ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812②

グレコメ観劇記録つづき。

この作品はとにかくキャストさんと観客との距離がものすごく近い!
目の前に立ったり、すぐ横を通ったり、時には触れてきたり。
私も通う中で素敵な皆様から沢山思い出をいただけました😍

主演は我らがプリンス、井上芳雄くん!世界一結婚したい男です🤘
いつも舞台でキラッキラに輝いてる芳雄くんが冴えない男の役!
どんな感じなんだろう...と楽しみにして観に行ったら本当に冴えない!!
1幕のほとんどはずっと部屋に篭ってお酒を飲んだり本を読んだりと1人遊びが尽きない芳雄ピエール、猫背でオドオドした態度はとてもじゃないけどいつもの芳雄くんとはなかなか結びつかなくて新鮮だった!
ピエールの大ナンバー「塵と灰」、グリブラで歌唱を聴いた時から身震いするほど感動した曲、実際観るとエネルギーがとんでもない!今まで背中を丸めてたピエールはどこに行ったの?と思うくらい、感情を大爆発させて力一杯歌う歌う!回を重ねるごとに凄まじさは増していって、最後の方は涙なしには見届けられぬシーンになりました...😭
もう芳雄くんて私にとって人生を変えた人と言ってもいいくらい凄い人、言うなれば神って感じの人なんですけど、そんな人が何回も間近に来てるの本当信じられなかった....!数メートル先に居るだけで心臓が高鳴りまくるのに、すぐ真横を通過していくの、本当に奇跡のようで....😭
ある日は目の前でお札をばら撒き、驚いてしまった私に対して満面の笑みと指差しをくださり!ある日は私の真後ろの空席に座り、これまた驚いてると「すいませんね」と言わんばかりに会釈してくださり!ある日は差し出したグラスに乾杯してくださり!(ちょっとオドオドしながら乾杯されて、あ〜〜ピエールだ〜〜〜!!と感動した話) 本当に芳雄くんとの接触が多すぎて供給過多...公演中に死んでしまうかと思ったよ😭どれも嬉しかったけど、千秋楽の日、最後の曲でバチバチに私を見て歌いかけてくれたのがすっごく思い出に残ってるなあ〜、号泣顔をガン見されたのはちょっと恥ずかしかったけど笑 本当に芳雄くん崇拝者の私にとって夢のような舞台でしたわ.....

自由なヒロイン、ナターシャ役は生田絵梨花ちゃん
グレコメの生ちゃん、本当冗談抜きでとんでもなくかわいいです.....!!
すっごい透明感...白いドレスがよく似合う😭💓 モーツァルトのコンスタンツェもすごく良かったけど、ナターシャは生ちゃん以外にできないんじゃないか?と思うほどハマリ役!美しさだけじゃなくて、天真爛漫な少女としての可愛さがあるのが良かった〜、自惚れ屋さんで「みんな私を好き!」とか言っても違和感なく許せちゃうの生ちゃんだからですよ本当...!
生ちゃんの凄いところは外見だけじゃないんですよねえ〜、前回観た時より何倍も歌が上手くなっていてたまげました!! たくさんある難しいナンバーも見事に歌いこなしていて、本当に感動した...😭
ナターシャがオペラを観るシーン、「みんな面白いフリをしてるわ」と歌いながら客席を覗き込んでた時にバッチリ目が合ったあの時の光景今でも鮮明に思い出せる...あんな美女と毎日顔合わして好きにならないのかなみんな...

アンドレイ(ナターシャの婚約者)とボルコンスキー(アンドレイの父親)の二役をこなしていたのは武田真治さん
この人は完全にこの舞台が初見でした。筋肉体操すら見た事なかったのですが笑 初めて見た時はほんっっっっっっとうにハンサムで...!お顔立ちが綺麗すぎて目を奪われました...👀💓
アンドレイの時はとにかくスマートで良い男って感じ。ナターシャに向ける笑顔が本当に素敵で、これは恋い焦がれもするわ...って思いました😌
ボルコンスキーの時はめちゃめちゃコミカル!容赦なく遊びまくる武田さんの振る舞いに何度笑わされたか!最終日が近くなるとどんどんふざけ出して、しまいには生ちゃんの真後ろでChoo Choo Train始める始末笑 武田ボルコンスキーと絡む生ちゃんとはいださんが笑いをこらえてる姿何度拝見しただろう...笑
この二役だけでなく2幕のシーンではサックスを吹く姿も!
筋肉以外の武田さんらしさがたくさん出せてて、本当良い舞台だったなあ笑
武田さんには千秋楽の日、カーテンコールでハイタッチしていただきました!勢いがすごくてちょっと手が持っていかれました!!

並外れたハンサムで女とワインがすべてのアナトール役は小西遼生さん
小西さんはこのグレコメの中で一番「出会ってしまった...」って感じの人です笑 初めて見た時は「カッコいいな〜」とは思ったけれど、推すって感じでもなくて、割と最初の数回は見逃しがちだったんです...でもある日事件は起きました...!アナトールは登場時にコメットシートに座っている女性の手をとってキスをするっていうとんでもない演出があるんですけど、一度それに選ばれてしまったのです🙄🙄🙄🙄🙄🙄🙄
席番を見た時から「アッこれはアナトール席や...」とは思いつつ、回によってズレもあるし、何より私はこういう運は皆無なのでまあ来ないだろう...とちょっと油断してました🙃 いざ席に行くとお隣が男性、そのお隣も男性...、あれ?これは私に来るのでは...?と少し覚悟を決め始めました。アナトールは「そして ドアが開いた」ってフレーズと共に登場するのですが、私は緊張しすぎてやめろ!!!開くな!!!!って心の内で叫んでました🙄🙄
無情にも開くドア、颯爽と登場するアナトール、この辺から自分の心臓の音しか聞こえてません👐 階段を降りる途中でバチッと目が合う、しかもここで一瞬立ち止まって階段上から顔をガン見される、もう殺してくれと思う
目が合ったまま階段を降りてきて目の前に跪く並外れたハンサム、スッと手を差し伸べられて応じるけど、高低差があるので手を伸ばすのが結構キツイ
そのまま取られた手にキス、これしてるフリとかじゃなくてガチでされる
ギラギラの目で微笑みかけたまま立ち去るアナトール、行き場のない手
ちなみにここまで一瞬たりとも目をそらさない、輝きで失明するかと思った
そこから冗談じゃなくアナトールから目を離せなくなりました🙄あれっ私は芳雄くんを見に来てるはずなのに...どうしようもなく小西さんに目がいって仕方がない...ナターシャの気持ちが理解出来る瞬間でした
この数十秒の出来事で真っ逆さまに落とされたあげく、FC入会まで行きました本当にありがとうございました
間違いなくこれがグレコメ観劇の中で一番の大事件、ちなみにまだ唇の感触は覚えています🙄

ナターシャの従姉妹で親友のソーニャ役は松原凜子さん
レミゼで拝見してからそのとんでもない歌唱力、舞台上での圧倒的な存在感、楽屋口でお会いした時のゆるふわっとした雰囲気(これがめちゃ可愛い)に触れて一発で落ちたので今回出演が決まった時は嬉しかった〜〜!
今回の役が素晴らしく良かった...、序盤でナターシャとキャッキャしてるとこはとにかく可愛らしいし、オペラーシーンなどでの深みのある歌声も圧巻!なんといっても2幕にあるソーニャのソロ曲、「ソーニャひとり(Sonya Alone)」がたまらなく良い...!破滅への道を進むナターシャを守ろうとする優しさ、それで自分が傷ついても構わないと歌う強さ、力強い歌声と胸を打つ演技、どうしようもなく切なくて何度このシーンで涙したかわからない...!この曲を歌い終わった後、ソーニャは舞台後方にはけていくのですが、その時に涙を拭いながら決意に満ちた表情で去っていくその姿がカッコよすぎて...!これはコメットシート後方席じゃないと見れない一面でした😌
ソーニャもかなり客席やコメットシート内に降りてくる役。何度も何度もバッチリ目が合って、時には軽く微笑んでくれるなど...とにかくファンサービスが素晴らしくて本当にありがたかったです😭✨

社交界の女王で悪女のエレン役は霧矢大夢さん
この方もこの舞台が初見。初の観劇日からもうオーラがすごくて、どんなに遠くの席からでも目を惹かれてしまうほど美しくエレガント...💃
序盤からとにかく女性としての色気がすっっっっっごい....、役柄上男性の方と絡むシーンが多いのですが、もう本当危険な匂いが凄すぎて、見てはいけないものを見てるんじゃないかと感じるほど!笑 でもそれだけではない、女性的な色気に加えて男性的なカッコよさもあったからこんなにエレンというキャラクターに惹かれるのかなと!さすが元宝塚の男役トップだなあと...🤔
霧矢さんのエレンが歌うソロ曲「Charming」、こっれがとにかくカッコいい...!兄であるアナトールとナターシャを引き合わせるために、ナターシャを大人の世界へ誘う場面。ハスキーで張りのある歌声に、華麗な身のこなしに本当見惚れてしまった...、曲後拍手を送る時に思わず立ち上がりたくなってしまうほど!この舞台で霧矢大夢さん一気に好きになってしまいました...

やばいもうすでにとんでもなく長い...

ナターシャの名付け親マーリャ D役の原田薫さん
この方も存在感がすごい!とっても目を惹く立ち振る舞い。
歌がとんでもなく上手いな...と思ったらグレコメの振付もされてるとか!すごい...なんでもできる人だ...!!原田さんはめちゃめちゃ客席を見てくれて、目が合う度ニコッとしてくれる本当ミス神対応みたいな方でした😆

射撃の名人でエレンの愛人ドロホフ役は水田航生くん
初めて見た印象はうっわーーーーハンサムーーーーー!!!でした😋
ただ外見はかなりワイルド、いつも酔っ払いのような足取りをしててとてもあの爽やかな青年が演じてるとは思えなかった...!水田くんのドロホフは、なにこれ?って感じるくらいお客さんをガン見してきます。これで水田沼に落ちていった人は計り知れないと思います...

アンドレイの地味な妹マリア役ははいだしょうこさん
しょうこおねえさんを舞台で拝見したのは初めて!地味って設定だけどとっても可愛らしかった😊 マリアがコメットシート内に降りてきて、すぐ横を通った時に肩に手を置いて頂いちゃったのですが、その力が結構強くてウッとなった思い出笑 舞台に立ってる時は謙虚だけど美しいお姉さん、って感じなのに千秋楽挨拶ではふわふわ〜〜っとした天然さんでギャップがまた可愛いなと笑

とにかく最高な従者バラガ役はメイリー・ムーさん
この人のシーンがとにかく大好きで!毎回一緒にエッグシェイカーを振りながらめちゃめちゃに楽しんでました!😍 当時ロシアは同性愛に対する偏見が厳しかった事実がある中、ドラァグクイーンであるムーさんが劇中で「いくわよ〜!」と自身の口調で演じられたことが嬉しいと千秋楽挨拶で仰っていて、本当素晴らしいなと!ムーさんがバラガで良かったな〜と心底感じた瞬間でした😭目が合うと必ず満面の笑みを返してくれるホスピタリティ、大好きです!

プリンシパルはここまで!
ただ今回アンサンブルにも推しが😌

木暮真一郎くん、最初はモヒカンのビジュアルにただただ驚いた!笑
何人で歌ってようと聞こえてくる素敵な歌声、今回はダンスシーンだったりギターを弾くシーンだったりといろんな木暮くんが見られて大満足...いや冷静になんでもできすぎですよね...本当すごい人です😭💓
千秋楽の日、勘違いでなければ目が合ったと信じています🙄すごくうれしい

山田元くん、お芝居を見るのは初めてでしたがなんでしょうこのファンサぶりは...!序盤から爽やかな笑顔をとにかく撒き散らしていて、ハンサムが過ぎる!ファンサを受けた友人は一瞬で元くん沼にどっぷりしてました🤔笑
私自身も乾杯してもらったり、声をかけられたり...これは下手したら全員もれなく落ちてしまうなあと感じるくらいの王子っぷりでした...

全員書いていると卒論くらいのボリュームになってしまいますので書きませんが、本当に舞台の隅から隅まで魅力的な方々ばかりでした...
きっと再演があると!信じています!キャストあんまり変わらないといいな😂
本当に千秋楽が終わってからはロスりまくって空っぽの日々になってしまうくらい大好きな作品になりました!また会える日までエッグシェーカーを大事にしまっておきます。池袋のモスクワに通った日々は本当に満たされていました、ありがとうございましたと叫びたい!!

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