ザッツこいちゃん第1回 民謡クルセイダーズ「エコーズ・オブ・ジャパン」

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好きなんですよこのアルバム。
民謡クルセイダーズさんで「エコーズオブジャパン」でございます。


民謡クルセイダーズ。
学がない僕なんかはヒッピーで強そうでいいなぁくらいに思ってたんですけどこれ調べてみたらクルセイド(crusade)っちゅうのは社会活動家とか十字軍とかそういう意味らしいですね。つまりは民謡をクルセイドしてきましょうってことなんですわな。まったくヒッピーで強そうで良いじゃないか。


そんなこんなで聴いていきます。
1曲目「串本節」。
初っ端から民謡っぽくないベースのイントロがたまらないですね。
しかしなるほど。このラテン感というかレゲエ感というかファンク感というかオリエンタル感というか。愛すべき日本民謡をリズムと融合することでこの21世紀に再び再生させる。それが「民謡クルセイダーズ」なんでしょうなぁ…。
みたいなことがHPのアーティスト紹介に書いてありましたのでそうなんだと思います。


こいちゃんチョイスは以下になります。
#4「真室川音頭」#6「秋田荷方節」#8「炭鉱節」#9「会津磐梯山」

出身の方はもちろんですけども、行ったことある地域、ない地域、想像しながら聴くのがこれまた楽しい。
うーむ通して聴けば聴くほどシラフで踊れるアルバムだなと。イギリスで海外ツアーなんてのも2019年はされたそうですけども、日本の民謡でUKの皆さんが踊ってると思うとそれはそれは痛快な話ですばらしいんじゃないでしょうか。いやぁ、かっこいい。

アルバムの最後はフロントマンである本物の民謡歌手フレディ塚本さんの独唱で終わります。

「はぁーせっかく馴染んだ皆様と
 今日はお別れせにゃならぬ
 いつかまた何処で会えるやら
 それともこのまま会えぬやら
 想えば涙がぱらりぱらりと」

ラジオの最後に無理やり使ったろかいなと。
アルバムならではの喜びみたいなもんをくれるのは非常に嬉しいですね。

いやしかし民謡歌手のフレディ塚本って、そりゃかっこいいよ、あんた。