DTMで完全に心が折れた瞬間が転機だった

ちょうど1年前の話なのですがとあるバンドさんが打ち込みからREC、MIX、マスタリングまで全行程セルフで音源を作り発表していました

当時の僕は自分なりに手応えを感じながら制作をしていたのですが

そのバンドさんの音源を聴いた瞬間に「全ておいて負けた」と感じました

部分的にとかではなく全て負けてると確信したのです

それがまさにDTMで心が折れた瞬間でした

そこからどうやって立ち直り、自信を付けていったかの話を記事にしておきます

●機材一式を新しくしてみた

とにかく全てにおいて負けていると自覚していたので

まずは一番解決しやすいところはどこかを考えました

一番先に改善できるだろうと出た答えが機材投資

当時使っていた機材類を一新してアンプシミュレーター、ドラム音源、ベース音源、モニタースピーカー、ヘッドホンなど出音で負けているならば今すぐにでも機材を新しくしていけるところは変えてみて試行錯誤してみるべきと判断しました

なのでそこから丸ごとごっそり機材を変えました

●ありとあらゆるノウハウや情報を調べたり、聞いたりしてみた

当時ネットの情報や本、DTM教室などで今すぐにできる情報収集をしていました

昔通ったライブハウスのPAさんにMIXやマスタリングについてコツを聞きに通った時期もありました

とりあえず今、自分ができる情報収集は片っ端からやってみようと思い

いわゆるハングリー精神が一番強かったのがその頃だったと自分でも感じるくらいでした

何にでも言えることですが情報を知っているのと知らないのとでは大きな差になります

●ひたすら量をこなしてみた

特に大きな差になっていると感じたものがMIXとマスタリングでした

なのでひたすら量をこなしてありとあらゆるものを試してみていました

いわゆるトライアンドエラーをひたすら続けていました

「どう頑張ってもあの音圧にたどり着かない!」そう感じてしまい

自分はDTMには向いてないんじゃないかと本気で悩んでいました

しかし、ひたすら量をこなすことで大事なことで気づいたことが一つ

「また同じことをしている、これでは結果はまた同じだ、方法を変えないことには結果は何も変わらない」という考えを持つようになりました

●試行錯誤により自分だけのノウハウを持った

ネットの情報や本などあらゆる場所で情報は摂取できますが

それらを試してみても僕の場合はピンと来ずにしっくりきませんでした

そこで自分なりのやり方や発想を持ち、繰り返し検証と修正をした結果

目標とする音源に辿り着くことができるようになりました

いわゆるオリジナルの方法や考え方を量と知識と工夫を繰り返すことで身につけたのだと感じています

今思い出してみるだけでもまさに修行に近い日々だったと思います

●壁は乗り越えるか壊さないことには前には進めない

明確な目標を決めてからは行動は早くするというのをいつも意識していることですがもちろん壁は発生します

しかしその壁は乗り越えるか壊さないことにはたどり着きたい場所には進めないのです

そこで壁を乗り越えようとするのか諦めてしまうのかでは諦めた場合はそこから可能性はゼロになってしまいます

一度明確な目標ができたら全ツッパで攻めてみることに大きな価値があると考えられるようになりました

なぜならその過程で学ぶことが絶対にあるからです

●終わりに

完全に心が折れたあの時から今では逆に試行錯誤した日々が自信になっています

DTMをしているうちにきっとどこかで「圧倒的に今の自分では負けてしまっている」と感じるハイクオリティな音源に遭遇することがあると思いますが

そこでいわゆる壁を乗り越えることができればきっと自信になるはずです

心が折れた瞬間こそチャンスだと背中押したいです!!

というわけで今日はこの辺で!ではまた



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