出産①

人に読んでもらうような文章ではないが人生の記録として


本日こどもが生まれた

待望の第一子(女の子)


しかし妊娠や出産というのは非常に大変なのだと思い知った。

そう考えると世の中のおかんはすごい。
その辺にいる人、おっさんおばさん
若い子もみんな同じように大変な思いをして
生まれてきて
いろいろ乗り越えて大きくなったのだな、と
こんな時に他人の事を考えたりもする


もともと色々と計画したり準備したりするのが
得意ではない二人が
結婚式という一大イベントにむけて準備に奔走し
あげく人に頼めない性格が災いして
二次会の準備や企画・司会を自分たちで行ったため
わたしたちの腰はとんでもなく重くなっていた

結婚式がすんだら新婚旅行が通常ルートだが
どこにいくのか、どのくらいいくのか、いついくのか
何がいるのかなどと
考えるだけのエネルギーが残っておらず
とりあえず新婚旅行はまた後で考えようと言う事になった


それなら子供作っちゃおう

と軽はずみなわたしの意見だったが
あっさり妻は妊娠した

なんだこれ
人生うまく行きすぎじゃねぇか?

妻と出会ってから人生は好転し続けた

付き合って2年で結婚して二人で住んで
結婚式も無事に終わって、ほしいタイミングで妊娠がわかった

女の子がいい!とわたしが願うと女の子だった

仕事でも評価されて給料が上がった


ますますおかしい
何か大きなどんでん返しが待っている。
こんなハッピーな人生があってたまるか!

産婦人科に月1のペースで妻は通院し
毎月、問題なし順調と言って帰ってきた

そんなある日
仕事で慕っていた上司が異動になり
かわりに一番苦手な上司が我が部署に異動してきた

これは正直、まーまーなネガティブニュースだ

おわった、、、レベルの出来事。


ただし、まだどこか生ぬるい


そうこうしているうちに妻のお腹は少しずつ大きくなってきた


御多分にもれず、妻のお腹の写真をとった


大きくなったな、と思うのだが
前回撮った写真とくらべると、そうでもないか?という日々

あんまり大きくならないお腹に少し疑問を感じてはいた


ある検診の時についにお腹の子が小さい
という指摘をうけた

妻は健康だ
わりと頑張ってモリモリ食べていたし
実際妻は10キロほど太っていた

だが成長が3週間分くらい遅れていると診断された

そして逆子だった


逆子体操はやってみるものの、一向にヒックリ返る様子はなかった


月1だった検診が週1になった


そして唐突に妻は入院することになった


いつも行ってる産婦人科から少し大きな病院を紹介され
受診すると即日入院ということになったのだ。

問題なのは

逆子だと最近はほとんど帝王切開になるが
2500g以下の場合、手術が難しくなるし
子供の負担も大きくなる

今の成長速度だと出産予定日で
ギリギリ2500gに届くか、届かないかであり
もしそれまでに破水したり、陣痛がきたら大変

経過をみて、もしこのままお腹にいても
成長の見込みがないのであれば早めに帝王切開する事になるので
入院してもらう、というような感じだった

ただ逆子だからエコーで小さく映ってるのかも、的なことも


お腹の子はとても元気に動いているので
むりやり安心はしていたが、やはり不安は大きい

妻は子を思い、てきどに散歩をしていたが
入院するやいなや
できるだけ動くな、という指示があった

ただお腹の子供が小さい理由がはっきりわからず
ご飯をちゃんと食べて、妻が安静にしていれば
赤ちゃんにちゃんと栄養がいくようになり
大きくなるのではないか、根拠はないけど。という感じだった

大きくならないのは、この子の特徴なのか
もしくはどこかに異常があるのかは現時点では判断できない、と

お医者さんの言葉はとても心配になる


妻は一週間ほど入院して毎食ちゃんとご飯をたべ
一生懸命に動かずダラダラした

Wi-Fiもなく、カーテン一枚で仕切られた病室で
ただダラダラとベッドの上で過ごすのはとてつもなく退屈である

それを毎日かかさず、妻は子のために
一心不乱にダラダラしてくれた。ありがとう。


そのおかげがお腹は大きくなり
子も成長が確認された

そして急に退院となった


この時点でこの子は親を振り回すタイプの娘なのだな、と思った


退院して妻は実家で過ごす事になった
実家でも継続してご飯たべる以外はダラダラしてもらった


帝王切開の予定日は7/4ということになった


しかし6/22に妻はお腹のハリが気になって受診したところ
再入院となり
手術も6/25に早まった


本当にヌンチャクのごとく振り回してくる


急遽、仕事の休みをもらい
6/25 当日を迎えた



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?