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ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812①

1月5日(土)〜1月27日(日) @東京芸術劇場 プレイハウス
『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』
ついにこれを書く日が来たって感じです(だいぶ遅いです)

この公演、2019年一発目のミュージカルだったのですが、本当にこれでもか!ってくらいハマってしまいかなり入れ込みました。
公演期間中何回も劇場に通い、ほぼ毎日グレコメのことばかり考えていたし、後半に差し掛かると終わってほしくなくて毎日嘆いていました笑
舞台作品でここまでハマったのはなかなかありません。これが初かも!

グレート・コメット、通称グレコメはトルストイの長編小説「戦争と平和」が原作。本当になっがい小説の本当に一部分を舞台化したのがこのミュージカルです🙂文学とは真反対の場所で生きてきたので理解出来る自信がなくて、正直最初は全く期待してませんでした!笑 それでも好きな人がたくさん出てるのでチケットいっぱいとってたんですよねえ...ナイスすぎる私😌

実際行ってみると、会場に入った瞬間から凄い!
あちこちが煌びやかに装飾されていて、まさに社交界って感じ。別世界に来たような感覚に陥りました😳 プレイハウス自体そんなに大きな劇場ではない+舞台がかなり前にせり出しているので、どこに座っていても近くに感じることができました😊
さらにキャストさん達がとにかく客席を走り回ってどんどん絡んでくるので、近いというより本当に自分が世界に入りこんだって感覚でした。没入型ってこういうことか...!と観ながら心底震えたのを覚えています😌

美男美女のキャストさん達も素晴らしいのですが、作品自体もとーーーーーっても素敵!最初懸念してた堅苦しさのようなものはどこにもなく!「戦争と平和」や文学の知識がなくても全然楽しめるミュージカルでした!
笑いもあって涙もあるストーリー展開、美しさだけではなく愚かさも交えて人間味たっぷりに描かれたキャラクター達はみんな魅力的!最初こそ登場人物は多いし名前は難しいし相関図もややこしいしで混乱しましたが、回を重ねるごとに人物像が見えてきたりしてとても楽しかったです😊
ソングスルーといって本編がすべて歌で綴られている今作。私正直歌ばっかりのミュージカルって苦手なんだよなあ...と思っていたのに、なんでか全然苦痛に感じませんでした🙄曲が本当にどれも良くて(クセはあるけど笑)、一度聞くと耳にこびりつくくらい現代的で印象的な曲ばかり!この作品をきっかけに歌ばっかりのミュージカルも好きになれそうな予感がしました😆

このミュージカルの何がすごかったかって聞かれたら、やっぱり「コメットシート」の存在かな...!コメットシートは舞台上にお席があるんです!(最初この席のこと聞いたときは「????」って感じだった)
舞台と客席が完全に一体化しているので、キャストの皆様が真横を通り抜けたり、触れてきたり、乾杯をしてくれたり...!今までも小劇場では客席と近い舞台は観てきたけれどこれは別格...ある種テーマパークのショーを観ているような感覚に近かったです😳笑 他じゃ絶対に観ることのできない角度から観る舞台は本当に新鮮。近い分振動とかも伝わってくるのでとにかく熱量がすごい!一緒に舞台に立っている気分になって本当に気持ちが高揚するのを感じました!
さらにコメットシートではワインが飲めます🍷ワインがとっにかく大好きなので本当に嬉しかったし、舞台観ながら飲むワイン格別だった〜〜🍾

コメットシート内に入ると、こんな感じの座席表を渡してもらえます☺︎
この席がどんな感じか説明するのは本当に難しい!写真があればよいのですが、コメットシート内は完全撮影NGでした😅

そしてグレコメは本当にキャストが私得!と言いたいくらい大好きな人がたくさん出ていて、いっぱい思い出を頂けたので事細かに書きたいのですが長いので別記事!😎 



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