試合で負けが続いた時、プレーがうまくいかない時、心の奥で無意識に思ってしまうことがある。


「やっぱり俺って凡人なのかな。これが俺の限界なのか？」って。

「俺みたいな選手が出れてる時点でこのチームにマイナスじゃないのか？」


思わないようにしても心の奥底からネガティブな感情が湧いてくる。

こういう感情が湧いた時、ふと思う。
「あー。実力たりてないな。」って。

でも俺はこういう感情、状況から常に這い上がってきた。

ここである疑問が最近浮かんできた。

なんで俺はこういう感情、状況から這い上がってやろうって思えるんだろうって。

だから考えてみた。過去を振り返って、
こういう時どうしてたかを。

・・・

まず絶対にやってることが２つあった。

①どん底まで気持ちを落とす。

俺は根がネガティブだと思ってます。

常に最悪な状況を考えてしまうし、常に完璧でないと納得しない。

だから中途半端に「まぁ大丈夫やろ」みたいにケロッと立ち直ることは難しいと思います。

だから自分の頭の中で考えられるだけのネガティブを考えます。例えを出してみましょう。

サッカーで自分のミスで失点して負けてしまった時。ここでとにかく考えられるネガティブを考える。

・次の試合使ってもらえないな。
・監督からの評価が落ちたな。
・あの時ああしとけばな。
・俺ってほんまにあかんな。
・なんでこんな下手くそなんやろ。
などなど

たくさん出します。出そうとするというよりかは自然と出てくると思います。それをネガティブに考えたらダメって思ってその感情にふたをせず全て出し切る。

もう出し尽くしたなって思ったら俺の場合、だんだんポジティブになります。

「あのプレーしたら試合出れなくて当然やな、当然のこと考えても仕方ないか。じゃあ上手くなってまたスタメン取り返せばいいか。ってかなんであんなミス起きたんだ？確認してみるか。」

〜映像視聴中〜

「ここがこうでこうだからこうなったのか、じゃあここを改善したらいいな。よしやってみよう。」

まぁざっとこんな感じなサイクルですね。

俺個人的な意見として、ネガティブの出せるだけ出すと、自然と少しずつ当然のことのように思えてきて、ここから這い上がるしかねーなっていう論点に辿り着きます。

それをネガティブの感情を出し切ってないのに、無理にポジティブになろうとすると、ポジティブな考えを思いついた反面、ネガティブなことも考えてしまう。

こうなれば立ち直るのに時間がかかるように思います。

どん底まで落ちたら上がるだけ。

それより下はないんだから。

そんな当たり前のことに気づくことが早くなるんじゃないかなって思ってます。

②他の人の意見を聞く

俺は自分で考えて、わからない時、
他に方法があるんじゃないかな？とか

俺のプレーをよくするためにはどうすればいいかを人に聞いてます。

先輩、同期、指導者はもちろん。

後輩にもこういうところがわからないんだけど教えて欲しいって普通に聞きます。

たまに後輩に聞いて恥ずかしくないの？とかプライド持てよとか言われることもありますが、

俺はそんなプライドはありません。

せっかく上手くなる、成長できるチャンスがあるのに、もったいないと思います。

だから俺はそんな時必ず同じこと言います。

「本当に上目指そうとしてる？チャンスはいろんなところに転がってはいるけどそれは平等ではない。自分でチャンスを掴まないとチャンスは掴めないよ」って。

チャンスは目の前に常に転がってる。けどそれをチャンスと思えない人もいるし、見逃す人もいる。

だから上手くいかなくて落ち込んでいる時、こんな時こそ、チャンス。

わからないこと、考えてぬいてもわからない時は、聞いてみる。

もしかしたらすごい納得いく答えが返ってきて、プレーが一気に変わるかもしれない。

それは聞いてみないとわからない。だから行動しようよって話です。

だから俺は人に聞いて次どうやったら上手くいくかを考えてます。

以上ふたつのことを俺は上手くいかない時絶対にやってます。

こうやって考えて見ると、とにかく上手くいかないことばかりだった。

もしかしたらこれからも上手くいかないことばっかりかもしれない。

上手くいかないことばかりで嫌になるかもしれない。

そうなった時は皆さんの力を貸してください。

応援してくれる人、仲間、家族が俺の支えです。

俺は絶対に這い上がります。
俺の背中をみてみんなが頑張れるように。