冬至も近づくと近所のスーパーにも柚子が並び始める。

 柚子は好きだ。やさしくて、少し刺激的な香りも、独特の甘みと苦味と酸味もすべて。「柚子」という漢字も好きだ。柔らかさと硬さを併せ持ったような感じがする。

 特に「柚」ペンネームやハンドルネームには是非入れたいとおもっていた。それがなぜこんな激甘な名前になったのか。自分でもよくわからない。

 料理の香りづけにも優秀な働きを見せてくれる。一時期、食べる料理食べる料理に柚子が使われていた時期にはさすがに辟易したこともあったが、やっぱり柚子が好きだし、私が好きなつけ麺屋はいまだにつけ汁に柚子をあしらっている。

 ほんのちょっとだけしか入っていないのに、存在感がちゃんとあって、他の素材と協調しながら主張する。柚子のそういうところは格好いいし、憧れてしまう。果物がバンドを組んだら柚子はベースかな・・・

 こんなに好きなのだけれど、肌の弱い私は柚子湯だけには入れなかった。肌にいいはずなのだが、ピリピリしてしまってダメなのだ。とはいえ今日、柚子を夕飯で使ったので、それでもいいからとおもって柚子湯に入ってみたら、意外に気持ちよく入浴できた。

 最初はダメでもやっているうちに大丈夫になっていくこともあるのだろう。昨日はダメだったけど今日突然できるような感覚だろうか。自分が思っていることや決めている価値観など、日々更新が必要なのかもしれない。そうやって生きていくのは、些細なことでも自分が生きることを発見しながら生きていけるのは、きっといいことだ。

 そうありたい。

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ぜん雑記

きになったものもの。
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