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135杯目:台風の中、頑張る人たち・消防団

台風19号、上空を通過して行った我が市も、

今日の午前中に、河川沿い地域の避難指示が解除になり、

これで、ひと安心とまでは言えませんが、

一つの山は越えたような気がしております。


週末に台風が上陸するとの予報から、

実際に上陸、通過するまで・・・何日だったのでしょうか?

そういうのを思い出せない、思い出したくないほど、

台風一過の昨日の朝、

まずは、自分の家族や家の無事に気が抜けて、ホッとしておりました。

何せ、前回のnoteに書かせていただいたように、

あまりの報道の過熱さや色々な情報が錯綜して、

その上、まずは命を最優先に!

そこまでひどい台風というなら、

備えより避難!

この土地から逃げ出した方が良いだろう!!

なんて自暴自棄になるくらいの圧迫感がある数日でした。


それからちょっと落ち着いたので、

色々と考えてみました。


台風が猛威を震っている間、SNS上でよくみた話題。

こんな台風が来ているのに、出勤させる会社はブラック!!

もちろん、病院関係など止めるわけにはいかない職場は別として、

気持ちとしてはわかります。

しかし、その会社の事情や内情も知らないで、

外部の人間が、寄ってたかってみんなで叩く!っていうのも、

???な感じがしました。

しかし、自分が言いたいのは、それの是非や善悪ではなくて、

そのような中でも、自宅の心配をしながら、

もしもの災害に備えて、通称詰め所と呼ばれる所で待機していた消防団員のこと。


消防団員というのは、普段は自分の職業・家族を持ちながら、

火災をはじめとする災害に備えての地域の人たちへの啓蒙活動に、

もちろん火災や災害現場に赴いて仕事もします。

厳密には、それで一銭も費用が出てないとは言いませんが、

出てるお金は、下手したら学生アルバイトの時給よりはるかに安い額。

お金が安いから高いからという事ではなく、

地域住民の生命と財産を守るという使命のもと、

そうして活動している人たちがいるということを知っていただきたいです。

東日本大震災の時もそうでした。

正直に言えば、そんな災害時は、他人のために働いているより、

自分の家や家族の方が心配なはず。

そういうのと葛藤しながら待機していてくれてます。


地域によって、幅がありマチマチですが、

ひと世帯あたり年間200円〜1000円・・・の後援会費。

プラス市から火災出動や訓練の実績に応じて、

学生アルバイトの時給以下の費用が支給されます。

それこそお金のことを言ってたら、

とてもとても割りに合わなくて、やってられないですよね。


そういうのを知っている自分にとっては、

仕事をするために出勤するかしないか、

それも外部の何も面識もない人たちが強く意見を言うって・・・。


そんなことを思ってしまいました。

今日も消防団員たちは、市内の河川沿いや海岸沿いをパトロールしておりました。


まだまだ被害はありますが、

消防団員たちも、3連休が明けて明日からは平日。

それぞれの職場に戻っていくでしょう。

市からの出動要請がなければ・・・。


話がいまいち定まっていませんが、

台風の大変な時の、そのようなSNSを見て、

消防団員のことを思い出したので、

ここに綴らせていただきました。


#消防団 #台風19号  

貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。