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【FX必勝の基本②】リスクリワードの教科書

毎度はじめまして、ぜろりです!

今回はトレードする上で最も重要な事をお話していきます。これをしっかり定めていないと、どれだけ手法を確立しても、勝率が90%以上でも破産してしまいます。その理由と、どうすれば「資産を減らさず守れるのか」「安定して資産を増やしていけるのか」を解説していきます。初心者にも読みやすいように超基礎的なところも触れていきます。

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勝ち続けられる手法は存在するのか?

少し「勝ち方」の本質に触れてみましょう。
FXにおいて勝率は最重要とまでは言いませんが、もちろん勝つ事は基本中の基本です。実際にトレードをする場合「どうすれば勝ち続けられるのか」について少し掘り下げていきます。

仮想通貨界隈ではテクニカル分析派が圧倒的に多い印象ですが、勝ち続ける手法はあるのかというと、結局「未来のことは誰にも分からない」という結論になるでしょう。実際、そんな完璧な聖杯はありません。

そんな中「テクニカル分析が最強。チャートを見るだけで全てがわかる。」「いやファンダが最強。最後に残るのは本質を見抜ける我々。」みたいな議論が多々あります。
私はどちらかというとテクニカル分析派のトレーダーですが、この論争をするだけ無駄だと思っています。
結論を言いますと「どちらを極めても最強」です。
どちらにも優位性があり、メリット・デメリットがあります。


ファンダメンタル分析派の方々は、仮想通貨の「どこに着目しているのか」というと基本的には、どの様な使用目的で発行された通貨なのか、どの様な機関が採用しているのか、世界情勢悪化による資金流入から、根本的な技術面までが主に評価されるポイントです。

勿論、これらの他にも沢山あると思いますが、これらの総合評価で将来的なビジョンが見えているケースが多く、これはテクニカル分析では絶対に見えない領域です。
実際問題、これらを熟知しているだけでかなりの優位性があります。

また、基本的に長期保有(ガチホ)またはスインガーが多く見受けられ、まったりしているところが一見すると楽そうに見えます。しかし彼らはチャーチストではない為、相場の急激な変動に弱いという弱点があります。そしてどのタイミングでバブルやファイナルクラッシュが訪れるのか、参入した段階で分かっている人は殆どおらず、この渦に飲まれる事が多々あります。


テクニカル分析派の方々は、株・為替・先物など他のノウハウを持ち合わせている場合が多いので、同じく分析に時間がかかりますが、勉強の工数は大きく省けるでしょう。

チャートは多数の大口個人投資家や金融機関等、大衆意識の集合体により形成されているもので、多くの人々が意識する「そろそろ売りたい・買いたい」や恐怖指数がそのまま表れているものです。
これらのテクニカルサインを狙って売買をするため、暴騰・暴落の予兆を事前にキャッチすることができ、インジケーターやオシレーターを指標としたトレードも得意なため臨機応変に対応できます。そして長期足のチャートの形状からバブルまたはファイナルクラッシュを事前に察知して上手く乗れる可能性が高いです。

一見するとファンダメンタルズ分析派より優位性がある様に思えますが、チャートの知識だけを持ち合わせたテクニカルトレーダーには、今取引している「商品の本質」までは理解できていない方が沢山います。
言ってしまえば、将来のゴミ銘柄を触っているのかも判断できません。
また、各国の規制であったりと世界情勢にアンテナを張っていない場合が多く、これが大きな欠点となります。


これらを踏まえた上で最終的な結論は、どちらも「視野に入れるべき」だと思っています。
テクニカル分析をするだけでは駄目で、ファンダメンタルズ分析をするだけでも駄目です。両者を取り揃えた知識に勝るものはありません。

私は元々ファンダメンタルだけの人でした。是非ともテクニカル分析派の初心者トレーダーさんは、チャートに慣れてきたら技術面に触れてみたり、どこの国がどの様なサービスで活用しているのかなど、色々注目してみてください!


トレードをする際に立てられる指標

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テクニカル・ファンダメンタルを基軸とした指標の立て方がありますが、皆さまは普段、どの様な指標を立てトレードをしていますか?

▫ニュースを見たから売買する
▫トレードが上手い人やインフルエンサーによるツイートが全て
▫テクニカルはわからないけど、相場が急変したらとりあえず飛び乗る
▫テクニカル分析の勉強中だから、ただただミラトレをする
▫チャートが高確率で反発するラインを知っている
▫なんかしらんけど、とりあえずインジケーターのシグナルが点灯したから
▫髭取りが得意だから

この他にも、様々な指標があると思いますが、「人それぞれ」何でも良いと思います。

衝撃の事実を言うと、

上記の何をしても、最終的な利益と勝率は全て同じ

になります。

忘れてはいけないのが、相場というものはとても簡単で単純なものということです。ほとんどのトレーダーはこの超シンプルな事を忘れています。
貴方が、いつ、どのタイミングで、どの様にエントリーをしても、チャート(価格)というものは勝つか負けるか、上下の二択にしか動きません。

つまり適当に脳死エントリーをしても、

勝率は50%になる

ということです。
※これは手数料は抜きで考慮してください

実際に、一定期間でエントリーと決済を繰り返すだけのBOTを用意して、10回、100回、1000回、10000回とエントリーを繰り返していくと、最終的には勝率は50%に収束していくと言われています。飼い猫にロングとショートを適当に打たせて、適当に決済をさせても、理論上は同じ結果になるはずです。

これだけを見ても、本当に簡単に見えてしまいます。

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更に言うと、相場にはその時々の優位性があり「トレンド」というものが存在します。
その時に発生しているトレンドを見て、後出しジャンケンをするだけで利益を伸ばし続ける事ができます。ただでさえ勝率が50%の世界なのに、上昇トレンドに乗って「買い(ロング)」だけに絞れば、勝率は50%から更に上を目指せるはずです。

そして、この理論であれば勝率を51%以上でキープしておけば、無限にお金が増えていくはずです。この様に理論的に解説してしまえば、これがFXの正真正銘の答えになります。

ですが、「この理論はおかしいぞ!」と言う人が殆どだと思います。
その通りです。
実際にトレードをしてみれば、勝てていない人がほとんどです。特に初心者は「現実はそんなに甘くない」と口を揃えて言うと思います。


実際にトレードで勝ち続けている人の割合

では、実際に勝ち続けている人はどれくらいいるのでしょうか。
仮想通貨界隈の方なら何となくご存知かもしれませんが、FXで勝ち続け、実際に利益を出し続けられる人の割合は、なんと

1〜2割程度

と言われています。衝撃的な数字ですよね。
私も勝つか負けるかの二択の世界だと思っていたので、「そんなに厳しい世界なのか…」と、この数字に衝撃を受けたのを覚えています。


実は「勝ち続ける事」が重要ではない

ここでの「勝ち」の定義は「実際に利益を伸ばし続けている人」の事です。
勝率が90%の場合、「9回連続で10万円の利益を出し続けた」としても、「1回の損失で100万円を失った」では勝率が重要ではなくなってきます。

逆に言えば、勝率が10%の場合、「9回連続で10万円の損失を出し続けた」としても、「1回の利益で100万円の利益を出した」結果はトータルプラスで終了しています。

となると、先程の勝率理論は通用しなくなります。
勝率ではなく、「利益を出し続ける」事が重要です。


FXで勝てない人の共通点

では、一体何がFXをそこまで難しくしているのでしょうか。
答えは、

ここからは有料記事になります。
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参照: ご購入前の注意事項

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