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【感想】MANKAI STAGE『A3!』~AUTUMN & WINTER 2019~

エーステ秋冬公演を観てきましたので、軽く感想メモです。


~~ネタバレあります〜〜


秋組

内容について

ゲームのメインストーリーはかなりエピソードが盛りだくさんなので、取捨選択するのが大変そうだなあ〜なんて思いつつ、春夏公演が楽しかったので期待してました。

秋組はポートレートが挟まるから、まとめるのがさらに難しそうだし、どういう感じになるのかな~?と思っていたら、ポートレートと監督に語りかける例のやつがアクセントになって、スタイリッシュな構成だなーって感じだし、飽きずに楽しめた。

ただ、どうしてもエピソードの描かれ方に濃淡はあります。

秋組は万里・十座が濃く描かれていたのに対して、太一の話はゲームに比べてコンパクトになってました。前半ずっと影が薄めで、悩んでる描写があってからすぐ懺悔までいったなーーって感じ。
太一が天馬に鬱屈した感情を持っていて…という関係性が好きなのですが、そこはポートレートで触れられなくてちょっと残念でした。天馬が出てないから仕方ないなーー、とは思う。

そして、秋組はゲーム以上に十座の”太陽”感がすごい~~!
全員、十座の純粋さに憧れとコンプレックスを持ってて、でも当の本人はまったく気づかずに、ただただまっすぐに芝居のことだけ考えてる……っていうのがエモエモのエモ(エモの使い方合ってる?????

そんなこんなで始まる秋組の劇中劇『なんて素敵にピカレスク』は、かなりスピーディーに進みます。
ゲーム未プレイだと、中盤あたりの展開についていけない人もいるかも?って思ったけど、どうだろ??

劇中劇の衣装はどれもかっこよくて、幸くんやっぱ天才だよ~~って感じですが、特にルチアーノ(万里)のコートがモスグリーンなのがサイコー!!!!!って思った。
裾をバサバサ翻してガンアクションするのが、非常にかっこよかったです。

キャラ・キャストについて

キャラとキャストに対する感想がごっちゃになっていると思いますが、お許しください。順不同です。

■摂津万里
キャリアはまだ浅いキャストさんだと思うのですが、お芝居・ダンス・歌どれも上手で、そんなところも含めて万里そのもの~~と思った!!

最後の幕が降りたあと、リーダー2人が出てきて挨拶するのですが、2月の東京公演で、万里が「東京をぶっ飛ばして、大阪をボコボコにして、山口をギッタギッタにして、東京に戻ってくる」とか言ったのが、イキッてる高校生~~!って感じでめちゃよかった(褒めてます)
ちなみに、紬さんは隣で「ぶっ飛ばすー!?」とか驚きながら笑ってました。

■兵頭十座
最初は、十座にしてはちょっと細身かな???と思ったのですが、雄三さんに無骨に頭を下げる姿とかまさに十座って感じで、お芝居を観ているうちに気にならなくなりました。

「The Show Must Go On!」の客席降りで十座が近くに来てくれたのですが、めちゃくちゃぎこちなく手を振ったりハートを作ろうとしたりしていて、不器用に頑張ろうとする姿がものすごーーーく十座だ!!!と思った。
汚れたおばさんには眩しすぎる存在!!!!

■七尾太一
ニコニコ笑顔がかわいい〜~~!!!!
前述のとおり太一のエピソードはコンパクトになっていたのですが、それでも、前半のニコニコ顔と自分がしたことを後悔して泣きじゃくる顔のギャップがすごくて、えーーーーん、これは責められねえ~~~ってなっちゃったよね。

■伏見臣
や、や、や、優しい~~~~~!!臣くん、やっぱりめちゃくちゃに優しい~~~~!!秋組の良心~~~~!!

太一に嫌がらせの件を打ち明けられたとき、異変に気づいていながら何もできなかったから……って、一緒に謝ってくれるのめちゃくちゃ優しくないですか????普通そこまでしてくれる?って思っていたのですが、この臣くんなら謝ってくれるわ……と思えるジェントル臣くんでした。

臣くんと太一の『異邦人』、めちゃくちゃ楽しみになった!

■古市左京
秋組、みんな本当に顔がキャラに似ててすごいな……と思うのですが、その中でも特に左京さんは本物の左京さんです????と思うぐらいに、顔もなにもかも左京さん……
カポネの衣装もとってもお似合いでした。

役回り的に、公演全体を通して出番も台詞も多いですが、さらに歌もたくさんでした。実力があるからこそだと思うので、さすがだな~~と感じつつ、美声を楽しませていただいた!


冬組

内容について

もともと第1部のストーリーでは冬組が一番好きなので、思い入れありありの感想になるかもです。

賛否あるんだろうな~とは思うけど、ファンタジー?オカルト?風味なのが個性的でよいなと思うし、夏組あたりと比べて冬組……大人……めどくせっ!!!本心押し込めてお互い傷つかないようにした挙げ句に揉めるなら、さっさと喧嘩して合宿行って花火やって仲直りしようや!!!って感じなのが、逆にいいんですよね……(???? 夏組は夏組でかわいいんだけど……

冬組ストーリーの中でも、無間人形のエピソードで”三角だけがループに気づいてる”のが、得体が知れなすぎてめちゃくちゃ好きなんですよね〜〜。
今回、そのエピソードは歌ありで結構丁寧に描かれていました。
本田礼生くん、歌もダンスも声も喋り方もすごーーく三角だな…と感動するので、その三角でこのエピソードを見せてもらえてハッピーだった。

あと、誉さんのまごころルーペの話も歌あり。
無間人形と比べるとエピソードに割かれる時間は短いものの、歌が凝っていて、ミュージカルっぽくみんなの気持ちを表現しながら進んでいくので、個人的には満足度高かったなと思います。

エーステは「ミュージカル」とは言っていないけど、その割には結構歌が多いな~、という印象。単純なので、歌とかダンスがたくさんあると見てて楽しい~~!!ってなれるからありがたいです。

ちなみに、冬組は密の開かずの間関連のエピソードが削られた(密がいなくなってしまう描写はあるものの、かなりコンパクトになっており、「開かずの間」のワードも出てこない)感じでした。
それもあって、密の掘り下げはかなり少なかったかなー?とはいえ、もともと第1部の時点では密の謎は残ったままだし、今後を楽しみに待ってます。

そして、『天使を憐れむ歌』!
エーステは、劇中劇の前後に緞帳が下りて客電もついて、アナウンスも挨拶もある……というのがすごく好きです。
加えて、冬組千秋楽のタイマンバトルでは、GOD座のお芝居も上演したのが良き寄りの良きだった!!!実際に観客としてタイマンバトルの場にいるんだなーと思えたので。

スピーディーに進んだ秋組と比較すると、冬組は長めの尺で劇中劇自体をしっかり上演していた気がします。
タイマンバトルの結末に納得感を出すためにも、冬組がどれぐらい素晴らしい芝居をしたか描く必要があったのかな~と思った。
冬組キャストさんは経験豊かな方ばかりだし、『天使を~』もすごく見応えありました!

わかっていても、MANKAIカンパニーが勝利したのはうれしかったな~。


キャラ・キャストについて

冬組はキャスト発表されたとき、思っていたよりベテラン?勢が多くて、春夏の傾向と違うなーーと驚いたのですが、さすがに安定しててよかった~

■月岡紬
気弱?なわりに、最終的にはリーダー(主演)に立候補するなど、ギリギリのラインで意外な積極性を出してくる紬なのですが、見てて「あー、こういう引っ込み思案だけど意思がある人っているわ~~」って思わせるリアルさがあった。

GOD座の入団試験に落ちたのは、お芝居が下手とか才能がないわけではなく、単純に神木坂レニの好みに合わなかっただけなんじゃないかなーと思うのですが、どうなんだろう?

あと、ミカエルの衣装のインナー?がピンクだって、ゲームのときは気づいてなかったんですが、舞台で見たらわかった!すごくかわいかったです。

■高遠丞
はじめてメインストーリーを読んだとき、近所のおばちゃんのように「そんなに紬のこと怒らないで~~~!!!」「ちゃんと気持ち伝えなさいよ~~~!!!」ってなったことを思い出した。ハラハラしたけど、仲直りできてよかったです。

■御影密
前述のとおり、「開かずの間」のエピソードはコンパクトになってました。でも、ソロ曲ありまーーーす!!!!「開かずの間」での監督との会話の代わりに、歌で密の孤独感とか不安感を表現してる感じ。

普段のぼんやりすやすやしてる様子と、演技してる姿のギャップが激しくて、こういうことか~~そりゃみんな驚くわ~~って思いました。役者さんはすごい!

■有栖川誉
誉さんの脚、めーーーーちゃくちゃに長くて長くて、わかっているはずなのに、舞台上に出てくるたび「脚、長っっ!!!!!!!!!」って驚いてしまった。
あんなに脚が長いと、洋服買うの苦労しないかな!?!?

誉は人の心がわからない……自分はサイボーグだ……って悩んでるけど、人の心がわからないことがわかってて、なんとかして理解しようと努力している時点でえらくない!?!?って思ってしまう。

密と誉がメインの『主人はミステリにご執心』、衣装も素敵だし大好きなお話なので単独公演が楽しみだ!!!!!

■雪白東
「The Show Must Go On!」の客席降りで近くを通られたのですが……ものすごーーーーーーくいい匂いがした……お花の香りだった……

あんステの大将のイメージがあったので、東さんって意外だな~と思っていたのですが、友だちから「もともとはキレイ系の役の方が多かったらしい」と教えてもらった!確かに、実際に観てみると違和感なしでした。

冬組の公演は好きな作品が多くて、東さんと丞メインの『真夜中の住人』も早く観たいのですが、まだまだ先だな~!!!!!当時も、東さんがなかなかSSRにならなくて、ファンの人たちヤキモキしてましたよね。
楽しみに待ってたいと思います!

■春夏キャストのこと
冬組のストーリーのとき、春夏キャストが女装(MANKAIカンパニーオタクのモブ役)をするのですけども……立石俊樹様がガチで高嶺の花系美人OLすぎて……いや、あんなの憧れの存在すぎるでしょうが……ViViモデルですわ

公演期間中に、レニにいじめられた紬が芝居を変えたとき、モブ子ちゃんたちが「いつもと違ったね~GOD座っぽかった~!」「でも、私は前のほうが好き」「うーん、お芝居って難しいね~」みたいにやり取りするんですよ。そこで、難しいね~って考えこんでる立石俊樹様(女装)、あまりにも美の化身すぎて美でしかなかった。美です。

全体の感想

楽しかったーーーーー!!の一言に尽きる!!!!
3時間超えなので長いはずなのですが、それを感じない舞台だな~って思う。

ストーリー自体もおもしろいし、脚本もわかりやすくて、演出は凝ってて、役者さんたちもキャラにぴったりで……と、すべてがレベル高い舞台だなーと感じます。
観終わったあとに、ただただ「ハッピー!!!!!!」って気持ちで劇場を後にできる!!

最高!ありがとう、MANKAIカンパニー!!!!!!!!!!

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aya

関東に住んでいるOLです。細々と舞台などを観て楽しんでおります。 noteには、観劇した作品の感想などを書いています。月1~2回更新です。

観劇メモ

観劇した舞台の感想をまとめてます。
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