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日本の酪農

こんにちは。酪農コンシェルジュの西園です!
GW初日ですが、鹿児島はあいにくの天気で大荒れです。
今までGWで休んだことないので、あまり関係ないんですけどね、、(笑)

酪農のイメージ

酪農のイメージと言われて、おそらく放牧で大草原をのびのびしている牛達をイメージする方が多いと思います。


日本の乳牛で、少しの時間でも放牧されている乳牛の割合は約20%です。


ほとんどの牛は牛舎内で飼われている、いわゆる舎飼いということです。

僕の牧場も舎飼いでフリーバーンという方式で管理しています。

舎飼いですが、牛達は自由に活動することができますが、一生を牛舎で過ごしてかわいそうとか言われることもあります。

ですが、実際そうなのでしょうか。

僕としてはどちらとも言えないと思います。

なぜなら牛達の気持ちは、僕たち人間にはわからないからです。

なんとも面白くない答えですね(笑)

そもそも、舎飼いでもとても丁寧に管理をされている優良農家さんもたくさんいます。

牛達が健康でなければ、そんな農家さんになることは絶対にありません。

業界では有名な言葉があります。

私たちはあなたの乳牛です。

私たちはあなたのくださるものを食べ、飲ませてくださるものを飲み、住ませてくださる所に住みます。

良い牛になれば、悪い牛にもなります。

丈夫にもなれば、弱くもなります。

気持ち良く暮らすことができれば不愉快にもなります。

このように私たちの運命は酪農家任せなのです。

乳牛は放牧とか舎飼いとかではなく、僕たち酪農家の管理の仕方に答えを返してくれるはずです。

良い答えを返してもらえるように、僕は頑張っていきたいと思います。



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