ゾラ

フリージャーナリストを目指して修行中。野菜を食べないと不調を感じる今日この頃。平成生ま…

ゾラ

フリージャーナリストを目指して修行中。野菜を食べないと不調を感じる今日この頃。平成生まれのゆとり世代。日本列島の真ん中の山奥育ち、教員免許、ぞうの調教師免許。

最近の記事

普通を演じる。「夜明けのすべて」を見て

上白石萌音ちゃんが好きで、朝ドラ出演が決まったことを喜び、相手役はどんなもんやろか、と萌音ちゃんを軸にした世界に突如、表れたのが「稔さん」だった。 「安子ちゃん」と言う声で、萌音ちゃんがさらに可愛く見える。これは誰だろう・・・?と思ったのが、松村北斗と、SixTONESとの出会いだった。 そんな、「もねほく」推しの私にとって、映画「夜明けのすべて」の公開は、待ちに待ったもので、指折り数え、公開日を待った。 公開2日目の舞台挨拶中継つき上映で、2回見た。さすがに一日に同じ映

    • ときどき来るやつ

      突如、やる気スイッチが切れた きっかけ不明。どーしたかしら つーーーん 会社にがっかりしたのがきっかけかしら 休日出勤が続いたことが原因かしら 上司と問題意識がズレてることが原因かしら 手足に力がうまく入らない。 帰って寝たい

      • 文章とわたし

        創作物と自分自身の距離感。 アーティストと呼ばれる人たちの中には、 完成した時点で、もう私のものではない、それは見る人のもの といった趣旨のことを言うひとがいる いまいち、その言葉であったり、その境地を今まで理解できなかった 近年、言葉は浮かんでくるのに何かがブレーキになって書き進められないという状況に置かれ、打開策が見つからないままもがいている ふと、もう私のものではない、というフレーズが浮かんだ。 私に足りないのは、不足しているのは、手放す感覚ではないか。 自分か

        • ことば

          言葉があふれそうになるときが、ときどき、ある。 でもなぜか、そんなときは、書くことをためらう。 言葉に力がこもりすぎてしまう気がして怖い。 生み出そうとせずとも、頭の中には、次から次へと言葉があふれてくるのに、それを書き起こしてしまうのが怖い。 もうちょっと落ち着いてからにしよう、と、なぜかブレーキを踏んでしまう。 それで、落ち着いたら、いつも書かない。 なんなんだろう。 何を怖がっているのだろう。 自分で自分をコントロールできない感覚が怖いのだろうか。 最近、人の言

        普通を演じる。「夜明けのすべて」を見て

          相手を思う難しさ

          朝ドラ「カムカムエヴリバディ」にはまっている。 もうぞっこんだ。 もともと、上白石萌音ちゃんが好きで(先日、千と千尋で初の生萌音ちゃんを堪能した) 萌音ちゃんがヒロインの朝ドラを見逃すわけにはいかない、と意気込んで見始めたところ、制作の思うがままに、ハンサムな稔さんにはまり、巧みな脚本に舌を巻き、ドラマの演出が誰かなんて考えたことなかったのに、週替わりの演出の微細な表現の違いまで気づくようになり、照明や小道具の工夫までなめ回すように見て、どっぷりである。 終盤になり、怒濤の

          相手を思う難しさ

          ・・・だいじょうぶ

          5カ月前、推しというものができた。 おそらくここまで熱心に生きている人を追いかけているのは、人生初。 小学5年のとき、初めて調べ学習で取り上げた天智天皇。 大学の卒論で取り上げたフランスのジャーナリスト、エミール・ゾラ。 大学院の修士論文で取り上げた信濃毎日新聞記者の桐生悠々。 それと同じくらい、はまっている。 手当たり次第、手の届く情報すべてにアクセスしている。 元がオタク気質な自覚はある。 その推しが、ブログに書いていた言葉が、刺さった。 大丈夫?ってきくことの、暴力性

          ・・・だいじょうぶ

          ここ半年くらい、できていないこと、やりたくて手を出したのに気持ちが整わなくて進められていないこと、朝起きて寝るまでそんなことが頭の片隅を占めていて、自分を責めてしまっていたけれど、今日やっとできる気がしてきた。そしたら、この半年、あれもこれもやったやんって、カウントが逆になった。

          ここ半年くらい、できていないこと、やりたくて手を出したのに気持ちが整わなくて進められていないこと、朝起きて寝るまでそんなことが頭の片隅を占めていて、自分を責めてしまっていたけれど、今日やっとできる気がしてきた。そしたら、この半年、あれもこれもやったやんって、カウントが逆になった。

          一山越えた

          一年前、いつの間にか座らされていた席を、卒業した。 いやー、よく乗り切った。一山も二山もあったけれど、去年の今頃より、自分のことを信じられるようになった。 私の直上に付けられた人は、暴君で有名で。 最初は全く仕事を任せてくれない。そりゃあ、Aさんがやった方が早いし的確だけど、それでは私は全く成長できない。 何もしない方がいい、ってことですか って聞いたら、「そう」って言われたこともあった。 さすがにこの関係性で1年はやりきれん、と思って、今までの人生でやったことな

          一山越えた

          わたしのすがた

          「党首になるか、議員になるか、どっちがいい?」 衆院選選挙特番を見ながら、相方に問われ驚いた。 驚いたわけは、立候補を示唆されたのが、初めてではないからだ。 前の彼氏も、当たり前のように、私がじきに議員になることを想定していた。「PTA会長やって、市議から県議くらいは行くでしょ」。当時は、記者になる夢は抱いていなかったから、出身県で人並みに子を育てる世界線だったけど、彼にはそう見えていたらしい。 かれこれ、10年前。 この間、自分の生き方や価値観、優先順位、あらゆる

          わたしのすがた

          GG

          眞子さまの結婚報告会見の反応をワイドショーやツイッター、ヤフコメで見て、ジェネレーションギャップとジェンダーギャップを感じた。いわゆるGGである。 入場からして、GG連発だった。 先導して入ってきたのは、眞子さま。壇上に上がるのも眞子さまから。マイクを持ち、話し出すのも眞子さまから。 眞子さまがこの結婚で、小室圭さんに守ってもらおう、なんて全く思っていないのが見て取れた。 そして、圭さんが独断でしたことはない、全て私のお願いしたとおり、というご発言。むっちゃ格好いいや

          きょうのところ

          30歳代になり、周囲の妊娠出産ラッシュが加速している。否が応でも、自分の人生観を見つめ返さざるを得ない。念のため言っておくと、知人友人の妊娠出産は、ちびっとの濁りもなくうれしい。おせっかいにお祝いを送りつけたくなるほどにうれしい。 さて、迷いの原因は、相方が子どもが欲しい、家族の人数が多いのが純粋にうれしい側の人間だと知っているからだ。 そして、同居するようになってより明らかになった相方のケア能力の高さだ。正直言って、彼のケア能力を私だけが享受しているのは、申し訳ない。もっ

          きょうのところ

          2回目の夏休み

          週末、微熱を出した。 その2日前くらいから、くしゃみが止まらず、目のかゆみもあったので、秋の花粉症じゃないかと思う。 が、会社のルールで出勤がストップ。 所属長は、解熱後4日間と言っていたのに、会社の保健室に今日指示を仰いだら、なんと8日間だったらしい。 え。 あと何日、自宅待機?? え。 確かに週末はしんどかったし、倦怠感と頭痛で仕事行きたくなさ過ぎたけれど、こんなに休めと言われましても。 ちなみに念のため受けたPCR検査は陰性だった。 同居する相方は、立

          2回目の夏休み

          居場所

          お気に入りだったお店が相次いで閉店した。 寂しい。 両店とも店主は高齢で、いつか来る日とはわかっていたけれど、寂しい。 知り合いのいない土地で、私にとって、ただいま、といえる稀少な場所だった。 コロナじゃなければ、今すぐに会いに行きたい。 今じゃないと、手遅れになるかもしれない、そんな思いが浮かぶことが寂しい、怖い。 でも、イヤだ。 歳を重ねることは、大事なものを得て、失っていくことなのだと、初めて実感した。 祖父母を亡くしたこととも、失恋したこととも違う喪失感。 こ

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          優生思想を考えるとき

          はじめて優生思想という定義を知ったのは、いつだったか。 中学か高校の時分に、ホロコーストの歴史を知ったときだったか。 同じころ、私は「人は効率的に生きるべきか」という主題を抱えていた。それは、「社会にとって、効率的な生き方が正しい生き方だろうか」というものだった。 生まれてから、失われた20年を生きてきた中で、高度経済成長こそが日本のあるべき姿で、現在の不景気を脱するためには、再度、経済成長を迎える必要があるという、社会のメッセージの中で、自分はどう生きるべきか、考えて

          優生思想を考えるとき

          時々来るやつ

          衝動的に仕事を辞めたくなる、やつが久々に来てる。 なんか、自分への恥ずかしさと、会社への絶望感と、入り交じって、全身がだるい。 「わきまえる」って、日々無言の圧力で求められる日本社会だけど、「女性だから」のわきまえはしないと決めても、求められるものが、「若手だから」との境目が曖昧で、でも本音では、若手だから、経験が浅いから、出せる意見を軽視した結果がが今の会社の姿だと思っているから、私や同期が出すアイデアを、軽視されるのは、すごくストレスに思う。 でも、私が生まれた年に

          時々来るやつ

          一歩前へ

          初めて、私的ではない公開される文章に、親から受けた影響を自分がどう解釈し、どう理解したか、書いた。 きっと半年前でもできなかった。 ちょっと大きい一歩を前に出せた気がする。 無理をした感じでもなく、書きたい文章のつなぎにあった方がわかりやすくて、さらっと書いた。 じんわり、自分が喜んでる。 やっとここまで来たね。お疲れ様。

          一歩前へ