だって経験しないとわからないんだもの…

これは、私の複数あるTwitterアカウントのうちの一つで起きた出来事です。

私のTwitterにおけるライフハック?のうちの一つに
クソリプ、クソツイを繰り返す人を「クソリプスター」と言うリスト化して観察する
と言うものがある。
まぁ本当に観察しているだけで、反応することはない。
ただただ、眺めているだけ。
なんの意味もない。
強いて言えば
「自分はこんな風に文句ばっかり言う人間じゃなくてよかった❤️」
と安堵する材料にしているくらいだろうか。

もともとクソリプ、クソツイを繰り返す人に興味があった。
まず、知らない誰かに興味がない
ましてや、知らない誰かに自分が著しく傷つけられたわけでもないのに、何故そんなに怒りが湧いてくるのか?と疑問を持たずにはいられなかったし
そもそも、犯罪や人を傷つけるような意見や行動以外であれば正解も不正解ものちの結果次第じゃないの?
なんて考えの私にとっては理解不能な存在だったのだ。
(幽霊や宇宙人と同じかもしれない…)

観察していると、クソリプスター達にいくつか共通点があった。
・匿名で顔を出していない
・炎上案件以外ツイートをほぼしない
・一つのネタで4.5日叩き続けることができる
・クソリプ、クソツイを正義であると思っている
・ブーメランが多い
・人の話は聞かない
・話をすり替える
文章は違えど、統一性がある事に驚いた。
もう同じ人間がアカウントを変えてやっているんじゃないかと思うほどに!


観察を続けて、2〜3ヶ月経った頃
ふと自分の中に興味が湧いた。
「この人達が文句をつけている事に関して、自分が自信を持って説明出来ることをとことん説明したらどう言った反応をするのだろうか?」
それは漠然とした興味だった。
実行するには諦めず、最後までやる精神力と時間が必要だし、そんな事は無駄だと言われるだろう。
話を聞かない人に説明したところで、どうにもならないのは経験済みだ。
しかし、この好奇心…どうしようか…。

そんな時、絶好のチャンスが訪れた。
私がツイートした内容にクソリプスターの1人が食いつき、自身のツイートで怒りを露わにし
「考えが甘い!」
「仕事を舐めている!」
「こう言う女は男に媚びを売って生きてるやつだ!」
と雑言罵倒を繰り広げていたのだ!

よくもまぁ、知らない人の事を妄想の風呂敷を広げてここまで叩けるものだなぁ

と感心した。
と、同時に怒りも湧いた。
「何故得体の知れない、顔も名前も出さないなんの責任も取る気のない人間にここまでの事を言われなければならないのか。私の仕事を一度でも見たことがおありなのか?」と。

余談ではあるが、私は元々瞬間湯沸かし器のような激情型の人間だ。
しかし、怒りという感情をちゃんと相手にぶつけることが得意ではない。
大体において相手の方がヒートアップしてしまい、話を遮られるため意見を言う暇を与えてもらえないのだ。
そんなの相手はスッキリするかも知れないが、私は消化不良。モヤモヤがずっと心に残り、膿のように溜まってしまう。
そう言った経験を重ねてしまったため、さも「温厚ですよ〜」という顔をして生きてきた。
しかし、最近になってどうであろうが、ちゃんと怒るべきだ!と考え方が変わってきた。そうでないと、自分が可哀想だ!
なので「ちゃんと冷静に怒る」が私の目下のテーマである。

そんな時に現れた、千載一遇のチャンス!
相手は私に喧嘩をふっかけてきた!自分の好奇心の為にも、冷静に怒る練習の為にもなるのでは?と珍しく喧嘩を買ってみる事にした。

喧嘩を買うにあたって、一貫して守ろうと決めた点がある
・感情的にならない
・自分は話を変えない
・相手が怒っている点の発言の理由を全て説明する
・相手の意見も尊重した上で、根拠のない罵倒のみを撤回してほしいという姿勢を貫く
・相手からリプが返ってくる限り最後まで付き合う
・相手の罵倒はしない
それがこの6点だ。
自分をクソリプスターと同じ位置に貶めないための絶対ルールであり、自分の怒っているポイントと譲れないものはなにかを明確にしなくては説明を行えないと思ったのだ。
あくまで、冷静沈着に「私は君と同じ泥はすすらないよ」という思いを胸に戦いの火蓋は切って落とされるのだ!!


と、ここでツイート自体を見ていただきたいのだが…喧嘩も相手あってのこと。
しかも相手はクソリプスター!何を言われるか分かったものではない。残念ながらお見せすることは叶わないので、結論と感想だけで許してほしい。


クソリプスターは手を変え、品を変え、怒りをぶつけて来た。だがことごとく「それは違います」「そういった意図はありません」「意見の押し付けではなく、理由の説明と訂正をお願いしています」を貫き通したのだが…まぁ、人の話を聞かないのがクソリプスター。
リプが毎回違う点を突いてくるので、説明をするのに骨が折れた。140文字の制限下というのはなんとも不自由なものだ。
終いには、多分私を困らせたいだけのリプが飛んできたが、そんなんでへこたれる気はさらさらない。困るくらいであれば最初から喧嘩なぞ買っていないのだよ🤷‍♀️
と応戦していたら、相手が疲れたのか諦めたのか…リプは返ってこなくなってしまった。
ん〜これは…勝利…なのかな??
なんとも骨がないやつだった。


こうして、クソリプスターとの戦いを終えて分かったのは
・信念を持つ怒りは、ちゃんと貫き通した方が後悔の念がない
・怒る際も美学は必要
・人の話を聞かないというのは、最大の罪だ
・クソリプスターは蔑む対象であり、建設的な話ができる対象ではない
と言うことだった。
今回の戦い、時間と頭をフル回転させただけあって私としては得るものが大きかった。
何より、「ちゃんと冷静に怒る」ができた成功体験は何よりの財産となった。

ただ一つ、懺悔したいことがある。
それはTLを汚してしまったことだ。
私のフォロワーさん達よ…申し訳ない。
願わくば、こんな一面もあるのだと寛大な心で見守ってくれていたら幸いだ。
これからもよろしくお願いいたします。
(まぁ、懺悔したところで、このnoteを知っているのは1人しかいないのだが)

最近ハマっている、反逆のルルーシュというアニメがあるのだが
その第1話に心に残るルルーシュのセリフがある

「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ」

言葉は、弾丸のように人を撃つこともあれば
春の穏やかな空気のように暖かく人を包むこともできる。
もし、あえて言葉を撃つ時は、撃たれる覚悟を持って発言しなければと。
そしてできれば、なるべく優しく包み込む言葉を選びたいものだと思った。

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