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保育と新人研修はイコール

わたしは元保育園勤務の保育士。

お店のレジでレジ打ちをしていたことがある。
そんな時ふと思ったことがある。

保育と新人研修はイコール
、同じだなということ。
ではどこが同じなのか

はじめてその日その仕事をする方は年齢やこれまでどんなキャリア・人生を歩んできたかもあるが、「レジ打ち」という分野は初めてだったりする。
どんな分野も、じぶんはそれまでやったことのない事は全て新人。
保育も、赤ちゃんからだんだんと立てるようになり、できなかった事ができるようになっていく。その過程過程が同じだと思ったのです。

まっさらの白いキャンバスに、一個ずつ色を足していく感じ


そんな時どう伝えてあげるか、伝える側のポイントってあると思うのです。

・店中にある商品をここにはこれ、ここにはこれと案内する
・この番号はこれね!とレジに登録されている表を渡す
・慣れないとだから、まずはやってみて(隣にいるから)

いろいろ教え方というか伝え方はあるだろう

わたしはスペシャルパーソンではないが、自分がそれなりにレジ打ちも覚えてきている身としては、少し先輩。
となると、

どう伝えたらいいかな。ストレスなく明日も明後日も来たいと思うかな

自分なりに考えた。

なぜ、考えるのか?
それは、伝える側は伝えているつもりになっていることがあるから。

伝えている側(教えている側)は自分がわかっている前提で話をする。
伝える本人に伝わっていないのであれば、それは伝えている(教えている)にはならないと思っている。

そんなものは受け取り側が感じて教わるものなんだよ!という意見もあるでしょう。甘えてんじゃないよ!と。
そんな声も聞こえて来そうでございます。

よく「はじめはわからないから、わからないことは聞いて」
と上司は言いますよね。

私だけでしょうか?
初めって....

『わからないことがわからない』

のですよ。


そんな思いがわたしにはあった。


そんな私はこうした。例えはレジの場合。

パソコンのキーボードのように、レジにはバーコード以外にも手打ちボタンがある。それはエクセルのように表になっているパターンが多い。

1番は大根
2番はにんじん
のように並んでいる。

その全てを一気に覚えるのってなかなか難しいと思うし、なんというか初めから重荷に感じてしまうじゃない。一気に覚える必要なんてないのですよ。

そこで伝えたのは、
その日1日の間によく購入されるもののみに焦点を当てること

みなさん買い物に行かれますよね?
その日の特売商品を見て買いに行かれる方もいるでしょう。見ない方もいるでしょう。ですが目の前に「今日の特売はこれ!」となっていたら買うことありますよね。そういう商品って、その時期の旬のものだったりすることもありますから、買いだと私は思っております。

レジを打つ側に視点を戻すと、今日の特売商品が他の商品よりもレジに来る回数が必然的に多くなる。統計的にね。

それもピンポイントで覚える必要もなく、だいたいこのあたりのこの色!と覚えておいてもらうと、全てが初めての初日は、いいかと思い伝えました。

丁寧すぎるかもしれないが、初めのこころのハードルを下げてあげることはその後のストレスの軽減にも繋がるので、結果として従業員さんはこころ大らかに過ごす事ができる=リラックスした最上の状況でお仕事できるにつながると思うのです。

人間は一番リラックスした状況でいる時が一番力を発揮すると聞いた事があります。接客は最たるものだと私は捉えています。

お金を扱うし、お客さんと会話もする。
次の方の様子や店全体の導線なんかも肌で感じながら過ごす。
(そこまでしている方はいないかもしれませんが...)

どの仕事もストレスがないという事はないが、特にお金を扱う場はそれなりのストレスがあるもの。今の時代キャシュレス決済なども少しずつ普及しつつあるが、まだまだ現金支払いは多い。そういう自分も現金で払うことも未だある。


赤ちゃんから一歩一歩進んでいく様子を見守る事
新人として新たな職場に来て
そこから一歩一歩覚えていく事

私の中で、(おぉ、これは一緒だな)とリンクしました。

保育と新人研修は新たな道を歩んでいくという工程において同じである

わたしの1つの哲学です。

読んでくださり、ありがとうございました。

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