人生の幸福感って色んなことを 「自分で決めたかどうか」 という自己決定感で左右されるんですって。 神戸大学の調査で「所得や学歴よりも自己決定が幸福度をあげる」なんて結果もあるそうです。

これはそうだなって思っていて、例えば、親に「あの大学にいきなさい」と言われて進学して「あの就職先にしなさい」と言われて就職して「あの人と結婚しなさい」と言われて結婚したとしても、なんだか全然満足度がないと思うんですよね。

調査結果には

とあって、自分で決めるということは自分で責任を取るということであり、人生や環境をコントロールできるという感覚になり、それが自己効力感（自分の能力を信じること）に繋がっていくのかな？なんて思ったりします。 これと同じで「親が喜びそう」とか「親を安心させたい」という理由で、色々決めていくのはあんまり楽しくないと思うんですね。というのも親が好むもとと自分が好むものが全然違っていた場合、すごいストレスになると思うんですね。 そんな私も進学先を親に決められてしまったので、大学が全然楽しくなくなじめなかったんですよね…。

親を理由にするといい事が一つだけあって、それは「親のせいにできる」ということなんですね。 親に言われたからって、結局は選択した自分の責任なんですが、それを棚に上げて、自分の失敗を直視しないですむわけです。でも、親の言う通りにして望まないことをして、ストレスためながら失敗の言い訳を考えるというのは何ともパフォーマンス悪くなりそうな感じです…。 なので、親の意見が的外れだとか時代遅れだとか、親がそもそもヤバい人だったら、バンバン自己決定していって自分の人生における主体者であるという感覚を取り戻していくのがいいよなーと思いました。

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