時代遅れの心理学（ミニコラム）
https://note.mu/zouto/n/n3eceec8f32b9?creator_urlname=zouto

上記で、精神医学と心理学という分け方をしました。
心理学にも懐疑的な意識を持つことが、学問の進歩になる。
という意味を含ませました。
一般に普及する、心理学への軽い興味・安っぽさが、少し気になってました。
延長線に医療行為（精神疾患）がありますので
「 間口は広くても奥は細く狭い 」
すごく難しい学問だと、私は思ってる。
というコラムです。

でまあ～
このコラムの後に、ＥＴＶ特集（録画）を見まして・・・

かなり衝撃的な内容で、日本精神医学に問題ある現状を知りました。
（ 私は常に勉強不足なのです(´；ω；｀) ）
精神医療が起こした犯罪として、国家への大規模な賠償訴訟を起こして良いレベルです。
（ これは完全に、国と医療の責任 ）

心理学を真剣に学ぶ若い方に、お会いする事があれば、この話を必ずしようと思います。
大学で心理学の授業があるなら、まずこのＶＴＲを見せるべきです。

私の勘がもっと優れていたら、草間彌生（美術家）を調べた時に、気が付いてたと思います。
（ 気付いても、何も出来んが ）

ＥＴＶ特集のタイトルは
「 長すぎた入院　精神医療・知られざる実態 」
今年２０１８年の２月に放送されました。

精神病院に疾患が軽度・または疾患無しの人々を、２５年以上から５０年隔離収容。
今現在もこの犯罪が、日本の何処かで行われている。
もしかすると現在も１０万人以上が、退院出来るのにさせて貰えず、僅かな希望を抱えながら病室にいるかもしれません。
ＷＨＯや国連から人権侵害だと、何度も勧告されているが、日本は無視しているとNHKは伝えてます。

福島の原発事故で、数個の精神病院から患者が避難。
転院先でこの事実が発覚したという事です。

退院無理とされて来た人々の９割が、実は社会生活が送れるレベルと解り退院しています。
仕事・家族・故郷から遠ざけられ、人生にあった筈の恋愛・新しい家族・挑戦を奪われ、気が付くとあるのは老いた身体のみ。
犯罪を犯した訳でなく、世の中の飲んだくれよりも、遥かに問題が少ない人達。

この事件が今後どう発展するのか？
一般のメディアは、まったく取り上げていない様です。