76杯目:キンコン西野氏のブログから、個人事業主脳とサラリーマン脳を考える。
自分は、芸能界は外から見る世界なので、
何も分かりませんでしたが、
一連の吉本興業のニュースで、少なくとも吉本芸人と呼ばれる人は、
事務所とは、そのような形態の関係なんですね。
という事は分かりました。
一連の闇営業問題が出る以前、
昔から、吉本芸人と言われる人のお笑いのネタに、
こんなにやったのに給料はこれだけとか・・・
ギャラの大半の〇〇割は吉本が持っていくとか・・・
ありますよね。
でも、それってネタだから面白かったのと、
サラリーマン脳で聞くから面白かったんですが、
一連のことがあってから、
何人かの吉本芸人が、不満や愚痴のように、
外の世界に発信してしまったので、
もう、吉本芸人のお笑いのネタとしては使えないですよね。
リアルすぎて。
話戻って、吉本にギャラを詐取されてるとかっていうネタは、
サラリーマン脳で聞くから面白いのであって、
結局、吉本芸人って、個人事業主とかフリーランスみたいな感じなのがバレちゃった!?ので、そう考えると、ネタとしては面白くないネタになってしまいますね。
クラウドソーシングサイトを見てみると理解できると思います。
そこには、50円から1000円単位の単発の仕事がたくさん掲載されています。
1000円の単発仕事ができるのなら、まだ良い方。
こんなにやっても100円???300円???
って内容の仕事もたくさん掲載されています。
しかし、1歩下がって考えてみると、
なんの実績もない、誰だかもわからない、
ただクラウドソーシングサイトに登録しただけの人に、
それらの企業から仕事が来るでしょうか?
単価が安いと言っても仕事があるのは、
運営しているクラウドソーシング会社に信用があるから仕事があるのです。
吉本芸人も同じだと思います。
実績がないうちは、面白い芸人なのか分からないけど、
吉本興業所属だからくる仕事もあると思うのです。
吉本興業という信用と看板が自分の後ろにあるから。
クラウドソーシングもそうですが、
安くてもそのような仕事をこなして実績を積んでいく事によって、
単発仕事じゃない、単価の高い仕事に応募できて、
その人の今までの実績を企業が見て、
単価の大きい継続的な仕事の契約に結びつけることが出来るようになります。
吉本芸人もそういう事なんだと思います。
西野亮廣さんのこのブログを読めば、
何でこれだけしかギャラが出ないんだろう?
って事が理解できます。
サラリーマン脳でなければ・・・。
貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。