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403杯目:『えんとつ町のプペルMOMO5号機』打ち上げ後の記者会見の感想と思い出したこと

昨日、インターステラテクノロジズの観測ロケットMOMO5号機の打ち上げ実験が終わりました。
結果は、残念ながら目標にしていた宇宙空間へは届きませんでした。
成功を願って見ていたと思うので、みなさん残念という感想はあるでしょうけど、その他にはどのような感想を持たれたのでしょうね?
まずは、打ち上げ後の1時間の記者会見とコメントなどを見て自分の感想を書いてみたいと思います。

印象としては、記者の皆さんの質問が???な人が多いような。
もちろん一般の人にこのプロジェクトを周知してもらいたい、一般の人にも分かりやすいようにという事はありますが、それにしても・・・って感じかな!?
もうちょっと分かる記者さんがいても良いような!?

「1年前のMOMO3号機で成功したのに、その後の4号機と5号機でなんで失敗するのか?」
「3号機と同じ物を作れば成功するんじゃない?」
みたいな空気が・・・(苦笑)
今回の原因をわかりやすく説明しても、そういう人たちからすると、言い訳にしか聞こえてないかもだし、堀江貴文さんが記者会見で「着実にチームの打ち上げ能力はあがっている。」と話したことも、強がりで言っていると思う人も多いのではないでしょうか!?
実際に経験を積んできたからそのような状況になってきているんですけどね。
技術者ってこういう時の対応が結果が出ないと大変だと思います。

やはりこういうのはトライ&エラーを重ねて、データを少しでも多く集めて、一つ一つ問題を潰していくしかないですからね。
壊れたノズル、耐久試験では大丈夫だったんですか?っていう質問もキツイよね。
全て机上の計算通りにいくのなら、実際飛ばして失敗なんてありませんからね。

これらのやりとりを見ていて、昔を思い出しました。
現在はレースもモータースポーツとして認知・理解されて環境も良くなリましたが、昔は各メーカーが走らせていたレーシングカー、それも新しい技術に挑戦しているマシン、シェイクダウンしたばかりのマシンの時など、レース走行中にマシントラブルによりリタイアという事はよくある事です。
しかし、よくある事と理解できるのは、レース関係者などの中の人や、専門誌のマスコミの人、レースが好きな人が思う事であり、そうでない人からすると、例えば『街中を走っているトヨタ車は壊れないのに、何で同じトヨタが作っているのにレースではいつも簡単に故障するのか?』なんて言われちゃうんですよね(苦笑)
『レーシングカーは走る実験室』っていうんですけどね。
実験ですから、そりゃ成功もあるし失敗もありますよ。データがない新技術に挑戦しているんだから。

でも「車に乗って競争しているだけなのに、何でそれがスポーツなんだ?」って時代でもありましたけどね(苦笑)

何か、今回の『えんとつ町のプペルMOMO5号機』の打ち上げ後の記者会見やそれのコメントの一部を見ていると、昔のそのようなことを思い出しました。

自分たちが見ているのは、製品になった完成品ではなく、新技術にトライしている実験だという事が理解できないとですね。

そう考えると技術者というのは大変だと思いますね。
結果が出れば英雄だけど、結果が出なければ非難されて・・・。

自分はこれからもホリエモンロケット応援していきますけどね!!!


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貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。