アリペイを思い出しながら日本のQR決済を思う

中国駐在時代に、アリペイには非常にお世話になった。

アリペイが外国人にも開放

2011年に初めて中国に行ったときは、日本人がアリペイアカウントを作るのは非常に難しいか、ほとんど不可能だったように思う。しかし2015年だったろうか、再度中国に滞在した時にはアリペイを使えるようになっていた。

会社から言われていたのは、招商银行だったので、その口座を使った。銀行で口座をひらく時に使ったのはパスポートと中国の電話番号だった。この登録された電話番号は重要で、SMSなどで本人確認に使われる。

妻も上海銀行で口座を作らせたが、これはアリペイに使えなかった。招商銀行や中国銀行でつくるひつようがあったようだ。

アリペイで割り勘

アリペイでは、支払いができる。ネットでも、コンビニでも、個人商店でもできる。個人商店ではQRコードをレジで表示していて、客がスキャンして、料金を払う。しかも決済手数料が激安らしいから、個人商店でも導入していた。

あと、アリペイでは、友達に送金できて、それが無料だ。だから、アリペイアカウントにお金がないけど現金がある場合は、現金を友達にわたして、自分のアリペイアカウントに送金してもらっていた。

だから、割り勘もすごく簡単。

自販機

ある意味で、アリペイは、本人確認の一部を銀行に外注しており、その上に乗っかって、追加の本人確認を行う。そして、激安のシステム手数料でどこにでも導入されている。

中国の自動販売機は秀逸だった。カメラやQRコードが表示されているわけでもないのに、アリペイでどうやって自動販売機で購入するのか。

音だ

自販機で希望の商品の番号を押す。アリペイをえらぶ、スマホのアリペイをオン。シュッシュッシュッと音がして、決済が完了する。

すごー

日本のQRは…

銀行から直接しはらえない。あまったお金を銀行口座に戻せない。だから、不便。

友達に送金するのが難しい。

QRコードを店先にだしておくとかできない。QRコードスキャナの導入が必要。

SuicaなどのIC系に勝てない。

終わってんな。。。。


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