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パラMIXを時短するべくして編み出したやり方と考え方:その①

DTMをされている方でもっとも時間をかけたくない工程がMIXだと思います

MIXだけで何回も書き出して別の環境で聴いてみて「あー、またやり直しだ」
「ヘッドホンとスピーカーで聴こえる音が違う」っといった経験があるかと思います

さらには2mixがうまくいったのにマスタリングでうまくいかなくなってまたやり直しだ!
これだけでループして1週間以上もかかってしまったorz
曲作りよりもMIXの時間の方が長いんじゃないか…
僕もこの経験に苦しんだ時期がありました!この工程はなるべく早く終わらせたい!
そう思ってある日ふとこう思いました
「まずプロのエンジニアに勝つのは機材とか設備からして無理なんじゃないか…」と感じました

ならば一般人に聴いてもらって違和感なく普通に聴こえるMIXで考えればまだなんとかなるんじゃないか!という発想にある日を境に切り替えました
そもそも創作活動は個人が伸び伸び楽しんでやるのが大事なのだから神経質になりすぎては制作自体が嫌になりかねないです

関連記事:創作活動は堅苦しく考えすぎなくても良いのではないか?1週間で25曲のギターを弾いたLanさんから感じる完了主義の大切さ

そうなってしまっては本末転倒です
いち早く僕はあのストレスのかかる工程を素早く終わらせるために色々研究しました
今ではパラMIXは2~4時間程度の作業時間で終了します
その結果、僕以外の人でも実践できる方法を編み出したので紹介したいと思います
いきなり全部をこの記事に集約するのは難しいのでシリーズ化していきます
なお一部限定公開としていますのでご了承ください

●エフェクトをいじる前にフェーダーで音量バランスを取れ!

エフェクトをいじる前にまずはフェーダーで音量のバランスを取りましょう
これは必ず!!そして基本フェーダーは下げめで使います
もちろんフェーダーを下げるので全体の音量も下がるわけです
「音が小さくなって処理しにくいんだが...」っという発想に誰しもが一度はなりますが
その場合はIFのOUT PUTの音量で聴こえやすい音量に調整すればいいのです
フェーダーで全体のバランスを取った際にもちろんマスターボリュームのピークレベルは超えてはいけません
僕の場合は大体-2.0db~-4.0dbほど余裕を持たせています

●不必要なエフェクトの挿しまくりはやめる

なんとなくとか、ネットで見たからっていうのを元に全ての情報を鵜呑みにした結果
エフェクト挿しまくり状態に陥っている人を見ることがあります
エフェクトは基本4つまで、しっかりとした理由がある場合に限り5~7ほどにしています
ネット見たことはあくまでも参考やきっかけ程度に考えて実際に自分が試してみてしっくり来るかどうかで判断するのがベストだと感じています
ちなみに僕の場合は今はネットの情報で得たやり方はほとんどありません
DTMスクールに通って実際に体験して学んだ方法や自分で試行錯誤して編み出した方法のみです

●音量と配置で完成形が見えてくる

音量のバランスと音の配置さえ決まってしまえばあとは完成形が見えてきます
バンドサウンドの場合は基本ドラム、ベース、ボーカルは真ん中
ギターのダブリングのLRは70~100ほど(ギターはLRそれぞれ必ず録る)
↑ステレオにしたいため、同じデータを複製した場合はステレオにはならず真ん中から鳴ります
ハモリもLR100に振っています
ちなみにLRに振る場合はインストゥルメントも含めてそれぞれ違うオーディオデータやサンプル、または違うボイシングになるようにしています
広がりが出ない!と言って悩んでいる人の大体の理由が複製してLRに振ってるだけです
関連記事:ステレオとモノラルについて理解してないと広がりを作れない!?
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