『総合ユニバーサルサービス制度基本法』でも成立したら…😠

NHKの受診料をめぐって思ってしまうことがある。
元からNHKはいらないという世論もくすぶっているが、私的にはいらないのは『受信料』であり、番組(特にラジオ番組)に罪はないと思っている。

この話につながる電話料金にまつわる制度が一つ考えつく。緊急通話の維持を目的とした電話料金に付加されている『ユニバーサルサービス料』である。この記事を執筆している時点での総務省の設定は1電話番号あたり2円なのだが、金額よりも制度が曲者になっているような気が…

実は、総務省が、
『NHKの受信料の義務化の口実にユニバーサルサービス制度を拡大適用しているのでは?』
と勘繰るようになってきた。
電話料金をめぐっては、これとは別の形で聴覚障害者に向けた『電話リレーサービス料』が2023年度で年間11円上乗せされているが、このサービス料とユニバーサルサービス料、そしてNHKの受診料を一本化する形で総合的な法体系にして、

『総合ユニバーサルサービス制度基本法』

なんて形で強行成立させ、最後は『準税金』のような形に持っていこうとしているのではないかと勘繰ってしまう。いわば、NHKに公的資金を投入する口実を作るのではないかと危惧している。

私はNHKに関してはどこかの政党のように『ぶっ壊す』ではなく民営化すべきなのが持論だが受信料の支払い義務がなくなったのを『ユニバーサルサービス制度』にすり替えて搾取するというのは視聴者・聴取者、ひいては全国民に対する背任行為と考える。本当にそうなったら暴動が起き日本でも起きない革命になるのは確実と考える。民放連だって、NHKの民営化に懸念を示し続けると『もうテレビはいらない』『民放のテレビ電波なんでみんな停波だ!』の怒りを噴出させる事態にもなりかねないと思う。

くれぐれも放送関係の族議員や文教族議員が逆噴射してこのような法律を作らないことを祈りたいが、この勘ぐりが現実になった場合、全国各地で展開される『ユニバーサルサービス基本法反対運動縦断の旅』をしたいくらいだ😡😡😡

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