見出し画像

オムファロデス・チェリーイングラム。花から採れた種子が発芽し苗へと成長!

【秘蔵のコラム】青い花の宿根草 オムファロデス・チェリーイングラムの結実から種子に、そして苗へ
オムファロデスの青い花が結実していきます
青い庭の宿根草のオムファロデス・チェリーイングラムの結実から種子になり、苗へと成長する過程を写真で見ていきます!
オムファロデス類の種はおへそのような形をしています。すごく種が小さくて、付いている場所が分かっていても、発見するのが大変です。

今回はチェリーイングラムの種子を写真になんと!納めることが出来ました。
種子から増やすことが難しい宿根草なので、通常は下茎から増えた苗を株分けしますが、種から芽が出ました!
まず最初は、オムファロデス・チェリーイングラムが青い小花を華々しく咲いているところからです。
しっかり茎も伸びて満開です!!
これから少しづつ茎の先の方に咲く位置を変えていきます。

この独特なブル-の色合いが他の花では見られない様な何とも言えない美しさです。
よく見ると花の下の茎に花後の小さな結実した状態の種の前の状態があります。こちらが種になっていきます。

種になる過程です。まだ青く瑞々しい茎に黒い点のようなものが見えます。

まだ5月初旬です。まだまだ花の咲きますので、ついつい種を見逃しがちです。小さな種になる元が付いています。
この写真に残すまでに何年か?かかりました...
花は徒長の茎を伸ばしながら、まだ咲いていきます。子孫を残そうと頑張っていますが、ほとんど種で増えないのが、オムファロデスです。
葉も若い萌黄色の小さな葉が成長した葉の間から出て生きています。株も春から夏にかけて大きく成長します。
種もたっぷりと栄養を蓄えて来年、苗が芽生えるエネルギー貯め込んで欲しいですね。


小さな収穫した種です。拡大した写真ですが、2ミリくらいの種です。よく見るとへその緒のような形です。あまりへその緒っを見たことはありませんが...。オムファロデスの花名の語源は『へその緒』なんです。
栗みたいなかたちです。この裏側?の縁どられた方の面(少しアワビっぽい)が語源となったようです。小さいので肉眼ではよく見つめないと見えません。少し茎ごと採取して少し乾燥させて採り出しました。

裏向けてみました。裏か表かわかりませんが。。明るい光を当てて撮影したので、中の色と外側の色の違いやしわの入り方など違いが見えます。布地の糸の編込みと比べると大きさがわかりますよね。ホント小さいです。
普通に植物を栽培しているだけでは見逃してしまいますよね。
種蒔き時期が来たら、種蒔きしようと思いますが、一度落としたらもう見つけることが出来ないかもしれないですね!
落とさないよう気を付けて種蒔きしよう。うまく発芽するといいですが。。あまり種から増えないらしいので。

前の年に、こぼれ種から発芽した苗です。小さいので見逃しそうでした。
秋に株分けした苗でも冬越しが難しいので、ある程度の大きさの苗になるまでは気が抜けません。


ミニサイズの綺麗な緑色の葉っぱが順調に育って欲しいです。
また、次の春に独特な美しさを持つ5枚の花弁のブルー小花を咲かせてくれますように。。。

うまく育てられますように。。。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?