見出し画像

英語学習 もし、あなたが・・・

さっそくですが「長文読解」です。 (カクゴセヨ)

もし、あなたが・・・

  • 英語を身に付けたいと思っている

  • でも、なぜ英語を学ぶんだろう?よくわからない

  • 中学、高校、大学まで英語を学んでもまともに英語を使える人が少ないなぁ

  • 日本人学生の英語力ってアジアの中でも最下位に近いみたいだけど

  • TOEICってほんとに必要なんだろうか?

  • 学校の成績が悪いと英語も身につかないってことだろうか?

  • 英語学習ってなんでこんなにお金がかかるんだろう?

  • うちの子は絶対にバイリンガルに育てる!

  • 読み書きはまあ一応できるけど、聞いたり話したりは自信がない

  • やっぱ、英語はネイティブから習わないとダメなんじゃないの?

だったとしたら、、、、

お答えします。


まずは私が英語に関していったい何者なのか?

モテギコウイチ(茂木光一)本名です。

  • TOEIC、、、受けたことありません。(ぜったい低いだろうスコアが怖くて)

  • 英検、、、中学の頃聞いたことがあります。

  • 最終学歴、、、いや、まだ勉強してるからなんとも言えないけれど、日本の某私立大学の入学を蹴って海外へ、、、その数年後ロサンゼルスでデザイン学校卒業。

  • 語学学校、、、ロサンゼルスで無料の授業を多数受けたあと、ちょっとお値段高めの語学学校のレベル8へ編入。3ヶ月後にお金が尽きてサヨナラ。

という事で何も持っていません。資格も三角も無い。

で、いったい英語学習に関して何をしてきたかと言うと

  • 中学からNHKラジオ英語会話にハマった!

  • 毎日夕方6時45分から15分間の番組を聴いた

  • 当時たしか120円くらいだったテキストも欠かさず買った

  • どこかへ行ってラジオを聞けない時は母に録音してもらって後で聞いた

  • 講師の東後勝明先生のファンになった

東後勝明先生
私がもっとも尊敬する英語の先生
中学2年できょうの表現はずべて暗記してシーンごとに使えるようになった
  • 中学の英語教師、斎藤昭先生も好きだった

  • 中学の英語の教科書は適当に暗記した

  • NHKラジオ英語会話のテキストはすべて予習、復習、聞き取り、発音(ラジカセ)で「きょうの表現は全部覚えた」(記憶力は低いけど、それは問題ではない)

これと同じラジカセで毎日録音して復習、発音練習も
  • NHKラジオ英語会話に加えて自分で英語教材を買い漁って手当り次第に人の3倍以上英語を吸収した。(勉強したとは言えないと思う)

  • NHKラジオ英語会話に投書したらテキストに掲載されて日本中の中学英語教師からお手紙を頂いた。(叱られると思ったら激励の文面)

  • 投書には「日本の学校英語は実際には役に立たない」という小生意気な内容を書いた

  • 英語はツールとして身につけると世界が広がるなと中2で思った


そして、その後英語を使って何をしてきたか・・・

  • 17歳で無料英語塾を開く

  • 中学生6名入塾(全員女子)

  • グループ学習で学校英語の制覇の仕方を教える

  • 英語なんて誰でもできるし学校で良い成績を取るのはカンタン!が口癖

  • 彼女たち全員の中学での英語テストの平均点は90点を下回った事がない

  • 塾生のご両親からえらく感謝される(照れた)

  • ふ〜む、ボクって教える事に向いてるかも、、、って高校生で思った

  • 21歳でロサンゼルスのデザイン学校卒業そのままサンタモニカのデザイン会社へ就職

  • ジム・バレナという当時業界では有名だったインテリアデザイナーの弟子となる

  • デザイン全般について一流のプロのレベルとは何かを学ぶ

  • デザイン会社で営業を担当させられる

  • デザインに飽きてきた・・・・


そして、SUBWAYを日本に導入

  • マーケティングが何かを知らずにマーケティングのマネごとを始める

  • 1991年、当時世界一のサンドイッチチェーンのSUBWAYを日本に導入、
    ライセンス契約に関する交渉をすべて英語で行う


その後も色々と、、、

  • 千代田区神田にある某外語学院の英語講師となる

  • 関西で英会話学校を開く(個人授業オンリー)

  • 世界第3位の不動産会社(ロサンゼルス)でVice Presidentとなる(営業と従業員教育)

  • 大阪商工会議所の講師として複数のセミナー開講(英語に関するもの)

  • 日本の企業顧客で教育活動(英語学習法、マネジメント、人間力)

  • グローバル企業(不動産)で調停サービス(100%英語)

  • その他交渉・調停案件多数


で、「もし、あなたが・・・」の回答は
カンタンです。
英語には2種類あると思ってください。
いいえ、イギリス英語とアメリカ英語ではありません。

実用英語とそれ以外のすべてです。
すべてとは、受験英語(合格さえすれば後は野となれ山となれ)、
言語学としての英語、文学、などなど。。。
要はアカデミックな英語ですね

実用英語とは日々の生活に役に立つ英語です

この2種類の英語のどちらを選ぶかはあなた次第です
両方選んでも間違いではないし、
片方だけでも良いし、
どちらも取らないのも良いでしょう

ちょっと待て!

どちらも取らない場合の
トレードオフは何なのか?

それは世界が小さいままで人生を終えるかも知れないという事

英語を素通りしたら世界が小さいまま???
聞き捨てならぬ!何を言う!無礼な!っておっしゃる方
時々いらっしゃいます

インターネット上で公開されているすべての情報量の中で
日本語で文字や映像、音声になっているものに比べて
英語の情報量は軽く10倍以上あります
サブジェクトによっては100倍以上の情報量を
英語で仕入れる事ができます

100倍あっても要らない情報もあるだろ!

って思う人もいらっしゃいますが
そのとおりです
要らないものも含めての量が半端なくデカイ

質というものは量から生まれます
少ない量から質の高いものを見出すことは
非常に難しく、もっとも正しい情報にたどり着く事や
その結果、何かに成功する確率が低い

何だってえ〜! ざけんじゃねえ〜!

と言う前に

合コンを考えてみてください

男女それぞれ5名ずつしか来ない合コンで
自分の好みの相手に出会える確率は低いはずです
男女それぞれ50名だったら
ウキウキしませんか?
それと同じです。
質は量から生まれる

私の場合は、

英語をツールとして
身につけたいと中学生の時に思いました
アカデミックな意味での英語には興味がなかったんです

だから英検もTOEICもすべて素通りして来た
(ちなみにTOEICはアメリカ人は認識していない。TOEFLは留学生に必要)
でも、ツールとして英語を使って
英語の資格を持っている人にも出来ない事をしてきた
それを実現したのは私の頭が良いからではない(んなわきゃない)
英語をツールと捉えたからできた事

否定してませんよ、資格

家族や友人にもTOEICのハイスコア(または満点)を持っている人たちはいるし、彼らはすごいと思う
資格は持っている方が良いに決まってる

ポイントは資格を持っていないとダメという狭い考え方
資格を持っていなくても色々と出来ることを
自分の人生で証明してみようと決めた中学生が
その後オッサンになって振り返ってみたら
こうなってましたというお話

なんだ、自慢話か!

そうとも言える・・・・

よし、わかった!
だからどうしたら良いんだ?
とお考えのあなた
しかも、お金はかけたくない、、、と

そんな虫の良い話は・・・・

あるのか?

あるんです!

これが一番という方法はないと思ってください
ただ、これは有効だと思って頂けたら嬉しいです

高いお金を払って英会話学校に行かなくても
聞くだけである日英語がスラスラと話せる!
はずもないのに高価なCDセットを買ってしまう前に!
ネイティブだと言うだけで英語教授経験の無い
怪しい外人講師にお金を払う前に
(全員がそうではないが90%くらいは・・・)
(私自身が英会話スクール経営者だったので知っています)

他にも良い方法があるか?

あります。それは、、、

『NHKのゴガク番組』

ラジオ英会話でもテレビの大人の基礎英語でも
それらの内容はとても良く出来ています
どんな学力の人でも日本の中学英語程度の
基礎知識があればOK

中学で英語サボってましたって言う人はご愁傷様です

あれやこれやと手を出さずに
NHKのゴガクだけをしっかりやれば
あなたも必ず英語を話せるようになります

ビジネス英語はどうなんだ?

ご心配不要でござる
ビジネス英語は定型句が多いので
場面ごとのパターンの丸覚えで
ほとんどのシーンを切り抜けられます

難しいのは普段の会話
「きょうの映画どう思う?」とか
「あの侵略した国の大統領ってどうよ?」
みたいな個人的意見を求められるのは
ビジネス英語より高いレベルの
知識とスキルと練習が必要

NHKだけやってても足りないんじゃないの?

って思っている人は
とことん、テキストに穴があくほど
NHKのゴガク番組を極めてから
もう一度ご来店ください
きっと「マジ、良かった」と言うでしょう

だから最初に言ったよね

長文読解だって、、、、(笑)

で、

バイリンガルについても
カバーしておきますね

お金持ちの親に多いのが

授業料は高くてもいい!
うちの子は絶っ対バイリンガルに育てたい!

って言うパターン

バイリンガルってそんなに特別?
いや、そんな事はない
アメリカには日英両語をパーフェクトもしくは
ほぼパーフェクトに使う人はいくらでも居る

では、その人達が何か特別な仕事をして
高額な収入があるのかと言えば
多くの場合そんな事はない
普通の生活をしている普通の人達がほとんど

日本においてはバイリンガルが重宝される
というトレンドが昔からあって
今でも「英語ペラペラなんですか?」って特別視される

インドネシアの空港に降り立てば
小学校もまともに行ってない子どもが
ブロークンイングリッシュで話しかけてくる

彼らは英語をツールとして使わないと
生活出来ないから
この生活感に直結しているニーズが
彼らをバイリンガルにする
カッコいいわけでもスゴイわけでもない

私の娘も息子も日英バイリンガルだけれど
彼らはそれを使って他の日系アメリカ人より
何かアドバンテージがあるのかと言えば
無いと思う

まして、「うちの子はパーフェクトバイリンガルに!」
って言っているお母さん

そもそもパーフェクトって何?

42年間のアメリカ生活で見てきたバイリンガルの人たち
日英の両方をかなり高いレベルで使いこなす人も
かなり居るけれど
彼らは皆必ず英語もしくは日本語のどちらかに偏る
ドメインとなる言語があってのサブドメイン

思考という行動は言語によって成り立つ
考えたり計算したり
そういう行動は言語を伴う
日英まったく同じレベルでという人には
会ったことがない
ほとんどの場合英語か日本語のどちらかに
少し偏る。

私の娘はハリウッドでゲームと映画の
プロデューサーをしていますが
仕事上で日本語を使うことは
時々あるという程度らしい
英語とドイツ語(大学のゴガク専攻)がほとんど

彼女が考えるのは英語
でも、掛け算の暗算をするときは
「サブロク18」って日本語でやってる
小さいときの習慣が計算の時に出る
英語では掛け算出来ないらしい

まとめ 

英語を使って何をするのか?
この「行動に落とし込む」ことが目的
英語を学ぶのはその手段でしかない

ここに書いてあることだけが
すべてではないでしょう
他にもモノの見方ってあるし
そういうモノを否定するものではありませぬ

私は自分が実用英語だけやって来て
後悔した事はないし
自分の生徒にも実用英語とそれ以外のすべてについて
何がどう違ってという話をずっとしてきた

そもそも17歳の時に開いた塾では
英語を教えたと言うよりは
英語についての考え方と
学習方法について教えただけ

まず、学校英語は大したことは無いので
みんなで良い成績を取ろう!
って言ってモチベーション上げまくって
好成績を実現しながら
実用英語はね、、、、って
ついでに教えた
しかも、無料で1年間

もう日本人に英語を教えたくはないけれど
学習のコツだけ教える塾を
駅前で小さな教室として
開いてみたい
人生最後の塾として

私の生徒の中にいる数名の国立大学の学生達が言いました
ボクたちは単語や文法は理解してるけど
それらを実際にどうやって使ったら良いのか
そこを知りたいって。

なるほど!
教えるという事は
知識の伝達ではなくて
学び手の望ましい行動を
引き出すこと

あなたがもし教師なら
↑の事、しっかり覚えておいてください

だから文法や単語を
覚えるだけじゃなくて
それらをどう使うのか
そしてその使い方の練習
ここがたいせつ

読んでくださって
本当にありがとう!😁

あ、ベルが鳴った
また次の授業で会いましょう

この記事が参加している募集

英語がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?