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【りとぐり#11】数えられる名詞,数えられない名詞【「名詞編」START!!】

みなさん,こんにちは。
前回までで,5文型の記事が終了しました。
今回から,さらに英文を作る要素について,細かくみていくことにしましょう。

今日からスタートするのは,「名詞編」です。
英語ならではの感覚に慣れていく必要があるので,最初は大変かもしれませんが少しずついきましょう!

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1. 数えられない名詞『不可算名詞』

上の画像にほとんどをまとめ切っているのですが,解説を書いていきたいと思います。

英語において数えられるか,られないかの感覚は日本と完全に異なります。

例えば,みなさん目の前に「さけるチーズ」はありますか?
思いっきり割いてみてください。そして食べましょう。

さて,みなさんが今食べた(ことにしておいてください。笑)ものは,何ですか?
もちろん,裂けてるとしても『チーズはチーズ』ですよね。
つまり,そのものを材質,素材としてみているので,細かく裂いてしまったとしても,チーズはチーズ,元のものの性質は損なっていません
英語では,そういうものについては「数えない・数えられない」名詞としてみています(不可算名詞)。

他にも,チョーク。折れちゃってもチョークとして使えますね?
紙もそう。破れても紙は紙。氷も。そしてパンも,スライスされたものがパンといえない,とはなりません。

不可算名詞= 細かくしてもその基本的な性質は変わらず,そのものと言えるもの

そういうことです。その他,不可算名詞として考えるのは次のパターンです。

① 目に見えないもの
② 目には見えるけど形を捉えられないもの
③ 多くのものをひとまとめにして捉えたもの

例は上の画像で確認してください。

「英語の感覚」をしっかりおさえてしまえば,「不可算名詞」のリストを作って必死に覚える,そんなことはする必要ありませんので,説明をよく読んで体に染み込ませて下さい。

2. 数えられる名詞『可算名詞』

次に,それ以外の名詞,これが『可算名詞』(数えられる名詞)となり,これはみなさん特に難なく理解できると思います。

改めて,先ほどの不可算名詞の説明をふまえて,この可算名詞について考えてみます。
「逆」を考えると,

可算名詞= 細かくしてしまったらその基本的な性質が損なわれ,そのものと言えなくなってしまうもの

となります。

例えば,先ほどの不可算名詞の例にあった,チョークと同じ書くという用途で使う「シャーペン」。あなたのシャーペンが大男に踏み潰されて粉砕してしまいました。もちろん,もうシャーペンとはいえない状態になってしまっていることでしょう。

さらに,紙は紙, “paper”でも,ただの「紙」ではなく,それがあなたの「卒業論文」。
印刷して置いておいたら…

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一番下の弟が,楽しそうに友達と破いて遊んでいました。あーあ。
この “paper”ついては,もう論文,レポートとしての性質は無くなってしまいました。ちーん。

このようなものについては,英語では『可算名詞』(数えられる名詞)となります。


まとめとしてこの英文を見てみて下さい。

His work is artist. (彼の仕事は画家だ。) : work = 仕事  不可算名詞
I want to buy his works. (私は彼の作品を買いたい。) : work = 作品 可算名詞

上の文での “work”は,不可算名詞です。「仕事」という意味で,多くの仕事を1つにまとめて捉えている名詞となります。(上の画像その他③)

対して下の文の “works”, このworkは仕事の上できた「作品」という意味。数えられます。可算名詞です。


いろいろな例で学習して,感覚を少しずつ英語モードにしていきましょう!


質問や内容のリクエストなどあったら,ぜひコメントでお寄せ下さいね。待っています♪
今回も最後まで読んで頂き,誠にありがとうございました。

↓の記事では,これまでに書いた英文法についてのまとめ記事が文法項目ごとに整理されています。まだ少ないですが,英語学習頑張っている人は参考にして下さいね。
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