見出し画像

ずん流「波理論」



わいがずんやで。


『ずん流波理論』(ずんりゅうなみりろん)はなかなかの大作になったから、いつか有料noteに変更したり、突然記事を削除することもあるかもしれないからそこだけ了承しといてね。


この『ずん流波理論』を理解したら絶対にレベルアップできると思うし、多分勝ってるトレーダーは無意識に「波理論」と似たようなことを理解と実践しているんだと思う。


みんなのスキルアップに役立てるために、頑張って言語化とアウトプットをしたから、しっかり身につけてほしい。



※スキが多かったら消さない |ω・)チラ

※「波理論」を読んだあとにめっちゃ共感した場合だけ「ずん流RCI」の購入を検討したらいいかも!「波理論」をさらに詳しく説明してるし、わいがメインに使っている「RCI」というインジの手法を解説してるよ!




はじめに



今回は『ずん流波理論』について。


適当につぶやいたつもりだったのに結構反響が大きくてびっくりしたw

※誤字ってるけど・・・



『ずん流波理論』とは、わいがチャートの波(波動)をどのように見ており、実際にどのようにエントリーをしているのかという理論のこと。



似たようなことを考えているひともいるのかもしれないけど、どうやって検索したら良いかわからないし、今回書くのはわいのオリジナルだから『ずん流波理論』というネーミングをつけたよ。

※ちなみに「波理論」でググるとパチンコのことがでてきたw
 別にオカルトというわけではないから安心してねw

※周期という意味ではサイクル理論に似ているみたいだと教えてもらった!



「波」には波長や周期、流れや向きがあるから、それに逆らわずに乗れば勝てるんじゃね?ってのがわいの意見だから、もし良かったら参考にしてねー_(:3 」∠)_



『ずん流波理論』は「波」の概念であったり、チャートが押し目や戻りをつけて上下するという原理原則のような、ちょっとふわっとしたような理論や概念であることを覚えておいてほしい。

※波をみながら「ここでエントリー!」とかではない。それは「ずん流RCI」の方で。



なにごとにも例外はあるし、もちろん波理論に当てはまらないこともあるけど、マクロ的俯瞰的な視点でチャートをみることで「」を掴んでほしい。



その「波の概念」を理解したうえで、自分がよく使っているインジゲーターや手法を「波に合わせて」使ってみるとさらに効果的だと思う!






🔷このnoteで学べること🔷

・「波」の概念

・  横軸(時間)の概念

・  チキン利確の撲滅

・「波」の可視化

・  どの「波」を狙うかの判断

・「波」を意識したトレード








画像3









第一章:「波」の呼び方


画像2


「波」の呼び方は個々で違うかもしれない。


普段なんとなく考えていることや、無意識に読んでいる名称を言語化するってなかなか難しいよね💦



あくまでわいの場合の呼び方だけど、


「ひと波(なみ)はナナメ線1本

「やま(たに)は上下のナナメ線2本の組み合わせ

「波(なみ)・波動(はどう)は複数のナナメ線の連続


というように呼んでいることが多いから一応参考まで。


画像3


・きれいな「波」(波動)だね、だと緑。
・レンジの「ひと波」を獲りに行く、だと水色。
・「やま」の終わりでロング狙い、だと赤。



実際のチャートはこちら

画像7




でもナナメ線1本である「ひと波」のことを、めんどくさいから省略して「波」って呼ぶ場合が結構あるから、そこは何となく空気を読んでほしいw

※このnoteでも「ひと波」を「波」と呼んでる部分がたくさんある🤣



あんまり深く突っ込まないで!!!



画像5








第二章:「波」の基本と性質



わいが重視している「波」とはどのようなものか。


『ずん流波理論』の説明をより分かりやすくするために、まずは2つの記事を読んで「波」のことを理解してほしいと思う🤔


記事を全部読むのがしんどいひとは、目次から飛べる「章」を読むだけでいいよ!!




1つめは、ずん流 【十字カーソルの有効な使い方と未来予測】の記事内にある、

④経過時間やロウソク足の本数を調べる (横軸)

※余裕があれば、⑥未来予測をする も読んでほしい



ここで大事なのは、チャートは縦軸(価格)と横軸(時間)の概念があるから、【連続した複数本のロウソク足がナナメの線(波)をつくる】ということ。


画像33


画像34

横軸である時間の経過と共にナナメ線がつくられる。



そのナナメの線がさらに複数本集まって、『ヤマ』や『三尊』や『エリオット』などの【波動】ができあがる。

画像6



だから、「波」とは複数のロウソク足の集合体であることを忘れずにおいてほしいし、ロウソク足が複数本作られるためには時間の経過が必要であるということ✍



とくに「横軸である時間の概念」が曖昧なひとが多いから、チャートは「縦軸であるpips」だけで作られている訳ではない、ということを意識してほしい。






2つめは、ずん流「環境認識」の記事内にある、

日足が下目線だからといって、今日がどうなるかはだれにも分からない。


この記事で理解してほしいことは2つある。

【ある一定期間の「波」やトレンド】と【ロウソク足単体】との因果関係について
【ある一定期間の「波」やトレンド】における【陽線と陰線の割合はほぼ同じ】



①については、さきほど説明したとおり、「波」やトレンドとはロウソク足が複数本連続することで発生するものなので、逆にいうとロウソク足単体でみた場合には「波」としての最大限の効果を発揮しないということ。



つまり、「波=ナナメ線」というものは「ロウソク足複数本」ということが大前提のため、ロウソク足1本単位で考えることはあまり意味がないということ。


画像49




これについてフォロワーさんからとても良い質問がきたので載せておく。

完全なる下降トレンドである5分足のチャートを見ながら、「ショートエントリーを何回もしたのになぜか勝てなかった」とのこと。

原因を探ってみると、5分足チャートを見ているはずなのにポジション保有時間が平均4分だったこと。(ロウソク足1本未満)

下降トレンドなのだから、ロウソク足5~6本分の時間を保有していれば「波」の恩恵を受けることができたので、これこそまさに「トレンドとロウソク足単体の因果関係はない」ということ。

アドバイスとしては、少なくともロウソク足5本(25分間)くらいはポジションを保有するつもりでいないと、【ナナメ線の波】としての最大限のうまみを享受することができない。
※ロウソク足単体では「ナナメ線の【波】ではなく【点】」になってしまう

たくさんのいいねや共感の声があったので、ほかのフォロワーさんも似たような悩みがあったはずであり、恥をしのんで質問してくれた「まる。」さんに拍手を送りたい👏



※せっかく「波」を読んでその方向にエントリーをしても、トレンドに対する保有時間が短ければ負けることもあるという例

画像35


ロウソク足単体の「点」ではなく、複数本のロウソク足である「線」(ナナメの波)で考えるようにして、エントリー足のロウソク足5本くらいは保有するようにしてみよう。(これが横軸である時間の概念:1時間足なら5時間、日足なら5日間は保持)



そうすることで「チキン利確」と呼ばれるプロスペクト理論にも打ち勝つことができ、握力が格段に増して利益を最大限に伸ばすことができる。

※チキン利確とは、狙ったpips(縦軸)だけを考えてしまい、なかなかそこに到達しないことで焦ってしまい微益で利確をしてしまうこと。横軸である時間の概念を取り入れることで解決することもある。



これは「横軸」である時間の概念を加えると、より分かりやすくなる。




ちなみに、「波」(ナナメ線)とロウソク足との関係というのは、どの時間足でも同じことだからここは特に意識してほしいところ。


たとえば日足の「ひと波」を獲りに行くなら、24時間×5本分=1週間は保持するつもりでいるとか、15分足の「トレンド」を獲りに行くなら20本くらい(5時間)は保持してみようとか。(横軸=時間の概念)



自分がよくエントリーしている時間足で考えてみることが大切となる。



この、【ある一定期間の「波」やトレンド】と【ロウソク足単体】との因果関係を理解しているかどうかは、「波」を考える上では必須条件となる。






【ある一定期間の「波」やトレンド】における【陽線と陰線の割合はほぼ同じ】


さきほどのnoteで学んでほしいことはもうひとつあり、特に②についてが『ずん流波理論』を説明するにあたって重要なこと。



「波やトレンド」と「陽線と陰線の割合」はあまり関係なく、およそ半分ずつになること。



この概念は本当に大切であり、チャートや「波」の本質であると考えている。



GOLD4時間足の下降トレンドで、最大1700pipsも下がったこの最新のチャートでも、陽線と陰線の割合はほぼ半分

画像7



このチャートをみて分かることは、

・陽線と陰線の数がほぼ同じ

・どんな一方的なトレンドでも必ず上下の「波」をつくる(調整波の存在)

・「波」には一定の波長や周期といった規則性(リズム)がある



では、いま説明した「波」のことをふまえたうえで、『ずん流波理論』について深堀りをしていく。




画像25






第三章:『ずん流波理論』 ~基本~



わいが上記の「どんな波動でもトレンドでも、陽線と陰線の割合はだいたい同じ」ということを理解してからは、必ず押し目や戻りをつけるというチャートの仕組みや原理がわかり、勝率や成績が劇的に向上した。



今回の『ずん流波理論』ではその神髄を余すことなく伝えようと思う。



わい的にはいまから書くことが真理であり究極であると思ってるし、正直いうとこの情報を無料でだすこと自体も非常に悩んだ。



しかし、この有益な情報をみんなに伝えることで勝てるようになるひとが少しでも増えるなら、わいとしても嬉しいから、今回のnoteでぜひとも「何か」を学びとってほしい。



ちょっともったいぶったけど、いまから『ずん流波理論』の真理と極意を画像で説明するから全集中の呼吸で刮目してね。








画像36







画像9






ここで終わったらさすがに怒られる?w



でも『ずん流波理論』の基本概念はガチでこれなんだよね。




ほな詳しく説明していくけど、大前提としてどんなトレンドでも陽線と陰線の数が同じということは、これまでのnoteで何度も言っていると思う。


画像10



陽線と陰線の数が同じということは、つまり「どんなチャートでも細かく分解していけば最終的にはこうなる」ということ。



ではこれをもう少しチャートっぽくしてみようと思う。



画像11



どやろか。概念としてはなんとなく理解できた?



さっきの平坦なやつとこれの差は、波の波長(横幅)はほぼ同じだけど、ひとつひとつの波(ナナメ線)の陽線と陰線の長さが違うという感じ。


画像37




めちゃくちゃ強いトレンドだとしても、イメージはこんな感じ。


画像13

画像66





『ずん流波理論』で重要な考え方

画像50


この画像は『ずん流波理論』を理解すればするほど価値のあるものになっていくから、いまは分からなくてもぜひとも覚えておいてほしい。




特に一番したの細かい波の画像が、これに見えてくると立派。

画像68




チャートとは波であり、一定の周期や波長が存在する。


画像14




波動についてはチャートパターンにもよるけど、波の周期や波長(横幅)というのはそこまで大きく変動することはないし、チャートが上下する理由については「陽線と陰線の本数が違うのではなく、陽線と陰線の長さが違う」ということである。





≪波の波長は一定で、陽線と陰線の長さによってチャートが動く例≫



🔷上昇トレンド

画像50



🔷レンジ

画像51



🔷下降トレンド

画像52




ついてこれているかな💦





これはたとえ時間足が違ったとしても関係なく機能することだから、実際のチャートを見てみたいと思う。



画像16


画像17


画像18


画像19




都合のいいところを切り取ってドヤるつもりはないから、2021/03/04時点の実際のGOLD(XAU/USD)の最新チャートを使ってるよ。



ここまで『ずん流波理論』を読んでみて、「波」のなんとなくの概念すらも分からないひとはたぶん『ずん流波理論』とは相性が悪いから別の勉強をしたほうがいいと思う💦




まあ実際のチャートというのはどうしても時間帯によってボラが違ったり、ファンダメンタルズも影響するから「必ず一定の周期というわけでない」ことは注意しなくてはいけない。



でも、概念としてこれを覚えておくかどうかで、エントリーや利確のタイミングに致命的な差がでることがある。



だってパッと見で、陽線と陰線が集まってる箇所が違うよね。

画像67

画像20



波に逆らったエントリー(逆張り)をすると、もはや負けるべくして負けているということ。

画像21



ちゃんと「波」に合わせたトレードをしていれば、よほどのことがない限り負けるわけがないよね??(順張り=トレンドフォロー)

画像22




画像23



たぶんそれがいま一番聞きたいことかな?




わいはリアルタイムで「波」を把握するために、どうにかして「波をチャート上に表示できないのか」ということを考えていろいろと試してみた。



それが次章で説明する「波の可視化」であーる。





画像26






第四章:「波」の可視化



これもまずは以前かいたnoteを見てもらったほうが良いかな。


ずん流「MACDの解釈とエントリー手法」の中の、

おまけ:波の可視化



「波」を可視化することは非常に大事



さきほどまでの章で「波」の重要さを学んだと思うけど、それを実際のチャートで使えなければ意味がない



過去検証をして「あーだった、こーだった」というのは誰にでも言えるから、重要なのは右側が見えない状況で「波」をどう把握するのかということ。



そのためにはチャート上に「波」を可視化してあげることが一番確実であり手っ取り早いと思っている。



さきほど紹介した記事で書いたように、わいは当初MACDを使って「波」を見ていた。(いまはRCIを使っている)

※ちなみにこのMACDの設定値はデフォルトのまま変更なし

画像24



この画像をみてどうかな。



もしもトレード中にこの波が見えていたら負けるわけがないと思わない?

画像27



まあこれは完成されたチャートだから後付けでいくらでもいえることなんだけどねw

実際にいま現在のチャートをみると、価格が下がってるのにMACDは上がり始めているから矛盾が生じている。※ダイバージェンス



ちなみにどうして「波の可視化」をするためにMACDだったのかというと、色々試してみてロウソク足との相関性が高いと思ったから。



ふつうのMACDの使い方とは違うけど、わいは「波」をみるためによく使ってた。



移動平均線(MA)でもいいと思ったけどちょっと鈍かった。
(期間を短くするとダマシが多すぎるし、EMAでもそこまで変わらない)

画像28



もしもこのnoteをみて「波」っていいなあと思ってもらえたら、自分なりのインジゲーターを使って「波の可視化」をいろいろ試してみてね🤣



いかにチャートで「波」を見つけることができるか、それに逆らわずに乗ることができるか、ということが非常に大切。



だって波に逆らわなければ負けにくいハズだから!

画像53



「波」をみるためには、圧倒的にRCI(ずんオリジナル設定値)を使うことをオススメするけど、とりあえず「現在の波」をみるだけならMACDでも大丈夫だと思う。



でもあとから説明する、「下位足での波」や「上位足での波」についてはMACDでは可視化できないからそこには気をつけてほしい。



とりあえず上位足の波を表示させたい場合は、移動平均線(MA)で代用できるから次章を見て欲しい。






第五章:「上位足の波」の可視化



さきほどの「波」を把握できた場合、さらに勝率を高めるためには、「上位足の波」に逆らわない、ということを徹底する必要がある。



「上位足の波」をRCI以外でどうにかして可視化したいひとには、移動平均線(MA)が代用できるからオススメしたい。



さきほどのチャートをみたときに「下降トレンド」ということがわかると思う。

画像29



だからこの下降トレンドについては、ロングをとるよりショートをとるほうが順張りとなり、圧倒的に効率が良いということ。



つまり、いまのチャートに「上位足の波」を表示させることができれば、『ずん流波理論』はさらに確実性が増す。

画像30




「上位足の波」というのもわいの場合はRCI(ずんオリジナル設定値)を使って表示させているけど、そもそもRCIを使っているひと自体が少ないと思うから、代わりに長めの期間のMAを使ってみてほしい。



100MAや200MAなどの「長めの期間」をつかうことによって、上位足の方向性がわかるからそれに逆らわないようにすることで飛躍的に勝率があがるから積極的に使ってみて!

画像31


この場合でいうと、「上位足の波」が下向きになってるから、ショートを狙うということ。




ただし、さきほど説明したとおり、MAだと「波」としての反応が鈍いから、とくにトレンドの切り替わりには「ダマシが多くなる」から注意が必要だということを覚えておいてほしい。

画像32





結構長くなったから疲れてるよね💦




ちょっと休憩~~~


画像48







第六章:『ずん流波理論』 ~深淵~


※ちょっとこの章は初心者さんには難しいかも💦


さて、ここまで「波」についていろいろと書いたけど、実はまだ『ずん流波理論』のごく一部でしかない。



なぜならいままでの説明では現在の時間足の「波」がメインあり、『ずん流波理論』では「下位足の波」や「上位足の波」を複合的に考える必要があるから。

※上位足の波は少しだけ書いたけどね



以前わいがツイートした内容をもう一度みてほしい。




「現在の足の波」を理解できても、勝てるわけではない。



「下位足の波」と「上位足の波」も同時に意識しないといけない。



では実際に、この画像で「各時間足の波」を見ていきたい。

画像36



まずは、「現在の足の波」

画像37



続きまして「下位足の波」

画像38



さらに続きまして「上位足の波」

画像39


ちなみに「上位足の波」とは、今回でいうと「日足の波」

画像40





なぜ「下位足の波」と「上位足の波」を意識する必要があるのかというと、狙いにいく「波」(足の本数)が違うため。




この画像は「現在の足の波」だけど、ロウソク足の平均は約20本くらい。

画像41



ちなみにこれは通貨ペアや時間足によって「波の周期や波長」はバラバラであり、ぴったり同じになることは少ないけど、わい的にはどの時間足でもだいたい20本~30本くらいが「現在の足の波」であると認識している。




同様に、「下位足の波」は5本~7本くらい。

画像46




「上位足の波」だと100~200本をイメージしている。

画像47




わいが考えている「各時間足ごとの波=およそのロウソク足の本数」は、通貨ペアや時間足によって変わるから、そこは自分自身がよくトレードしている通貨ペアや時間足で検証をしてみてほしい。





ここで大事になってくるのは、「どの時間足の波」を狙うのかを明確にするということ。



これが本当に大事で、「下位足の波」「現在の足の波」「上位足の波」のどれを狙うかということ。



「どの時間足の波」を狙うのかを明確にする。




たとえば、ドル円4時間足のチャートを根拠に、エントリーをした場合。

画像45



・「現在の波」を狙うならば、ロウソク足30本くらいの波(5日間)

画像47



・「下位足の波」を狙うならば、ロウソク足5本の波(20時間)

画像46

※下位足の波を狙う場合は、逆張りの調整波狙いも可



・「上位足の波」を狙うならば、ロウソク足150本の波(25日間)

画像47



というように、狙いにいく時間足によって保有時間が圧倒的に違ってくるし、エントリータイミングや狙う値幅や損切り設定値も変わってくるハズ。



何度も言っている通り、ロウソク足の陽線と陰線は同じ数であり、チャートは必ず押し目や戻りをつける。



自身がどの波を狙うのかを決めていないのであればそれは非常にマズいことだから、「どの波を獲りたいのか」を意識することから始めてみよう。





では最後に、実際にわいがどのようにこの『ずん流波理論』を使ってエントリーなどをしているのかを説明したいと思う。




画像54




第七章:  実際のエントリー



ほな、わいがこの『ずん流波理論』をつかって、どのようにエントリーしているのかを説明していく。



といっても「波」さえ意識できれば普通に勝てるから、いままで説明したことが全てなんだけどね🤣



一応「どの波を狙うか」によって考え方や「注目する波」が違ってくるから、それを説明していきたいと思う。




🔶現在の波を狙う方法🔶


①現在の波を狙うためには、まずは上位足の波を確認する必要があるので、RCIや長期間MAの向きをチェックする。(現在は下向き)

画像55



②波は周期的にやってくるから、焦らずに戻りを待つ。

画像56



下降トレンドを意識して、前回安値をブレイクしたからといって「波」の下限でショートをして負けるパターンが多いのではないだろうか。

画像57



きちんと「波」を理解して、陽線と陰線の数が同じであり必ず押し目や戻りをつけるという理論がわかっていれば、「波の下限」でのショートはしないはず。

むしろこの付近は、あとから説明する「下位足の波」での絶好のロングポイントとなる。



③利確ポイントは「現在の足の波」の下限。

波の上限まで待ってエントリーをしたわけだから、エントリー時に上の方にいた「現在の足の波」が下にいったタイミングが利確のポイント。

画像58


このときにチキン利確にならないように、「現在の足の波」が最大限の効力を発揮するためには「ロウソク足30本くらい」ということをイメージしておく。


今回は4時間足のチャートだから、「30本=120時間(5日間)くらいは放置だな」という気持ちで。

1分足なら30本=30分
5分足なら30本=150分
15分足なら30本=7時間30分
1時間足なら30本=30時間
日足なら30本=30日間






🔶上位足の波を狙う方法🔶


これは正直いってさっきと同じ。


日足のチャートで「波」をみて下限まで狙うだけ。

画像59



日足のチャートだとこう。

画像60

4時間足に落とすと上の画像のように見えるだけ。






🔶下位足の波を狙う方法🔶


わいはスキャルピングが好きなので、どちらかというとこっちをメインに使っている。

※ちょっと語弊があるかもだけど、どの時間足でもロウソク足5~7本の足を狙うのは【薄利をこそぎ取る行為(スキャルピング)】だと思っている。

※4時間足の5本だと「20時間の保有」だけど、4時間足チャートからみたら20時間なんてごくわずかな時間だから。



「下位足の波」を獲りに行く「スキャルピング」は非常に勝率が高く、上位足より下位足の方が「波」が規則的に動くという原理がある。



これは「現在の足の波」よりも「下位足の波」の方がブレが少ないということなんだけど、ちょっと言語化が難しいから「そういうもの」だと思ってほしい💦



あえていうならこの画像がすべてという感じ🤔

画像62


画像65


陽線(青)と陰線(赤)の数に注目してほしい。下位足になればなるほどブレが少なくなる。



波を細かく分解すればするほどブレにくいということなんだけど、なんとなく理解してもらえるとうれしいなあ。



実際のチャートを見てもらっても、「現在の足の波」や「上位足の波」を狙おうとした場合は調整のアゲがくるからブレてしまう。(陽線がある)

画像70



しかし、「下位足の波」を狙う場合には、5~7本くらいだと陽線や陰線が連続することが多いから調整のアゲサゲに関係なく、勝率が高く狙ったとおりに獲得できることが多い。

画像71






それに、5~7本を狙うならば【調整波】も獲ることができるから、効率がとても良いことが気に入っている。


画像61



画像65


詳しくは説明しないけどこんなかんじ。






さいごに



これでもまだ全然『ずん流波理論』は伝えきれていないんだけど、概要としてはこんな感じ。



ちょっと最後は難しくなっちゃったけど、とにかく「波」を意識することで見えてくる世界が全く違うものになると思う。



さらには「どの時間足の波」を狙いにいくかということが非常に大事で、それによって勝率や損益比、期待値や保有時間が変わってくるから、しっかりと「狙う波」を意識をしようというお話し。




きちんと「波」の周期などを意識して、それに逆らわないようにトレードすれば「よほどのことがない限り負けない」ということが分かってもらえたら嬉しい。







最後になるけど、この『ずん流波理論』は、こんど出す予定の『ずん流RCI』と抜群に相性が良い。



ちょっとここでは設定値とかバレちゃうから画像を載せることはできないけど、『ずん流RCI』は「現在」「下位足」「上位足」の全ての「波」を1枚のチャートに表示させることを目的に作っている。



わいはマルチタイムフレーム分析が大好きだけど、パソコンの画面を分割するのはあまり好きではない。(ひとつあたりの画面が小さくなるし、俯瞰的に見れなくなるから)



だからわいはひとつの画面に、いろんな時間足の情報を表示させることに注力している。(わいのMA《MTFと呼ばれるカクカクのインジ》もそんな感じ)



RCIも同じで、ひとつの画面に、いろんな時間足の「波」を表示させている。



パッと見たときにシンプルに波が分かりやすく、それに沿ってトレードすることで勝率がよくて利益も伸ばしやすい仕様になっていると思う。



イメージとしてはこんな感じ。
※実際はRCIを6本表示する

画像66


さらにここに「下位足の波」も表示させることによって、より詳細な「波の可視化」ができ、視覚的にも狙うべき波が分かりやすくなっている。



あるひとに『ずん流RCI』を教えると、「これRCIだけ表示させとけば。むしろチャート(ロウソク足)いらなくないですか?w」とまで言わせたくらい使えるツールになっている。



さすがに『ずん流RCI』は有料になるから、もし興味があるひとは購入を検討してもらえると嬉しい😇







結構長くなっちゃったけど、ここまで読んでくれてありがとう!!



もしタメになったよってひとは「スキ」してくれると喜ぶよ❤



みんなが少しでも勝ちに近づきますように🙏



ほなまた!!!



おわり



ずん









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?