にはいたらなかったので別の機会でお披露目できることをお楽しみください。

最後に宣伝

直ドラはドラフト1週間前の土曜日にが開かれましたが、これからドラフト前に2つの仮想ドラフト「ヨソドラ」「ニコ生仮想ドラフト」が行われます。

ヨソドラ(10/19-23)の方は実際にどのような指名が行われるかを予想して各球団陣営が指名を行うものです。

ニコ生仮想ドラフト(10/24)の方は毎年恒例の企画で、Twitterではなくニコ生の放送を通して実際のドラフトさながらに指名が行われていきます。

どちらの企画も全陣営ツワモノ揃いで、我らが楽天陣営はだんださん(@pokoda514)をはじめとしたいつもの強力なメンバーで挑むということなので、今からとても楽しみです!

それでは今回はこの辺で失礼します。
ご拝読いただきまして誠にありがとうございました。

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