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身体で愛し合うこと2

23歳になったので、改めて性的価値観のお話をしたいと思います。
※そういうお話や表現が苦手な方は見ることをお控えください。

前回の投稿の後、私の価値観や経験は少し変わった。

概ね、私の希望は叶った。

でも、少しだけ空虚のようなものも感じた。
交際できない人と行為をするってそういうものなんだな、とも思った。

こんなに大好きで、愛していて、優しくて、快感を憶えても、だ。

これは欲張りなのだろうか。
22歳だった自分に問うてみたい。
私は、こんなに欲深い人間だったのだろうか、と。

一つ願いが叶うと、さらなる願いを求めてしまう。
これは人間の性なのだろうか。

この間、小学生の頃からの親友と会って話した時に、
ずいちゃんは子供は欲しい?と聞かれた。
正直、欲しくはないと思った。
精神疾患は75%遺伝するらしいという話も聞いたこともある。その分、愛情を注げばいい、という話にもなったけど、果たして鬱の波が来た時にそれができるかと言われたら自信がない。
もしかしたら、ネグレクトや暴力を与えてしまうかもという怖さもある。

総じて言うと、私は自分のことで精一杯なのである。

自分の快感、欲望、障害、生き方。

私は思ったよりできた人間ではない。
偽者で、嘘つきだと思う時もある。

あなたの、私の運命の人は、私でもあなたでもない。

出会える世界線、選べたら何か違ったかもしれない。
でも、この世界線だったからあなたに出会えた。体を重ねられた。愛することができた。

たった一つ、確かなことがあるとするならば。

君は綺麗だ。

23歳と2日の私へ。私より。

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